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Boeing 787 Dreamliner 搭乗記 その3 キャビン

787では客室(Cabin)をつくる胴体の部分にもCFRPが使われています。

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 航空機にとって宿敵ともいえる金属疲労はCFRPには起きません。当たり前か(笑)。ただ、まだ知られていない経年劣化による損傷が起きる可能性は否定できません。

 複合材の非破壊検査に関するある米国の資料を読んでいたら、最後に「接着剤の強度を非破壊的に測定する技術はまだない。それを開発出来たら巨万の富を得ることができる」とありました。

 金属の場合は、金属疲労割れに代表される割れにしろ、腐食による板厚の減少にしろ、たいていの場合「かたちの変化」が残存強度に利いてきます。熱履歴を受けた場合が、例外と言えるでしょう。

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 そんなことはともかく、キャビンの中に入ると、多少デザイン的に新しいかなという感じはしますが、まあ、「旅客機」ですな。

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 この写真を撮るために、最後に降りるように待っていました。

 あえて新しいと言えば、窓の電子カーテンでしょうか。

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 窓の下のコントローラを操作すると、窓の色がブルーになり、日差しを遮ってくれます。透明性は失っていないので、外の様子は確認できます。ただ、ブルーから無色透明にもどるのに、やや時間がかかります。「あっいい光景だ、写真を撮ろう」と思っても1分以上かかる感じですから、タイミングを逃してしまいます。

 こちらは、トイレのドアロック。

Img_2040

 ドアロックが内部の照明のスイッチになっていることが、分かりやすく表示されています。こういうのはほかにもありましたかね。省エネ(?)にも有効ですが、ある種の安全対策になっているかもしれません。

 女性(おばさん)がロックをし忘れて用をたしていて、そこに男性が開いていると思ってドアを開ける、「キャー!!」と悲鳴を上げる女性、「あっあっ!!どうもすみません」謝る男性。まるで痴漢行為でもしてしまったような・・・・(『オスとしてのスケベ心を否定するつもりもないけれど、今はそんな気分ではないし、まして用をたしているおばさんのブヨブヨお尻を見たいという趣味なんかないわい!!ロックしないあなたが悪いのだよ!!』)という心の声を押し殺しながら「ロックはお忘れなく」と言って引き下がるばつの悪さ・・・なんかその日のテンション下がりまくりになる、そんな出来事をブロックする役割を果たしてくれそうです(笑)。

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