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リューダース帯とツールマーク その3 おまけ

 前2回の記事は、基本はまじめに書いています。第3回は、おまけ、蛇の絵に足をつけてしまった蛇足です。

 うなるような電子顕微鏡(SEM)写真がある、と前回書きました。試験片が手元にあるのだからSEMがあれば、上手下手はあるにせよ写真は撮れるはずです。もちろん素浪人の私の家にあるはずがありません。ほしいなぁ。今相当に安くなってきたとはいえ、SEMは最低500万円ぐらいはするはずです。考えてみれば、ちょっと高級な車だとその位しますからね(私の車だと3~4台買えてしまう)。サマージャンボが当たったら第1候補だな。

 でも、見てみたい。苫小牧市テクノセンターにお願いすればSEM写真を撮ってくれる可能性もありますが、あまりわがまま言ってもなぁ・・・。こう見えて結構気が弱いのです(笑)。

 ホームセンターに行ったら、携帯型の顕微鏡(60~100倍)が1980円で売っていました。

Img_0771
 これでどこまで見えるのか、やるだけやってみるか。

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 ためしにまず印刷物のドットを観察することにしました。肉眼で見る限りよく見えます。次はこれを写真に撮る試みをしてみました。私が持っている携帯電話のカメラ・一眼レフもどきカメラは、いずれも焦点を合わせることができなくて無理でした。iPad付属のカメラが可能性がありました。

 iPadのカメラレンズを顕微鏡の接眼部に乗せるのですが、これが至難の業。iPadのカメラレンズは角付近についています。これをモニターを見ながら徐々に接近させます。近くなるほどほんの少しの動きで外れるようになります。接触をしてしまうと、顕微鏡がずれる・倒れる。

 やっとの思いで撮影したのがこちら。グリーンに見える印刷部分です。

Img_0773 よーし、ということで試験片に向かいました。試験片は光(顕微鏡にLEDライトが固定されてついている)の当たる方向で見え方がまるで違ってきます。

 失敗を繰り返して、ようやく撮った写真がこちら。

Img_0770c

 えっ?何がなんだかわからない?

 ですよねぇ・・・┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~。

 横方向に筋が見えますが、これがツールマークです。左上から右下に向かう斜めの線が見えませんかね。これがリューダース線です。心霊写真並みになっているかもしれません(゚ー゚;。

それでは、

Img_0770b 赤丸の中心付近に、地層のずれのような線が見えませんか?この線が見えたら、これに平行な線が周りに見えてくるはずです。

 像がそこにあるから見えるのではない。認識しようとするアクションと認識する脳内のプロセスを経て見えて来る。特に見えにくいものを見る、というのはそういうことだろうと思います。率直に言って、リューダース帯に関する認識があってさらに明瞭なSEM写真があるから、確信をもって見えてくるのです。

 SEMの3000分の1の値段の「顕微鏡」で撮ったこの写真。値段の割合にすればまあまあてとこですかね。今日の写真は、とてもじゃぁないけれど書籍に載せるわけにはいきません。日記としてのブログネタです。というわけで、蛇足の終了

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