« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年3月

港と鉄 横須賀編 スチームハンマー・鍛造

 横浜から湯河原温泉に向かう途中で横須賀に立ち寄りました。ほとんど思い付きです。横須賀から何を連想するか・・・私なんぞは山口百恵の「横須賀ストリー」。花の中3トリオ桜田淳子の二番煎じみたいにして売り出していたころはさっぱりでしたが、阿木燿子・宇崎竜童のコンビによって翳りと少しの毒を持った女性歌手として売り出され国民的アイドルへと上り詰めるきっかけになった作品です。歌としては、あまりよいとは思わないけれど変に耳に残ってしまう「これっきりですか」のフレーズ。
 横須賀といえば海軍。JR横須賀駅を降りると、軍艦が並んだ港が広がっており、普通の港とは雰囲気が違っていました。 

Dscn0492

 海軍といえば海軍カレー。ちょうど昼時でしたので、港に面した公園の中にあるレストランで海軍カレーを食べました。

Img_0251

 味?う~ん、なんと申しましょうか、カレーです。何でこれが海軍カレーなのか理由はわかりませんでした。盛り付けも早く、食べるのも早い、文字通りファーストフードとして海軍カレーが普遍化して「普通のカレー」なった、と仮説を立てましたが、どうなのでしょう。

 やはり数々の軍艦を建造した横須賀海軍工廠に行きつかねければなりません。公園の中にあるヴェルニー記念館に、横須賀海軍工廠の前身横須賀造船所、さらにその元になった横須賀製鉄所(1866年(慶応元年)、江戸幕府が建設)にあったスチームハンマーがある、ということでいって来ました。 

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "港と鉄 横須賀編 スチームハンマー・鍛造"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

港と鉄 横浜編 鉄橋・造船・錨

 旅をするときに、テーマもしくは視点とでもとうべきものを持って歩くと面白いものが見えてきます。横浜と横須賀を、鉄という視点で歩いてみました。今日は横浜編。
 まず、みなとみらい地区にある宿泊したホテルの前にあったタンカー高岡丸の錨です。

Dscn0447a

 この圧倒的な迫力。大きな船を流されないようにするものですから、サイズも質量も必要です。

Dscn0446a_2

 石川島播磨重工業横浜工場(現在造船部門は アイエイチアイマリンユナイテッド)ですね。ここは超音波探傷技術の歴史でも忘れてはならないところです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "港と鉄 横浜編 鉄橋・造船・錨"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

LCCと京都の花見

 今日は、午前中東京から来られた方と会って、研究中の最新超音波探傷技術を紹介していただきました。私の見解を聞きたいということでした。私の意見など役に立つとは思えませんでしたが、知っていること感じたことを申し上げました。そのほか、いくつかのお話をしました。こういう人とのつながりの中で、雑談のような話の中から種が蒔かれ芽が出てくることもありえます。

 そのお話をしている最中に電話が入って、急遽明後日関西に出張することになりました。なんだか忙しいなぁ。用件は1件なので、日帰りしようと思えば出来ないこともないのだけれど、こんなに切羽詰ってから航空券を手配すると正規料金の43500円のしかありません。正規料金を支払って飛行機に乗るのは、なにか損をした気分になるのは何でしょうね。
 時間ならたっぷりあるし、1泊して翌日の格安航空会社Low-Cost Carrier(LCC)に乗ってみることにしました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "LCCと京都の花見"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ブログ100万アクセス

 2006年からはじめたブログ「かたちのココロ」ですが、今朝アクセス数が100万を超えました(=゚ω゚)ノ 。だからなんだ、といわれるとその通りでございますo(_ _)oペコッ。

 私なんかの年代にとっては100万の響きは、特別なんですね。金沢百万石とか百万ドル夜景とかといわれるとすごいって気になります。百万本のバラ、なんていわれるとどうせ数えられないからいいか・・・です。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "ブログ100万アクセス"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

