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2011年 地震津波原発Twitter

 今年を振り返ると、やはり3.11を抜きにはできないでしょう。私は、3.11までは原子力発電は廃棄物処理技術の問題と、事故が起きたときのリスクの大きさから、どんどん進めていくことには懐疑的でした。3.11以降、事態の推移を見、改めていろいろと勉強をしてみると、考えが変わってきました。
 500年後、人類が生き残っているとしたら、チェルノブイリと福島の3.11が原子力エネルギー利用技術を人類が手にするターニングポイントだったとの歴史的評価になるだろうと見ています。一時的には、ある種の恐怖心と技術的手段の未成熟から手を引くようになるかもしれませんが、制御不能なエネルギーではなさそうです。放射性物質や放射線の人間への影響についても、いろいろ言われていますが、「恐怖心」を取り除いてデータを見ていくと、見えてくるものがあります。50年も経ったら、完全に決着がつくはずです。
 天邪鬼かもしれませんが、特に意識してそうしているわけではありませんけれど、時流には乗れないようです。

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 原発事故に関連して、日本の知識人たちがいろいろと発言していますが、いい加減な人がたくさんいるなぁという感じがします。この教授なんかは、むしろかわいいほうかもしれません。
 今年1月にはじめたTwitterは、なんとなくなじめていませんが、ある人の発言がためになるので、続けています。ある人とは、東大の早野龍五教授。震災直後から、物理の専門家として知見をTwitterで流し続けています。常に冷静で、説得性がある情報です。最近では、子供の内部被爆を防ぐために学校給食を丸ごと1食分ミキサーにかけて放射性物質を測定する提案、さらに内部被爆をしているか否かを調べるホールボディーカウンター(WBC)の校正プログラムがまずくて誤検知している問題を取り上げて改善策を提案しています。冷静で賢い人だなぁと思います。
 この方のことを調べてみたら、1952年1月3日生まれ、1970年東大入学とあります。私とは同学年になります。前年の1969年は東大紛争の影響で入試が行われません。1970年の東大は例年にない難関だったはずです。
 私は、高校3年のときに、学校が募集したので友人と2人で「話の種に」と東大摸試を受けたことがあります。結果は、なぜか倫理社会だけは偏差値70台で合格圏内でしたが、あとは予想どおり散々。
 もう少し調べたら、この方幼いころに「鈴木真一門下」でバイオリンを習っていたとのことです。実は私も地方都市で「鈴木真一門下」のバイオリン教室に通っていました。早野氏は、おそらく当時数千人いたと思われる門下生の中から選抜されて米国公演ツアーに行っています。でもバイオリニストは志さなかった。私は地区予選で敗退。バイオリニストなど、志すか否かというところまでも行かず、中1で嫌になってやめています。
 同時代に同じような期待のもとに育てられたとしても、そこはダイヤモンドと石炭の違いかもしれません。
 私は、鈴木真一氏から直筆の色紙をもらっています。そこには「己を欺かず」と書いてありました。「欺かず」が読めなくて、辞書を引いた覚えがあります。それ以来「自分を欺かない」とはどういうことだろう・・・とずっと心に引っかかっていました。早野氏も、同じ色紙をもらったのだと推測します。彼はすぐに読めて、理解できたんだろうなぁ。
 原稿書きにつかれて、たわごとをつぶやいてしまいました。

 

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