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専門家(プロフェッショナル)の自覚と条件

 その道のプロである条件とは何でしょうか。

 その領域の知識と経験が豊富であることは、前提条件でしょう。でも知識と経験の量でしょうか。知識と経験の量のどこかに専門家と非専門家、プロフェッショナルとアマチアの境目があるでしょうか。たぶんないでしょうね。

 お金をもらって仕事をしている人、でしょうか。働いたことのない人はそう思うかもしれませんね。でも職業人の中にも、「とりあえず仕事はしているけれど自分はこれ専門ではないんだよね」と思っている人は世の中にたくさんいます。

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 私は、専門家の条件は、まず自覚と覚悟だと思っています。つまりその領域で解決すべき課題があったら解決するという覚悟です。逃げないということです。

 知識経験は、量の多さよりも体系だっていることが肝心です。断片的な知識、偏った経験は、通用しないばかりか誤った判断のもとになります。

 知識と経験が体系だっていれば、抜けているところ弱いところが自覚でき、補うことができます。それは、自分自身の弱点だけではなく、その技術体系自身の弱点という意味でもあります。

 解決すべき課題に直面したとき、これまでの知識と経験で解決できることは、その知見を提供する。これまでの知見だけでは解決しない場合は、何が問題かを浮き彫りにして理論的実験的に解決していく道筋を考えること。

 何でこんなことを書いているかというと、最近いくつかの現場で、非破壊検査技術の専門家と目されている人のやっていること言っていることで、驚くほど稚拙な間違いに遭遇しているからです。特定の誰かということではなくて、複数あります。

 ちょっと勉強不足でしたね、というレベルではないのです。

 「専門家」として自覚をもって仕事をしてください。勉強は、「答えの暗記」ではなくて、自分の中に知識技術の体系を構築していく作業だと思ってコツコツやっていきましょう。そう呼びかけたいです。

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