技術奨励賞

 日本非破壊検査協会(JSNDI)事務局からメールがありまして、「この度、貴殿のご活躍に対して、当協会『奨励賞規則』にしたがい、 技術奨励賞に値するとの結論になりました。」とのことです。

 2001年に私は奨励賞をいただいているので、それとはどう違うのかを質問したところ、「奨励賞には2つありまして、学術奨励賞と技術奨励賞があります。 学術奨励賞は、学術に特化したもの(研究発表等)で、技術奨励賞は、 非破壊試験技術の普及及び振興に貢献している技術者を表彰する」とのことでした。 

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "技術奨励賞"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

iPadのキーボード

 このところiPadは、外出するとき常に携帯しています。まずは出先でWEBを見る端末として使っています。仕事の関係では、関係するJIS(日本工業規格)などの規格がPDFファイルにして入れてあり、必要に応じて参照しています。Skypeを使って電話的に使うことも、いまのところ相手は限られていますがやっています。音質を気にしなければ、電話料金を気にせずに話が出来ますので、これから利用が増えるでしょう。最近手持ちの音楽CDを入れる方法を息子に教えてもらって、楽しんでいます。その延長で、この歳になって必要性が出てきた英語の勉強にも活用できて、教材CDを入れておいて開いた時間に聴いています。空港での待合時間などに、好きな音楽を聴きながら「元素図鑑」をのんびり眺めているのも、これまで出来なかった時間のすごし方です。

 重宝しているのですが、期待はずれで不満な点もあります。出先でのメモツールとして使えると考えてました。思いがけないときにふとしたアイデアが湧くこともあるし、人から聞いた話をメモしたい場合もあります。打ち合わせで決まったスケジュールも、これに入れて管理できればいいなぁと考えていました。メモ用やスケジュール管理のアプリはいくつかあるもののこれは使えない。最大の問題は入力デバイス。ソフトキーボードが出てくるのだけれど、これで入力していると、いらいらしてきます。従来どおり紙の手帳でいいや、となってしまいます。

 それを解決するかもしれないツールを購入しました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "iPadのキーボード"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

遅い春 積雪の朝

 今日外は雪です。昨晩から20cm以上積もっています。この時期の苫小牧市としては、多い積雪です。
 この写真は、3月19日に伊豆の湯河原で撮影した梅です。

Dscn0507a

ここの梅祭りは2月下旬でとっくに終わっているのに、3月19日の時点で咲き始めという感じでした。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "遅い春 積雪の朝"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

光弾性でひずみを見る

 今日と明日(24日・25日)は、非破壊検査資格の資格試験が行われています。ブログ仲間のグルグルさんは、ひずみ測定のレベル3に挑戦しているようです。お仕事をしながらの勉強の大変さは身に沁みて分かっているつもりなので、この時期は誰がなんと言おうと割り切って受験対策的な勉強に専念すべきだと思うのですが、この方簡易的な光弾性実験装置を購入して他人からは遊びとも見える「勉強」しています。分かっていながらこういう道に走ってしまう・・・技術屋としてのプライドなのか生来のいたずら好きなのか。それにしても綺麗な写真を公開しています(こちら)。
 私も、超簡単な方法で強化ガラスの破面で残留ひずみを観察しました。

Photoelasticity

 上の写真は、パソコンの画面でペイントを開いて真っ白な画面を出しておいて、その前に強化ガラスの破片をおいて撮影したものです。下の写真は、上と同じ条件に加えてサンプルとカメラの間に偏光板を置いたものです。綺麗でしょ。これ「おもしろサイエンス 破壊の科学」掲載用に撮影しましたが、結論として没にした写真なのです。なぜ没にしたかというと・・・・。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "光弾性でひずみを見る"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

