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海を渡るライセンス 航空業界でJIS資格

 私の資格証が海を渡ります。

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 JIS Z 2305による非破壊検査技術者資格証明書、RT(放射線透過試験)、UT(超音波探傷試験)、PT(浸透探傷試験)、MT(磁粉探傷試験)、ET(渦電流探傷試験)、SM(ひずみ測定)全てレベル3、それにNDIS 0602による非破壊検査総合管理技術者です。

 航空業界は、長いあいだ米国の独壇場で、いくら国際単位が定められようとも単位系はインチ・ボンド、非破壊検査資格は米軍規格を民間用に書き直したNAS410もしくは米国非破壊検査協会(ASNT)のTC1Aでした。

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 ところが風向きが少しづつ変わってきているのです。ある海外の航空機メーカーがJIS(日本工業規格)の有資格者を認めようという動きがあるのです。航空専門学校で非破壊検査を教えていたという私の経歴がどのように影響しているのかは、わかりません。

 私が、専門学校で教えていた時代に夢に描いていたことです。遠い夢でした。私が生きているうちには無理だろうとおもっていました。もちろん、ほんの小さな穴が開くかもしれない、という段階です。

 諦めてはいけない、世の中は変わる。私がその先鞭を付ける機会があるのなら、喜んでその役割を果たしたいと思っています。

 でも「海を渡るライセンス」というタイトルは、やや時代錯誤かもしれませんね。私たちの若い頃は米国や欧州は遠い遠い海の彼方でした。いまや私の資格情報は、e-mailに添付ファイルで、「ポチッ!」でおしまいですからね(笑)。

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コメント

すばらしい話ですねhappy01。最も保守的(失礼!)な航空業界でJISが認められるとは。しかし,Airbusのシェアがこれだけ増大した中,ヨーロッパの資格が世界(特に北米)でどのように扱われているのか気になります。

投稿: 市之瀬敏勝 | 2013年3月12日 (火) 18時11分

市之瀬先生

私もこの話が最初に来た時には耳を疑いました。何かの間違いだろうと思いました。航空業界が保守的だというのは一般の人には理解しにくいかもしれませんが、驚く程ですよね。
この動きがどの程度の広がりを持っているのかは、わかりません。しかし、BSやISOを認めていく流れの中で、ISO9712に準拠しているJISも認めていこうという話のようです。

投稿: SUBAL | 2013年3月12日 (火) 18時41分

イイ話ですね。ここカナダは非破壊検査技師がかなり不足の状態です。海外(日本の)資格が認められることはカナダだけではなく、色々な国々の力となると思います。。。

投稿: cessna | 2013年3月16日 (土) 13時03分

 カナダでも認められるようになったら、仕事でカナダに行ってしまうということもありかな?楽しそうですね。
技術は国境を超える!!
今は、小さな小川のような流れが出来そうな段階だけれど、そのうちにそうなる。海外に飛び出したcessna君のように、非破壊検査技術で海外に出ることが私の生きている間に起きれば面白いなぁ…。

投稿: SUBAL | 2013年3月16日 (土) 14時39分

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