« 夢の国と安全対策 | トップページ | ファンタジーの闇の中で »

東京デズニ―ランドと非破壊検査

 私は2007年のエキスポランドの事故以降ジェットコースターには乗らないと決めていました。というのは、ジェットコースターの定期点検の中で非破壊検査を行うことがJISで定められているものの、その検査員は3日の講習を受けたもので良いことになっているからです。こちらの記事

 仮に3日間の講習がすべて非破壊検査だとしても(違うようですが)、そこでどの程度教えることが出来るかは、長年この分野の教育訓練を行ってきましたから良くわかっています。そんな簡単なものではありません。

 東京デズニ―ランドを運営するオリエンタルランドには「ライド整備課」という部署があってそこには非破壊検査の有資格者がいます。これは開園当初からのようです。有資格者が行っているから絶対に大丈夫かというと、そうではない場合もあることは十分承知しつつも、明らかに他とは姿勢が違う。 

Img_5197

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

 非破壊検査の仕事は、影の仕事です。決して華やかなファンタジーの世界に現れてくることはありません。

 開園以来、地道に影の仕事を続けてきたプロの技術者がいることにちょっぴり想いを馳せながらジェットコースターに乗る客が一人ぐらいいても良いでしょう。

Img_5200

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
現在1位です

|

« 夢の国と安全対策 | トップページ | ファンタジーの闇の中で »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

非破壊検査」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。僕は日曜日に夢の海の国へ行ってきました。ムスメと一緒にお子様向けジェットコースターに乗り込んですぐ、ボギー台車を観察しました(笑)。また、シーもランドも途中出場して再入場可能ですが、その際のチェックには蛍光塗料スタンプを手に押してブラックライトで確認します。ムスメに非破壊検査もこんなのを使うんだと教えながら、どこへ行っても職業から離れられない…。先生もそうなんですねやっぱり。

投稿: niwatadumi | 2014年10月31日 (金) 21時30分

 niwatadumi さん

 やはり気になりますよね。エキスポランドの事故は、事故原因究明はあいまいなまま、担当者の起訴とエキスポランドの倒産で終わってしまいましたからね。典型的な「日本型解決」(人を罰して退場させて終わり)でした。
 非破壊検査を含む安全管理は表に出ない影の部分なので、客として表側から見ただけではわかりません。ファンタジーを売る遊園地では特にそうだということを実感しました。客の目に見えてくるということは相当にやばいということでもありそうです。

投稿: SUBAL | 2014年11月 1日 (土) 06時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222291/60573321

この記事へのトラックバック一覧です: 東京デズニ―ランドと非破壊検査:

« 夢の国と安全対策 | トップページ | ファンタジーの闇の中で »