御巣鷹山墜落事故と日本航空安全啓発センター

 6泊7日の旅の終わりは、羽田の旧整備場地区にある日本航空安全啓発センターへ行ってきました。以前から行ってみたいと思い、何度かトライしましたが、うまくいきませんでした。今回は日程が1日延びたこともあり、電話をしてみたところ、見学が可能になりました。

 1985年8月12日、御巣鷹の尾根に墜落して520名の犠牲者を出した123便の事故。この事故機の残骸と、資料を展示してあります。ガイド(JAL社員)が案内して、ビデオを含むおよそ50分のコースです。最初に、見学の注意事項が告げられます。内部は写真撮影禁止なのですが、その理由として、「著作権上の問題があるため」と説明されました。

 確かに、国内外の主な航空機事故が新聞掲載の写真などを交えて展示してあるコーナーもあります。でも、本音がそこにないことは、小学生でも分かることでしょう。圧力隔壁の残骸や、大きく変形した座席、メガネや金属製のボールペンなど、地面への激突のすざましさ遺品遺物の写真が、ブログやHPで世間に流れれば、大きなマイナスのCMになることは明らかです。航空会社は乗客が乗らなければ成り立たない客商売で、マイナスイメージの恒常的な流布は会社経営の致命傷にすらなりかねません。このような展示していること自体が、このような事故を2度と起こさない会社の決意と覚悟の現れであり、具体的な安全対策のベースを作るものだということは、なかなか世間には理解されないでしょう。

 15時からの見学でした。スーツネクタイ姿の若い男の集団、女性が2名、中年の男が数名、全体で15名程度でしょうか。スーツ姿の若者の集団は、航空機にかかわる会社の人で研修の一環だろうと見ました(具体的な会社名もちらっと見えたのですがあえてここには書きません)。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "御巣鷹山墜落事故と日本航空安全啓発センター"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

危ない手荷物 正宗のナイフ

 卒業旅行というのは聞くけれど、定年退職旅行というのはあるのかないのか。1週間の旅の最終日です。今回は、買い物はほとんどしませんでした。唯一したのが、鎌倉で偶然立ち寄った「正宗孫刀鍛冶綱廣」の鍛刀所直売店で買ったナイフです。

Dscn0494

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "危ない手荷物 正宗のナイフ"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

再び横浜 小さな旅の終わり

 6泊7日の今回の旅行も、最後の日になりました。再び横浜に帰ってきました。今日は、天気が良く、みなとみらいの日本丸も優雅な姿を見せています。

Dscn0516

宿泊したホテルは同じですが、今回の部屋はみなとみらい側に向いています。窓からの写真です。

Dscn0518

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "再び横浜 小さな旅の終わり"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

温泉でブログも休養

 山ごもりです。ラン環境がありません。iPadでは入力が面倒なのと制限もあるので、山ごもりの間ブログも休憩させていただきます。温泉でゆっくりしながら執筆をします。いいお湯だわ。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

| | コメント (2) | トラックバック (0)

国際講習とみなと横浜そして休養へ

 JSNDIが東南アジア諸国の指導者を集めて行なう非破壊検査(放射線透過試験)の国際講習を見学してきました。超音波探傷バージョンを行なうための準備の一環です。

 休み時間には、ヨーロッパと米国の非破壊検査資格レベル3を持っている某航空会社の技術者と名刺交換(e-mailアドレス)をして、話をすることができました。CFRP(炭素繊維複合材)の検査が難しいといっていました。

 実際に見て、受講者のレベルや意欲などを感じ取り、やるべき課題は見えました。思ったより課題は多岐にわたり大きく、一筋縄ではいきそうもありません。O氏から大きな宿題をもらってしまったかもしれません。正直躊躇しました。しかしやると決めた以上、NDT技術の国際的な普及のために、知恵を絞ってやるしかありません。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "国際講習とみなと横浜そして休養へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

