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失速?エンジントラブル?台湾台北市でトランスアジア航空機墜落

 昨日衝撃的な映像がニュースで流れていました。2015年2月4日、台湾の台北市でトランスアジア航空GE235便の墜落の様子が、高速道路を通行する車載カメラに録画されたとのことです。

 この機体は、現在エアバス子会社になっているATR(Avions de Transport Régional )のターボプロップ機ATR72。割と売れている70人乗りのリージョナル機です。

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  Wikiによると、ATR72は下記の事故を起こしているようです。

  1. アメリカン・イーグル航空4184便墜落事故 1994年 米国
  2. チュニインター1153便不時着水事故 2005年8月 地中海
  3. バンコク・エアウェイズ266便事故 2009年8月 タイ
  4. アエロ・カリビアン航空883便墜落事故 2010年11月 ハイチ
  5. UTエアー120便墜落事故 2012年4月 ロシア
  6. トランスアジア航空222便着陸失敗事故 2014年7月 台湾

 ここ10年で5件の重大事故を起こしています。ATR72は1985年デビューの機体とのことですから、20年もの30年ものの老朽化機が出てきているはずです。

 事故原因を見ると老朽化も絡んでいるかもしれませんが、パイロットの判断ミスの要因が多そうです。

  1. 両翼前縁への着氷
  2. 燃料切れ(燃料計の故障)
  3. 滑走路での横滑り
  4. 不明
  5. 翼への着氷による失速
  6. 重量過多による着陸復行時の失速

 着氷2件と重量過多を含んで「失速」が3件もあります。

 失速というと速度が遅くなることと勘違いする人がいますが、航空用語としては飛行速度そのものというよりは空中に浮く力(揚力)を失うことを指す用語です。

 「トコトンやさしい 航空工学の本」では、「揚力の操作と失速」という項で、揚力と失速の関係を説明したうえで、「操縦士の誤った失速速度に関する解釈が原因で事故になるケースが21世紀になってもなくならないことは残念です。」と書かれています。

 この本のメイン著者であり著名なアクロバット飛行の選手&操縦教官でもある高木雄一氏のメッセージであると私は認識しています。

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航空宇宙」カテゴリの記事

コメント

thankssun

投稿: sandro | 2015年4月25日 (土) 06時25分

Good for youshine

投稿: SUBAL | 2015年4月25日 (土) 10時25分

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