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ビタミンB1と理研コンツェルン 

 理化学研究所では、理研ギャラリーを見学することができました。

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 事前情報では、「案内はつかないので勝手に見学してくれ」ということだったのですが、年配の職員の方がおよそ30分説明をしてくれました。

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 理研ギャラリーには、理研の歴史、これまでの研究成果などが展示されています。

 今日は、その中でビタミンB1と理研産業団(理研コンツェルン)の話。

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 ビタミンB1は、豚肉やレバーに多く含まれる成分で、理研の鈴木梅太郎博士が米ぬかから抽出をした話は有名です。

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 この成果を『理研ヴィタミン』として売り出し、国民病であった脚気(カッケ)をほぼなくすとに貢献しました。そして、この膨大な売り上げが理研の研究費を支えることになったといいます。

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 ビタミンB1を発見した当時の実験室だそうです。掘立小屋ですね(;´▽`A``。

 科学研究の成果が国民に還元され、またそのことが研究費獲得に汲々としなくても研究が続けられる基礎になった、良い循環があった時代と言えます。

 ビタミンB1の説明は、グリコのこのHPが分かりやすいです。

 私も、子供のころから口内炎が時々起きましたし、40代に入って出てきたいくつかの症状がビタミンBを摂取することで改善しました。ふつうにしているとビタミンBが不足するのだと自覚しました。

 この成功がベースになったのでしょう。理研は、研究成果を積極的に産業化して、いくつもの企業を設立して、理研コンツェルンと呼ばれるようにまでなりました。

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 そのことは知っていましたが、こうしてリストアップされると「ヘーッ!」という感じです。「理研重工業」や「航空機特殊部品」という会社名もあります。

 戦後理研コンツェルンは解体されるのですが、企業としては今も続いているものもありますね。私は、およそ30年ほど前ですが、理研計器と酸素&可燃性ガス濃度測定器を特別仕様で作るときに割と濃く交流した思い出があります。

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