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進化するガラス ゴリラvs龍

 iPad2のガラスは、コーニング社のゴリラ(Gorilla Glass)を使っています。S.ジョブズがiPhoneには、それまでのアクリルに変えて高級感があり傷がつきにくいガラスを使うことを決めてGorilla Glassにいきついたということのようです。Gorilla Glassはアルカリアルミノシリケート系の材料を使い、イオン交換によって表層部に圧縮残留応力層を作る強化ガラスです。腰の高さからフローリングの床に落としたぐらいでは割れませんでした。ただし、下が石畳だと割れてしまいます(実証済み 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。)。

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 日本の旭硝子が、携帯端末カバーガラス向けに新しい強化ガラスを発表して話題になっています。名前は、Dragontrail。米国のコーニング社がゴリラなら、日本はウルトラマンかなと思いましたが、龍(ドラゴン)で行くようです。 

 これも、アルカリアルミノシリケート系の材料を使っているようです。化学強化(イオン交換)法という点も変わりません。製造方法が安くできるフロート法だそうです。イオン交換法では、これまで圧縮応力層が10μm程度ですが、Dragontrailでは46μmあるのだそうです。しかも圧縮残留応力の値も700MPa超えと高い値になっています。薄いと大きく曲がっても曲げ応力は高くならないので、大きく変形してもても割れないことなります。Sodalime_glass_vs_dragontrail

 ガラスは割れやすい、という概念をじわじわ変えてきているように見えます。私の今の関心事からというと、およそ50μm・・・なるほどね・・・このオーダーから見えてくるものがあるのかなぁ・・・。

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後退気味ですが1位です

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