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港と鉄 神戸編

 ごめんなさい。最初から謝っておきます。タイトルに少々無理があります。「港と鉄」という記事を横浜編・横須賀編と書いていたら、急遽神戸に行くことになった。行き先が鉄鋼メーカーであった、というだけなのです。
 3月30日に、急遽打ち合わせのため神戸空港行きの飛行機に乗りました。

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 初めてスカイマークを利用しました。機体はB737-800。ウイングレットのカーブとハートマークが印象的です。

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 キャビン内部は、簡素で綺麗。椅子も、薄いベージュの人工皮革でちょっと高級感があります。キャビンアテンダント(CA)は、ティーシャツにジャンバーといういでたちで、中には茶髪の人もいて、採用条件から容姿と身長条項が外れたなという印象でした。これまでのCAのイメージが、銀座三越の案内嬢だとすると、スカイマークでは居酒屋の元気のいいアルバイトの女子学生、という感じでしょうか。まぁ、いざというときに適切に対処できる人が、容姿端麗の人とは限りませんからね。
 中での飲み物は有料でしたが、午後の紅茶280mlが100円だったのには感心しました。いまどき、外の自販機では100円のドリンクがホテル内では150円だったりしますからね。機内での100円ドリンクは、たった数十円ですがお得感を与える戦術としては有効だと思います。
 神戸について、ポートライナーに乗りました。車窓から見える神戸の街は、綺麗でスマート、未来都市に迷い込んだような印象です。

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 神戸港と鉄といえば、神戸製鋼にでも行くのが正統でしょうが、行き先は兵庫県尼崎市扶桑町にある住友金属工業総合技術研究所です。えっ?神戸ではなく尼崎だろうって?だからはじめから謝っているじゃぁないですかm(_ _)m。 

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 ここで会議がありまして、それに出席するために来ました。初めての訪問です。会議の後、研究所の内部を見学させていただきました。さすがに内部は写真NGでしたが、エントランスホールの展示は撮影可能でした。

 社名の背後は、住友金属が開発した耐食鋼板だそうです。独特の風合いがあります。

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 鉄道用の車輪・車軸は国内シェア100%だそうです。

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 「非破壊検査 基礎のきそ」で触れた新幹線の中ぐり車軸もその検査方法もここで開発されたものです。 

 優れた自動車用部品もここで作られています。

Dscn0532車体用1500MPa級超ハイテン。

Dscn0534 プレスで焼入れをする「スミクエンチ」や、衝突時のエネルギー吸収のために薄肉円筒の座屈エネルギーを利用していると思われる「高効率クラッシュボックス」など面白いものがいろいろあります。

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手作り感の漂う「高炉の原料」という展示もありました。

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 住友金属と言って忘れてはならないのが、KS磁石鋼と超々ジュラルミンでしょう。

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 超々ジュラルミン(ESD)は、この説明では零戦に使われたと書かれていますが、戦後米国で7075という規格番号が与えられて、現在でも航空機の機体構造に使われています。KS磁石鋼とともに世界に誇る研究開発であるといえるでしょう。

 ここの研究所は、以前から訪れたかったところでした。

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コメント

以前にTVでこちらで製造している鉄道用の車輪・車軸を見ました。関西のねじ材料の供給元の神戸製鋼とともに一度行ってみたい場所です。

投稿: KADOTA | 2012年4月 3日 (火) 21時25分

KADOTA さん こんばんは

私も、エンジン材料のチタニウム合金を生産している神戸製鋼とこの住友金属は行ってみたいところでした。今回はからずも実現しました。ここには載せませんでしたが、「世界最高性能の油井管ねじ式継手」というのも展示してありました。

投稿: SUBAL | 2012年4月 3日 (火) 22時20分

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