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高専の図書館

 東京だとか札幌のような大都市と比べて地方都市が大きく劣るものは、本を探す環境の貧弱さだと思います。特に理工系の本は、書店ではそのコーナーすらないところがあります。ほしい本があっても書店に探しに行こうなんて気はまったく起きないのです。苫小牧市は北海道の中では工業都市といわれていますが、日刊工業新聞社の本は全市の本屋を回っても置いてあるのは10冊以下です。私はこれまで5冊の本を出しましたが、苫小牧市の本屋に並んだことは一度もありません。゜゜(´□`。)°゜。
 市立図書館には、若干理工系の本を置いていますが、特定の分野に絞って見るとほとんどないといったほうが正しいのです。ちなみに、苫小牧市中央図書館には4冊私の本が入っています(3冊は私の寄贈、1冊はトヨタ自動車北海道の寄贈)。
 いきおい、本を探すのはネット本屋になります。「海洋波の物理」という本を探していました。1995年の初版ですが、絶版になっているようです。Amazonでは、中古本として売っていました。210頁定価6000円の本が、15000円で出ています。2~3000円程度なら、だめもとで買ってみようという選択もあるのですが、15000円は定年退職失業者の身の上には厳しいものがあります。北海道の公立図書館を検索してみました。江別にある道立図書館も含めて、どこにもないことがわかりました。

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 もしやと思って、高専の図書館を検索してみました。ありました。高知高専と苫小牧高専にあることがわかりました。オオ!苫小牧だよ。高専の見学会のときに、高専の図書館は一般市民も利用できると聞いていましたので、早速行ってみました。
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 入り口です。ゲートがあって、利用者カードをかざすと開くようになっています。誰がいつ入ったかが記録されるしくみになっています。学生は学生証のバーコードの部分をかざせばよいのですが、私のような市民は利用者証を作ってもらいます。書類に住所氏名電話番号を書いて運転免許証を提示するだけですぐに作ってくれました。

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 さすがに工業高専、理工学書はたくさんあります。古い本が多いようですが、絶版になった名著を探すのにはよいかもしれません。

Img_0431

 目的の本はありました。隣にあった関連本とともに借り受けました。連休明けまで手元に置いてよいようです。
 この手があることに気がついて、理工系本の過疎地という認識を若干修正することができました。全国の大学図書館も同じように市民に開放されているんですかね?

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