どこかに私を待っている人がいる

 昨日(14日)、朝久しぶりに職員室での朝礼に出席。一言挨拶をして、花束贈呈を受ける。そのあと、退職時の恒例となっている、各部署へお菓子(苫小牧在住なのでモリモトではなくミツボシ)の詰め合わせのお届けをする。机・ロッカーを片付ける。必要な書類は関係する部署に引き継ぎ、不要な書類はシュレッダー。たまっていた名刺も、そのほとんどをシュレッダーへ。その間に当日行われた最後の期末試験の採点。成績票の作成。貸与されていたパソコンの中のデータを削除。ディスクトップのショートカットアイコンも消去。私物を引き上げて、貸与品を返却。最後に机の上を拭き掃除。
 夜は、所属部による送別会。全てが終わったとき、疲れの波が押し寄せてきた。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "どこかに私を待っている人がいる"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゴールドのクレジットカード

 今日、職員朝礼で花束贈呈とかするから朝出てきてほしいと連絡がありました。机の中等の最終的な片付けと貸与品(パソコン・携帯電話)の引渡しに出向くつもりでしたから良いのですが、朝からとは考えていませんでした。まぁ細かいことは言わずに、有難く花束をいただいてきましょう。
 ノウハウ本はほとんど読みません。最近読んだ退職ノウハウ本でなるほどと思ったのは、気になる病気の治療は(開始)しておけ、銀行口座・クレジットカードは複数作っておけ・・・というところでした。安定した勤務先を持っているという信用がなくなるのだということを考えておかなければなりません。なんだかな、とは思いますが、世間がそうならば、現実的対応はとっておかなければなりません。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "ゴールドのクレジットカード"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

職務経歴書

 20年ぶりに職務経歴書を作成。ネットで、フォーマットを探してみた。履歴書を書く指導を20年間してきたので、そこで言われているノウハウは当たり前のこととして身についているつもり。いろいろなことをやってきたなぁ・・・と実感。A4で4枚。以前より自分の業績を書くのに躊躇がなくなっていることに気づく。自信がついた?それとも感度が鈍くなって厚顔無恥になった?

あっ、記事が箇条書き調になっている(笑)

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ジャムとメール 退職祝いとして

 今朝は私にとっては特別の新しい朝なのですが、起きてから少しボーとして、いくつかのメールに返信したぐらいしか出来ていません。
 そうこうしているうちに、宅配便が来ました。ブログ仲間の271828さんからです。

Img_0223

 中味は、手作りジャムと「あたり前田のクラッカー」と名刺です。ジャムは二瓶入っていたのですが、荷を開けたとたんつれあい殿が持っていってしまいました(おいおい)。これ271828さんご本人の手作りです(こちらの記事)。ラベルまで作って、このまま高級ジャムとして販売できるでしょう。
 このジャムの作り方は、「ジャムの作り方を通して食品の保存技術」として日本経済新聞の「おうちで理科」の欄に大きく掲載されたものです(こちらの記事)。このジャム、物理学者の大栗博司氏の「重力の不思議」という講演(これ聴きに行きたかったなぁ)にもって行って、大栗氏に喜ばれたというものと多分同じです(この記事)。
 ありがたくて、ちょっともったいなくて、まだ食べていませんので、味についてのコメントは出来ません。

 271828さんは、私より2歳年上(多分)。定年後(と言っても彼は会社社長でしたが・・・)の暮らし方のお手本を示してくれています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "ジャムとメール 退職祝いとして"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

旅立ち

 今日の卒業式で、現在の職場での勤務義務は終わりました。これが私にとって実質上の還暦になるのでしょう。子供時代、壮年時代が終わりました。
 今日は多くを語らず、歌でも聴きましょう。

 家出をする少年の歌というのは意外に少ないのですね。小椋佳に『木戸を開けて♪ー家出をする少年がその母親に捧げる歌ー』というのがあります。これは、少し砂糖をまぶし過ぎのような気がします。

