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毀誉褒貶

 毀誉褒貶(きよほうへん)は難しい漢字を書きますが、毀と誉はほめること、褒と貶はそしること、ほめられたりけなされたりすることです。

 人生の中で誉められることはあまりありませんでした。遠い記憶をたどれば、小学校の3年か4年の頃、夏休みの課題で昆虫採集をして作った蝶々の標本が釧路市内の理科展のようなところで上位に入賞して、小学校の朝礼で表彰されたのがあるくらいです。当時全校生徒は3千人くらいいましたから、ちょっと誇らしかったですね。

 その後は、悪口を言われたり怒られたりすることはしょっちゅうでしたが、ほめられることはありませんでした。50歳を過ぎてから、誉めていただける機会がぼちぼちでてきました。

 このたび、日本非破壊検査協会が「技術奨励賞」をくださるということで、授賞式に行ってきました。東京市ヶ谷にあるアルカディア市ヶ谷です。

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 神田川が見下ろせる、いいところです。

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 いただいた賞状とメダルです。全部門のレベル3を持って学生の教育を行い有資格者を生み出してきたことを評価していただけたようです。

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ブロンズ製のメダルの表と裏です。

この歳になると、照れずに素直にうれしい気持ちになれます。奨励されてしまいましたから、もう少し頑張らねばならないでしょう。

こういう場に出ていくと、新たな出会いが生まれます。私と同じく技術奨励賞を受賞した方は神戸製鋼の研究所におられた方で私よりひと回り年上の方です。少しだけお話をしましたが、豊かな経験がおありのようでした。学術奨励賞を受けた方は、京都大学の大学院の学生さんでしたが、とても初々しい好青年でした。将来この領域の理論を引っ張っていくようになるんだろうなぁ。

毀誉にたいしては舞い上がることなく冷静にありがたく受けて、褒貶に対しても自己反省のきっかけにするけれども感情は動かさない、これを完ぺきにやったらあの世に行ってしまいそうですから、ほどほどに目指していきたいと思います。

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2位に後退しました

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コメント

受賞おめでとうございます。
最近は発表会へ参加することがなくなりましたので、
直接受賞のお祝いを言えませんので、このようなかたちで。

投稿: kita404 | 2012年5月25日 (金) 22時59分

kita404さん ありがとうございます。

30年前に非破壊検査業界に入ったころは、お金も知力も体力もないちっぽけで情けない自分を自覚せざるを得ませんでした。自己嫌悪で打ちひしがれそうになりながら、汗まみれ油まみれ埃まみれで日々働いていました。孤独でしたね。30年後にJSNDIからこうして技術者として表彰されるなんて、夢にも思いませんでした。
定年退職後に鬱になる人もいるというので、自分もなるかもしれないと少し心配したところもあるのですが、今のところ大丈夫のようです。こうして励ましてくれる方々がいるというのは幸せなことです。

投稿: SUBAL | 2012年5月25日 (金) 23時31分

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