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ビール工場 造船所 煙突 サンタクロース

 先日サッポロビール工場跡地に作られた札幌ファクトリーに行ったときのこと。

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 メインのアトリウムに大きなクリスマスツリーが飾られているのは普通のこととして。

 かつての工場の建屋が残されている方をふと見ると、

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 サンタクロースが煙突を上っています。

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 こういう粋さ、好きだなぁ。

 サンタクロースって空からやって来るんでないの?

 わざわざ何で上っているの?なんて疑問は野暮というもの。

 だって、髙くそびえるものがあると登ってみたくなる、そういうことでしょう。

 よく見ると、煙突には銘盤がついています。

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 「東京 石川島造船所 製作 大正四年六月」

 今のIHIの前身ですね。

 大正4年(1915年)といえば今から99年前、明治維新から47年。

 昭和の高度成長期に建造されたプラントや社会インフラがボロボロになっているのに、この煙突は現在煙突としては使われていないものの、シャンと立っています。カーブも美しい。 

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 よく見るとリベットで繋いであります。このころは船も鋼板をリベットで繋いで作っていました。1912年4月14日深夜、北大西洋上で氷山に激突して翌朝沈んだタイタニック号もリベットで繋いでいました。

 じつは、100年前大正初期にリベットで建造されたものが今でも立派に役割を果たしているものもあるのです。当時の材料や建造技術の優秀さを静かに物語っているのです。

 石川島造船所で培われた技術は、戦時中日本初のジェットエンジン「ネ20」の建造に貢献し、戦後IHIがジェットエンジンメーカーとして成長していく礎にもなっています。

 そんな煙突を登らんとしているサンタクロース。あえて、取っ手を外して登ろうとする心意気も良し!!

 サンタがんばれ!

 でもちょっとメタボではないか?

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コメント

写真ではわかりませんが、今年は大寒波で北は大変でしょうか?どうか事故や怪我ないように年末迎えてください。

投稿: kita404 | 2014年12月21日 (日) 18時46分

kita404さん

こちらはTVで見る画像に比べると穏やかでした。愛媛や鳥取の方がひどいくらいかな。
これから年末まで、関西方面に2回飛ぶことになります。飛行機が欠航になるのは困ります。
忙しいことは良きことでしょう;:゙;`(゚∀゚)`;:゙。
良いお年をお迎えください。

投稿: SUBAL | 2014年12月22日 (月) 00時11分

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