 中島みゆきにはずばり『家出』という歌があります。情景心情描写としてはこちらのほうがリアリティーがあると思います。しかしこれも家出には違いないでしょうが、どちらかというと駆け落ちというほうが適切でしょうね。

 家出をする少年の描写としては、谷村新司の『サライ』がよく描けてると思うのです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "旅立ち"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

卒業式前夜

 明日は、3.11の一周年です。勤務先では卒業式が行われます。私の公式の出勤も明日で終わり、20年間の教員生活の最後です。
 明日になったら書けなくなるかも知れないので、今日ここに書いておきます。私が前の職場を辞めて専門学校の教員をやろうと決意したのには、きっかけがありました。転職する前年の平成3年2月10日に長男が生まれました。1ヶ月検診で心臓の壁に穴が開いていることが分かり、治療を続けていました。年末に札幌医大で穴をふさぐ手術をしました。手術自体は成功したのですが、風邪を引いてしまい、病院がボルタレンという解熱剤の座薬をさしたところ、痙攣を起こしてその後およそ24時間の懸命な治療にもかかわらず命を落としました。

(ちなみにボルタレンはサルチル酸系の解熱剤で、よく効く代わりに小児では痙攣を起こして死亡する例が報告されていて、米国では私の息子が亡くなる10年以上前から小児には処方されなくなっていましたが日本では息子が亡くなってから8年後まで投与され続けました。現在は原則処方してはいけないことになっています)

 年末押し迫った31日に葬儀をして荼毘にふしました。焼き場の窯に小さな棺を入れるときは、名状しがたい感覚が体の芯に走ったのを今でもくっきり覚えています。

 葬儀が終わって、次第に日常の生活が戻ってくるにつれて、埋めがたい喪失感は日ごとに拡大していきました。そんな中で、「死んで生きる」をばねにしないと前に進めないと思いはじめました。何かを変える、ゼロにする、ゼロからはじめる・・・そう決意しました。でもゼロから何を始めるのだ・・と考えて、18歳のとき一度は目指した教員をやって見たい、と思ったのです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "卒業式前夜"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ジェットエンジンの技術を応用した包丁「SAKON+」

 私の退職を知ったIHIとIHIMUの方が、「千歳に来ているから一緒にランチをとりましょう」と誘ってくれました。私に対する「ご苦労さん会」をやっていただけるというのです。利害関係だけから言ったら、学校を離れる私は企業側からすれば用なしのはずです。
 美味しい昼食をいただきながら、思い出話やこれからのことに話が咲き・・・楽しいひと時を過ごしました。終わりに近づいて先方から「これプレゼントです」と言って差し出されました。2つあって、「IHI MARINEUNITED」の羊羹と包丁でした。羊羹(これも美味しかったですが)はともかくとして、包丁???何で?・・・と思いましたが、話を聴くとちょっと感動しました。

 この包丁、「SAKON+」という名で、只者ではありません。IHIのジェットエンジン・タービンブレード用に開発されたコーティング技術を応用したまったく新しいタイプの包丁だというのです。こんな箱に入っています。

Ca3g0174

穂岐山刃物という会社が製造販売しています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "ジェットエンジンの技術を応用した包丁「SAKON+」"

| | コメント (2) | トラックバック (1)

名刺

 初対面の人とは、たいてい名刺交換をします。たいていは名前・所属・役職・住所・電話番号など自己紹介のベースになる部分が書いてあって、メモをする時間が省略できて便利です。退職をするといわゆる肩書きが消えて、名刺の支給もなくなります。
 それではというので、個人の名刺を作りました。今は、パソコンを使って自分で作ることが出来ます。

Ca3g0171

 作ってみると、なんかさわやかな気分ですね。全て自己責任。すっきりしています。これは、非破壊検査に関連する方用の大真面目な名刺です。少量生産が出来ますから、いろいろ出来ます。「ブログ『かたちのココロ』管理人」とか「素浪人」とか「失業者」とか「北のご意見番」とか「ガチョ~ン!!」とか・・・頭を柔軟に働かせれば、アイデアは出てきそうです。

