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苫東国家石油備蓄基地見学

 JSNDI超音波部門会で、17日は苫小牧にやってきて国家石油備蓄基地を見学しました。じつはこの見学会をプロモートしたのは私です。

 専門学校に転職する前には、隣の民間備蓄基地(共備)とともに仕事で何度も入った現場でした。もう四半世紀前のことです。10年前ではここに見学に来たくはなかったですね。 

Dscn1761

 直径82m、高さ24m、容量11.4万kLの原油タンクが国家備蓄・民間備蓄合わせて88基建っています。日本最大規模だそうです。

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 ここの原油タンクは、ダブルポンツーン浮き屋根(フローティングルーフ)式です。屋根が原油の上に浮いていて、液面の上昇下降に追随して動くようになっています。

Dscn1757

 構造模型です。

Dscn1758

 私にとっては、このローアングルの方が実感がわきます。

Dscn1765

展望台から西側を見たところです。

Dscn1763

 同じく南側の眺望。遠くに北電の苫東厚真火力発電所が見えます。

 ここは東京-新千歳の航路の下にもなるので、離着陸の時には見えることがあります。

Dscn1760

 ジオラマですが、上から見るとこのように見えます。

 ここのタンクは、消防法の規定により8年もしくは13年に1度タンク内の原油を空にして定期点検が行われています。主な項目はアニュラー(縁)周りの超音波による板厚測定、底板溶接部の磁粉探傷試験です。

 基本的には8年に1度であるけれど、アニュラー周りの板厚測定を連続測定にする、コーティングの厚さを厚くするといった条件を整えれば、13年に1度の点検周期にできるのだそうです。

 私たちのころは、5年に一度でした。5年に一度とすると、88基では年間に17~8基開放点検することになります。8年に1度では、年間11基。13年に1度では、およそ7基になります。

 1基開放点検するの1億円程度のお金がかかっているはずですから、大きな経費節減になっています。

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