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トンネル事故とハイセイコー またはアンカーボルト

 中央道笹子トンネルの事故は、つり金具をトンネルコンクリート壁に固定していたアンカーボルト脱落説が有力になっているようです。

 アンカー(Anchor)とは、もともと錨。船が停泊するときに流されないように使うものです。

 コンクリートの劣化説が流れているけれど本当なのだろうか。ボルトは健全だけれど、130mm埋め込まれているボルトが抜け落ちるほどのコンクリートの劣化、周りのコンクリートはすごい状況になっていると思うのですが・・・。

 ボルトが腐食によって細くなり、ねじ山がなくなりアンカー機能が喪失している、という可能性が高いのではないか?

 テレビ等に出てコメントを述べている人が、どうも土木屋さん、コンクリート屋さんに傾いていると思うのは気のせいだろうか。

 アンカーボルトがコンクリート内部で腐食が進行しているか否かを調べるのに、ハンマーによる打音検査では検出できません。もちろん懐中電灯で照らしてみる目視検査では全く無理です。

 同様箇所の点検を行なうようですが、有効な検査方法をちゃんと検討してほしいものです。

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 11月27日北海道で強風が吹き吹雪になった日、登別では送電線の鉄塔が倒れました。同じ日、日高管内新冠では、道の駅(レコード館)前にあった町のヒーロー「ハイセイコー」の銅像が強風で倒れました。

 地元新聞(苫小牧民報)には、写真入で報道されました。写真は苫小牧民報の記事より。

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昨日新冠へ行く機会があって、みたら立て直されていました。

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 銅像は、アンカーボルトで台座に固定されています。

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台座が新しいものに交換されたのかどうかは分かりません。しかし、数ヶ月前に見たときに台座がボロボロであったという記憶はありません。

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銅像のひづめと台座の隙間に、新しい防水シール加工がされているのが分かります。アンカーボルトの腐食劣化を心配してのことでしょう。

Img_1248

 町の誇りが蘇って良かった良かった。

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