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Honda 小型ジェットエンジン HF120 自社工場で生産可能に 

 Honda JETとそれに搭載する小型ジェットエンジンHF120の量産・販売体制が着々と整いつつあるようです。

 『ホンダ エアロ インクの航空エンジン工場が、FAAから製造認定を取得』のニュースが入ってきました(こちら)。

  春らしい明るいニュースです。HondaはHondaJETの機体を独自開発しましたが、同時に搭載するエンジンも開発しました。本田宗一郎の夢の実現と言えるのでしょう。宗一郎にとって機体だけ作ってエンジンは他社のものを載せるというのは選択肢としてあり得ない、とは宗一郎と直接接した人は言います。

 新しいJEエンジンを開発して作るということと、それを量産して販売することの間には大きな壁があるようです。まずは米国航空局(FAA)の厳しい審査があります。このためHondaはGE Aviationと手を組んでGE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC)を設立し、2013年12月にFAA型式認定(Type Certificate、TC)を取得して、マサチューセッツ州リンにあるGEの工場でHF120の量産を開始しています。

 今回のFAAの認定は、米国ノースカロライナ州バーリントンにあるホンダの子会社であるホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc.)の自社工場に対してのものです。なかなかにしたたかに、確実に歩を進めている感じがします。

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 エンジンの生産は米国で行うようですが、エンジンの開発は日本国内(埼玉県和光市の本田技術研究所)で行われているとのことです。このあたりもしたたかだなぁ…。

 昨年10月には、こんな発表も行われています。

 米国のシエラ インダストリーズ社と手を組んで「サファイヤ プログラム」と称して、セスナ社のビジネスジェット機サイテーション525の中古機のエンジンをHF120に乗せ換えていく合意がされています(こちら)。

 Cessna Citationかぁ・・・。ここに食い込んでいけば販路は広がるでしょうね。

 Ne20は未完のエンジンとなってしまいましたが、Hondaが独自開発したと言ってよいHF120が幾多の困難を乗り越えて大空にはばたくことを夢見ています。宗一郎と共通の夢を追いかけたたくさんのエンジニアの奮闘を想像しつつ・・・。

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