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こんな問題はどうなんだろう

 秋季非破壊検査技術者試験まであと10日余りとなりました。今回私は再認証が3件ありましたが、諸般の事情によりスルーしました。

 受験される皆様は、そろそろ追い上げでしょうか。

  日本非破壊検査協会(JSNDI)は、未だに試験問題の事後公開をしていません。でも、私のところにはいろいろな情報が入ってきます(分かる人にはわかるのですがこのような表現にしておきます)。

 こんなのがありました。平成24年春季のPT2の問題です。

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 次はJIS Z 2343-1(2001)による浸透探傷試験に適用する探傷剤の分類を述べたものである。誤っているものを選べ。 

a) 浸透液のタイプには3種類ある。

b) 浸透液のタイプには二元性浸透液は含まれない。

c) 余剰浸透液の除去方法には5種類ある。

d) 現像剤のフォームには5種類ある。

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 答は(b)です。

 JISに記載されている分類の問題ですから、特にどうこう言うような問題ではないように思えます。

  しかし、JSNDIが発行しているテキスト(参考書)と問題集にはこの件については全く掲載も解説もされていないのです。テキストはJIS Z 2343-1(2001)に沿っていないし、JIS Z 2343-1(2001)についての記載もないのです。

 レベル2受験者なら当該JISぐらい読んでおけ、それをやらないのは怠慢であるから資格者とは認められない・・・・そういう理屈なんですかね。

 しかし、JISが改正されてから12年も経つ(干支がひとまわり)のにその内容が反映されていないテキストと問題集を発行し続けているJSNDIの怠慢は不問にされるのですか?

 この問題は、JSNDI発行のテキストで勉強した人にとっては迷い間違う可能性が高いのです。

 JSNDI発行のテキストをまじめに勉強して受験する人が、振り落とされる試験はどうかと思いますけどね。

 それに分類が何種類あるかなんて、調べる手段を持っていればいいことであって、それを暗記することにどれほどの意味があるのか、そんなことまで言いたくなります。

 JSNDIは試験問題の事後公開をしていませんから、公式に問い合わせても答えてくれそうもありません。こんなところに書くしかありません。

 秋季の問題には出ていないことを望みますが、出ているのなら善処を求めます。 

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コメント

テキストの中に記載の無い問題は出ないと非破壊検査協会で公表していると聞いた事があるのですが、違うのですね。
2元性やフォームなんて言葉は知りませんでした。
問題集からの出題で70%以上正解であれば合格でいいと思います。
せっかく問題集を買ったのに、ぜんぜんでないという不満をよく耳にします。

投稿: アクア | 2013年9月12日 (木) 20時43分

基本的にテキストに記載のないことは出題しないということが原則のはずなのです。なぜこのような問題が出てしまったのかはは分かりませんが、何らかのミスで是正されることを期待します。事後に問題を公表しなければ、問題になることはないことは、と考えているとすれば大きな間違いで、問題点を潜在化して改善する機会を逸することになることを早く気づいて欲しいと思います。

投稿: SUBAL | 2013年9月13日 (金) 08時30分

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