« 分解するなといわれると | トップページ | 「ITC時代の技術教育」特集 『非破壊検査』vol61 »

Skypeを使った講義 「大人の微積分」

 インターネット環境を使った講義の可能性を探るために、模擬授業をしました。Skypeの機能を試してみたのです。Skypeで通話するだけではなく、パワーポイントで文字や図を示しながら説明してゆくかたちで進めました。
 画像が送れるか、通話品質がどうかを確かめるためならば、数分あれば事足ります。実践的な問題点をあぶりだすには、何かを伝える教えるという行為を実際にやって見るのが一番と考えました。そこである方に協力いただいて、テーマは「微積分」にしました。あの嫌われ者の微積分です。Differential_and_integral_calculus

 題して「大人の微積分」。キャッチコピーは「解決したい問題に直面してから学ぶ微積分」、「高校の教室にそっと帰って忘れ物を捜したい人の∫(インテグラル)」、「無限を夢想する人のlim h→0」、「違いがわかる男のΔとd」。

 本当のことを言うと、今日行った授業では別のタイトルをつけていたのですが、授業中の会話の中からヒントを得て、終了後に変更しました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

 授業はおよそ2時間半。第1章「微分の基礎」を終わりました。結果は、期待通りでした。遠隔授業はできる。
 もちろん課題点もいくつか見つかりました。そのひとつは字の大きさ。パソコン同士では問題ありませんが、相手がスマホの場合では読み取れる字の大きさは考慮しなければなりません。といってもそんなに極端に大きくする必要もなさそうです。
 もうひとつは、音声のハウリング。画像を送り始めてから音声出力が変わるようで、こちらの声が先方のスピーカーから出てもう一度マイクで拾ってこちらに帰ってくる。エコーになるわけです。このタイムラグは、わたしらの年代ではなんか懐かしい感じのテイストでした。
 それと、マイクの感度と志向性にもよるのでしょうが、机で書類をずらす音あるいはマウスのクリック音が結構な音量で入ってきました。
 これらの解決は、そう難しくはないと思います。
 この次に確認したいのは、グループ通話でどこまで可能か、問題点が出てくるのかです。
 久しぶりに「教える」という行為をして、楽しかったですね。教えることで学ぶことがいっぱいある。

 PPTも急遽作った急ごしらえの不十分な授業でしたが、こんな気まぐれおじさんの試みに、快く応じて熱心に勉強してくれた「大人の学生」がいてくれて、本当に有難いことです(*゚▽゚)ノ。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
元気なおじさんの挑戦に、応援を

|

« 分解するなといわれると | トップページ | 「ITC時代の技術教育」特集 『非破壊検査』vol61 »

学問・資格」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
いろいろなことにチャレンジされていて、素晴らしいです。
さて、チャチャを入れるかたちになって恐縮ですが、「微分積分いい気分」という「コピー」は、すでに同タイトルのウェブサイトがあります。また、グループでSkype的会話をするのであれば、アンドロイド環境なら「Google+」でしょうか。という情報もありますよ、ということで。

投稿: niwatadumi | 2012年5月 5日 (土) 23時31分

niwatadumiさん 情報ありがとうございます。

イロイロなところがイロイロなサービスを提供し、有料無料の境界も揺れ動いているようですね。アラカンオーバーおじさんは情報についていくだけで息切れがしそうです(笑)。
自分のやりたいことに適合するものがあれば、それに決めてある期間は少々のことでは変えない、よほどになったら変える、というのがおじさんの世の中へのついていき方です。大きく時代遅れにならない程度に、とぼとぼと・・・。
いまだに4代目のVAIOを使っているぐらい律儀(?)なのですよ。さすがに次は、VAIOを見捨てますが・・・。

投稿: SUBAL | 2012年5月 6日 (日) 00時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222291/54637964

この記事へのトラックバック一覧です: Skypeを使った講義 「大人の微積分」:

« 分解するなといわれると | トップページ | 「ITC時代の技術教育」特集 『非破壊検査』vol61 »