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安全靴で飛行機に搭乗して上京

 気温マイナス15℃、外気の冷たさが痛覚を刺激するほどの北海道の山奥から、上京しました。大都会の空気はぬるい。6℃とのことです。その気温差20度。

 9月の第1回目の編集会議から2ヶ月、会議で決まった執筆分担、その後届いたソフトウエアの細かい修正要求、そしてデバグ、やるべきことをやって第2回目の会議に臨みます。最初の構想からはすでに2年近い歳月が流れています。

 自分は「5時からと休日に趣味でプログラミングをしている独学・還暦アマチュアおじさん」であるという言い訳をしたくなったことが何度もありました。しかしJSNDIという公的な法人から有料で発行するものを作っている以上、作者に入る金額の多寡の問題ではなく、アマチュアを口実に逃げるわけにはいけません。細かい要求に関しては、「ソフトウエアの目的から考えて必要か否か」という判断基準でのみで取捨選択をしました。正直苦しかった。ここでは、愚痴をこぼさせてください。でもこういう「つっぱり」があって、結果的によいものができて自分のスキルアップもできるのでしょう。

 ここまでは、自分をほめてあげたい、そういう話です。続いては間抜けな話。

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 勤務を終えて飛行機に乗って上京しました。朝勤務先に着いて、気づきました。うっかりいつものように安全靴を履いてきてしまったのです。私にとってつま先に鋼板が入った安全靴は普段使いの靴です。重いという人もいますが、全く気になりません。自然に私の足に違和感なくフィットしています。でも、山奥の温泉はともかくも(雪道でも滑らない)、花の東京へ行くときはふつうは革靴にしています。まいったなぁ。

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 少々傷がついていますが、黒いですし、磨き損ねた革靴ということで大都会の中を歩くことには何の問題もありません。問題は空港のセキュリティーチェックです。コイルのインピーダンス変化で感知している(原理的には渦電流探傷試験と同じ)空港のゲートでは、必ず引っかかると予見できます。

 「安全靴なんだから安全なんだ」という屁理屈を言ったとしても、セコムの従業員に「めんどくさい客だ」といやな顔をされるだけです。はじめから、靴を脱いでトレイに乗せて、はだしでコイルを通過することにしました。

 パソコンとiPadをいれたトレイ、携帯電話2台・小銭・キーホルダーを入れたトレイ・それにかばんを抱えて順番待ちをしていたところ、係員がはだしの私を見つけて別の人に「スリッパ」と叫んだと思ったらさっと足元にスリッパを持ってきてくれました。

 素早い対応に驚き感謝するとともに、「なんだよ、安全靴で飛行機に乗るひともけっこういるということなんだな」と妙に納得しました。

 どこかで、客商売のひとつのノウハウとして「靴を見ることで、その人の社会的ステイタス、仕事ができる人か否か、お金を持っているか見抜くことができる」ということを読んだことがあります。まさに足元を見る。安全靴をはいているような人間は、どう考えても社会的なステイタスが低くお金にも縁のない人に分類されるのでしょう。えっ!?お前は、足元なんて見なくても一目見ただけで分かるって?失礼しました。まぁ、鴨にされることはない、と前向きに考えておきましょうcoldsweats02

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様です。
大丈夫、出張先でゴルフに行くことになり、道具はレンタルできるけれど靴までは…ということでこっそり安全靴でコースに出たというツワモノもいます。静電靴を示す黄色い靴紐さえ何とかすれば問題ない…と考えるのはB型ですね(非科学的でスミマセン)…。

投稿: niwatadumi | 2011年12月21日 (水) 23時27分

こんばんは。
安全靴は私も2、3回間違えてそのまま帰宅してしまったのですが、最近では開き直って普通に通勤でも履いています。(笑)
パンプスより楽だし温かいし走れるし安全だし(笑)結構好きです。

東京でのお仕事頑張って下さい。

投稿: | 2011年12月22日 (木) 00時00分

すみません、また名前書くの忘れてしまいましたが1つ前のコメントは私です。

投稿: ニコニコ | 2011年12月22日 (木) 17時59分

niwatadumi さん 

ゴルフコースに最後に出たのはもう20年以上前です。クラブは持っていましたがシューズはどうしたのでしょう。多分安全靴ではなかったとは思いますが・・・・。
ゴルフは、前にいた会社で接待の必要からはじめましたが、良い思い出がありません。
定年後はのんびりとゴルフでもできる身分になりたいものですが、無理そうです。

投稿: SUBAL | 2011年12月22日 (木) 19時17分

 ニコニコさん (でしたか)
 
 安全靴派のレディー、ガテン系より良いかもしれません。
 私が得ている情報では、隠れ安全靴派はわりにいそうです。スニーカータイプの安全靴もあって、それを愛用している人もいますが、現場では見分けが付きにくいので禁止しているところもあるようですね。
 鋼のかわりにCFRPを使った安全靴があると、デザイン的にも重さ的にも普通の靴と変わらないものができそうな気がしますけれど、もうあるのかなぁ。
 東京での会議は、有意義でした。様々な制限がある中ですが、私のやるべきことを粘り強くやっていきます。

投稿: SUBAL | 2011年12月22日 (木) 19時29分

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