« 自転車で見える景色 | トップページ | ハードランディングで外板が座屈 »

散チャリで藤の花と藤色の花

 突然ですが、自転車で散歩のように出かけることを散チャリと名付けることにしました。チャリンポでもよいのですが、音の響きは散チャリのほうが断然良い。もしやと思ってググってみたら、14700件もヒットしました。もう一般名詞化しているのかな?

 今日、室蘭本線の線路わきを自転車で走っていたら、金網からまるで逃げ出すかのように道路側にはみ出して藤の花が咲いていました。

Img_0671

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

 藤の花の中に、同じ藤色の花が咲いています。

Img_0670

 ちょっとドキッとする色と形の花ですね。花の名前はわかりません。下手に手を出して取り込まれたら一生を棒に振ってしまいそうな、怪しく危険な美しさです。

 藤の花言葉は「恋に酔う 佳客 決して離れない」だそうです。

 万葉集から藤の花を詠んだ歌を・・・

 いささかに、思ひて来しを、多胡の浦に、咲ける藤見て、一夜経ぬべし

 意味としては・・・

 藤の花ももう終わっているだろうと思ってきてみたら、まだみごとに咲いている。この多胡の浦に咲いている藤を見て一夜を過ごしたいですねぇ。

 恋のお誘いの歌にも聞こえます。私なんかは歳のせいかもしれませんが、単純に花と星とに囲まれて潮風に吹かれながら静かな夜を過ごしたい、というストレートな光景と心情が思い浮かびます。

 藤の色は暗闇の中の月明かりのような薄光の中で見るほうが妖艶で良さそうです。良い香りがしますから、藤の花に囲まれて転寝をしながら朦朧とした夜を過ごす・・・・(*´σー`)。

 そうか、多胡の浦はこれ田子の浦ですね。そうすると山部赤人の有名な歌

田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける 

富士山が見えるんだ。夜の多胡の浦、薄紫の藤の花がおぼろ月に照らされて揺れている、背景には目には見えないけれど霊峰富士がそびえている…この歌なかなかに壮大でかつ繊細ないい歌かな・・・という感じがしてきました。

と思ったのは、とんでもない勘違い。多胡の浦は越中の国現在の富山県でしたヾ(;´Д`A。

いずれにせよ北海道の幹線室蘭本線の線路わきでは、列車の轟音で情緒なんて吹き飛んでしまいそうですね(笑)。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
技術とも工学とも科学とも関係ありませんねぇ

|

« 自転車で見える景色 | トップページ | ハードランディングで外板が座屈 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。ポタリングという言葉もあって、僕も使っていますが、品が良すぎるでしょうか…。

投稿: niwatadumi | 2012年6月21日 (木) 23時03分

niwatadumiさん

これは知りませんでした。品が良くて私にぴったりかな(笑)。putterと同義とか。potteringの和訳が散チャリになるようにGoogle翻訳に登録してもらいましょうかね。

投稿: SUBAL | 2012年6月21日 (木) 23時23分

FBでお花の師匠から、この藤色の大きな花はキンポウゲ科のテッセン(鉄仙)であることを教えてもらいました。別名風車。キンポウゲ科にはあの猛毒で知られるトリカブトもあります。やはり毒を秘めた美しさ・・・。

花の名前や種類に無頓着に生きてきた私にとっては、これはこれで面白い世界だなぁ・・・と思いはじめました。

投稿: SUBAL | 2012年6月22日 (金) 08時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222291/55021013

この記事へのトラックバック一覧です: 散チャリで藤の花と藤色の花:

« 自転車で見える景色 | トップページ | ハードランディングで外板が座屈 »