 実はこの名刺、先週の金曜日から使い始めています。今日も使うことになりそうです。定年退職→悠々自適という優雅な夢は幻でしかなく、家族の生活を支えるために一生懸命に稼がなければなりません。どうせやるなら、生活費を稼ぐだけではなくやりがいのある仕事をしたい、その意味では人生のステージを変える意気込みでやります。

 これとは別に某社に注文していた「名刺」が届きました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "名刺"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

最後の授業

 20年間勤めた勤務先での最後の授業を終えました。最終講義のテーマは「設計思想と非破壊検査」。安全寿命設計・フェイルセーフ設計・損傷許容設計という設計思想の進化の中で非破壊検査技術がどのように位置づけられるのかという内容です。このクラスでは、4月から個別の非破壊検査技術を教えてきましたが、その技術を俯瞰してみるということです。
 二十歳そこそこの若者に非破壊検査技術を教えて20年。2000人を越える学生に教えてきました。航空機やジェットエンジンを製造する重工、航空機メンテナンス会社、一般検査会社などで非破壊検査を専門の仕事としているものが何人いるのか、確かな数字はつかんでいません。少なくとも3桁になっていることは間違いなさそうです。地味な仕事を毎日コツコツやっているはずです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "最後の授業"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

映画「はやぶさ 遥かなる帰還」

 見てきました「はやぶさ 遥かなる帰還」。いい映画ですよ。内緒でつけられたバイパス回路用のダイオードのクローズアップから始まって、はやぶさをめぐる人間模様が展開されます。
スペ アナ(スペクトル・アナライザ)の波形の中から「はやぶさ」からの信号が立ち上がってくる場面では、思わず涙腺が緩みましたね。町工場のおやじを演じた山崎努もいい味出していました。山崎努の爪のメイキャップ良かった。やたらNECのマークが出てくるのも良しとしましょう。すぐには儲からない事業に人材とお金を投じたんですから。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「はやぶさ」映画と金属折鶴

 3月に入って有給休暇消化モードです。のんびり出来るものと思っていたら、とんでもない。次々とスケジュールが埋まってきています。定年退職が決まった還暦を過ぎたおやじに、いろいろと声をかけてくれる方がいるというだけでも、幸せなことです。
 とりあえず今日は、のんびりさせてください。午後から「はやぶさ 遥かなる帰還」を見に行く予定です。先日JAXAの松嶋氏の講演で、「はやぶさ」の映画には出てこないエピソードをいろいろ聞いていましたので、いっそう面白く見ることができるのではないかと思います。

 たとえば「イトカワ」の自転と相対スピードの話し、イオンエンジンの推力の程度とイメージ、「イトカワ2号」という名前がつけられない話、JAXA内でよく酒を飲むシーンが出てくるがその訳、カプセルを回収後エックス線CTで中をのぞいたときの裏話・・・どれも大変楽しい話でした。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "「はやぶさ」映画と金属折鶴"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「デジタル超音波探傷器エミュレータの概要」を発表

 来る3月7日(水)、札幌で開かれる北海道機械工業会主催の「検査技術研究会」で、この間私が作ってきた「デジタル超音波探傷器エミュレータ」について、その概要と進捗状況を発表します。
 これは、「超音波探傷入門 パソコンによる実技演習」のデジタル探傷器編としてJSNDIから刊行する予定で編集作業を進めているものです。この発表は、1月に東工大で開催された「第19回超音波による非破壊評価シンポジウム」で発表したものと同じです。ただし、東京では質疑応答を含めて発表時間は20分でしたが、北海道機械工業会では特別に40分のお時間をいただき、実際のソフトを動かして見せる時間を十分とることが出来そうです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "「デジタル超音波探傷器エミュレータの概要」を発表"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »