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吉備津神社と桃太郎伝説

 平成26年(2014年)もすでに3日目です。

 昨年12月28日に参拝した岡山県にある吉備津神社です。

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 その本殿。比翼入母屋造と呼ばれる檜皮葺の屋根が実に美しい。

 日本人なら誰もが知っている“桃太郎の鬼退治”。その桃太郎のモデルと言われる「大吉備津彦(おおきびつひこ)命」を祀るのが、この吉備津神社です。

 鬼のモデルは、温羅(ウラ)と呼ばれる百済から来た渡来人。「鬼に金棒」と言われるように、この温羅一族は、鉄器を持っており、製鉄技術と鉄の加工技術を持っていたようです。

 それまでの青銅と比べれば、鉄(鋼)技術を持っていれば、戦争になった時強いだけではなく、農耕具としても圧倒的に優れていたはずで、その支配下の国は経済的に豊かであったことが想像できます。

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 結局戦争は、大吉備津彦命(桃太郎)が率いる大和朝廷側が勝利する。

 歴史は勝者が語る「彼の物語(his story)」であるとは、高校時代の歴史の授業で印象深く学んだこと。

 勝者の色眼鏡をキャンセルする視点を持ってみると、面白いのかもしれない。桃太郎伝説は、ずいぶん前から興味を持っていました。

 この吉備津神社には、本殿の裏手に長い廻廊があります。

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 廻廊を通って右手に回ると、鬼である温羅を祀った社があります。

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 本殿に比べると、質素でお金がかかっていません。

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 そこで行われる「鳴釜神事」。滅ぼした者を、政(まつりごと)からは排除するものの、縁結びや、学問や、占いなど人々の「不安と安心」を司どこるところに祀り上げる、古来の「知恵」を見ることができます。

 岡山県は、備前長船で有名な日本刀、製鉄と同じく高温を制御する技術がベースになる焼き物の備前焼で有名です。

 高温技術と製鉄技術、技術史の視点で岡山の歴史をたどるのも面白いと思っています。

 今回は、岡山県探訪第1弾です。岡山航空(株)と縁ができましたので、仕事は仕事としてちゃんとやって、楽しもうと思っています。

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