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破壊力学と非破壊検査のコラボ

 再認証試験トリプル受験の翌日(22日)苫小牧は雪でした。

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 学会で札幌に来られていた東工大のM先生と苫小牧で会って、居酒屋「いろはにほへと」で歓談しました。

 約4時間、食べることも忘れるぐらい色々な話題で花が咲きました。CFRPの損傷モードの話、いくつかの事故の原因の話、M先生の最近の研究の話、某雑誌の特集の話・・・とりとめのない話でしたが、関心のよりどころが似ているので、私にとっては楽しく刺激的な話がいっぱいでした。

 M先生は、東工大では材料力学や破壊力学を教えています。その方が、非破壊検査に大きく足を踏み入れています。破壊力学と非破壊検査のコラボレーションの必要性を主張されていて、そこは私も完全に一致しています。

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 非破壊検査も破壊力学も、前段の歴史があるものの、20世紀の後半から精力的に研究され発展してきた学問であり技術です。両方ともき裂などのきずがある材料や構造物の強度と破壊をその対象としています。

 航空機における損傷許容設計、原子力発電所における維持規格では、破壊力学と非破壊検査がタグを組んで、ひとつの体系を作り上げてきています。それでも、弾性ひずみの領域を扱う材料力学や構造力学・設計手法のように、少し勉強した技術者が使える学問技術体系になっているとは言い難いのが現状です。何とかしてほしい、なんとかしたい、ずっとそう思ってきました。

 必要なのは、お互いの領域に踏み込むことでしょう。学者のレベル、現場の技術者のレベルで、双方をリスペクトしながら遠慮せずに踏み込んでいく。

 M先生と会った翌日は、横浜の関内、伊勢佐木町あたりで、友人と寿司屋で語り合っていました。

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 こちらはもうポカポカ、春でした。この友人は、横浜国大をでた工学博士、破壊力学を学んで某企業の技術者として活躍しています。非破壊検査にも関わるようになって、技術的な交流をしています。

 彼とも、久しぶりだったので、互いの近況からはまっているソプラノ歌手の話など、多方面に話は広がりました。ここでも、非破壊検査技術と破壊力学のコラボの話題がひとしきり。

 私は非破壊検査コンサルティングを仕事のひとつとしています。どうしたらきずを見つけられるか、手順を確立していくことがその中心になります。非破壊検査と破壊力学のコラボを底流に置き意識しながら、行こうと思いました。

 立場等は大きく違うけれど、考える方向が同じ人と生で語り合うこと、やはり刺激になります。

 首都圏での仕事は、そんなことを考えながら、地味な実験的検討をコツコツやってきました。

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コメント

こんばんは。
今日インターフェース買ってきましたよ。
手作りキットたくさん載ってますね。
パソコン雑誌コーナーにありましたが、あれってこれから非破壊検査をやり始める人の勉強用に凄く良さそうです。

投稿: | 2014年3月30日 (日) 22時40分

「インターフェース」ね。編集方針が出鱈目と言いますかね、ちょっとひどくて私は怒っているのですよ。
でも、水谷先生の記事は面白いですね。圧電ブザーを使ったAEなんて、オーそうかという感じです。

投稿: SUBAL | 2014年3月30日 (日) 23時50分

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