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杉林の中の五重塔

 富士宮市へ行ったのは、富士山を見るためだけではありません。大石寺の五重塔も見たかったのです。

 大石寺には江戸時代 1749年(寛延2年)に建立された高さ34mの五重塔があります。晴天の富士山と五重塔が両方見ることができる、首都圏に出てくる機会はあるとはいえ、晴天に恵まれた1日が使える日というのは少ないのです。

 首都圏からですと、新幹線で三島まで行き東海道線に乗り換えて富士まで、身延線に乗り換えて6駅で、所要時間およそ2時間。往復8400円。

 13時過ぎに富士宮駅に着いて、バスに乗ろうとターミナルに行ったら、今出たばかり、次は1時間後だと言います。えっ?1時間も待つと14時30分、現地について15時・・・日が暮れてしまう・・・。現地についてから歩かなければならないという情報を得ていましたので、タクシーで行くことにしました。タクシー代2500円強。

 このタクシーの運転手さんが親切な人で、お寺の警備の人に交渉をしてくれて、五重塔の近くまで行くことと、開いていないゲートの横を通り抜けてはいることの了解を取り付けてくれました。

 杉木立の中に建っているんです。近づいていくと杉独特の甘い香りがしてきます。

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 杉林の中に、本当にひっそりと、少し傾きかけたお日様に照らされた五重塔がありました。

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美しいですよ。法隆寺とか日光東照宮とか、上野寛永寺とか人がたくさん見学に来ている五重塔と比べても引けを取らない美しさですが、こちらは全く人がいない。ほとんど忘れ去られたように建っています。

静かで良いです。

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こちらが正面西向きです。

正面にある案内看板です。

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分かり難いかもしれませんが、案内看板の左上、蜘蛛の糸があるのが分かりますか? その蜘蛛がこちらです。

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クローズアップしましょう。

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綺麗というか、ユニークというか、ユーモラスな感じさえしてきます。これだけ見てもどれだけここに人が寄り付いていないか想像がつきますよね。

この五重塔は、国の重要文化財なのですよ。大丈夫か?という気がしてきます。

ただ、仏塔の起源ともなったインドにあるサンチーの仏塔も、長い間山奥のジャングルの中に放置され忘れ去られていたわけで、仏陀の墓としてのありようとしては、このぐらいの方がよいのかもしれません。

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どうですか、この軒反りの美しさ。飛行機の翼の緊張感に通ずるものがあると思いませんか。杉木立の中に埋もれるようにしてありながら、凛として自己主張している人工美。

五重塔の美しさを堪能して、調べることは調べて、写真で撮れるところは撮ってきました。

昨日の富士山の写真は、五重塔から少し下って見晴らしのよいところに来て撮影したものです。いやいやよい休日でした。

それにしてもますます五重塔にはまりそうです(;´▽`A``。

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