« 法隆寺五重塔を作った道具 釿と槍鉋 | トップページ | 釧路八重桜満開 »

HF120のエンジン音を周波数分析

 Honda Jetに搭載されている小型ターボファンエンジン、この音を直に聞くことが岡山へ行った目的のひとつでした。音を聞いただけではつまらないので、周波数分析をしてみました。

 Honda Jetが離陸する様子を撮ったこちらのビデオ。

 まずYouTubeにUPしたビデオを、こちらのサイトからMP3の音声ファイルに変換してダウンロードしました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

 これをフリーの音声編集ソフト『WavePad』の無料版(こちら)を使ってFFTをかけてみます。

 まず、アイドリングから。これは機体が誘導路を通って滑走路西端に着いたところです。

Takeoff1580

 2kHzより低い周波数帯はアナウンサーの声に反応して変化します。音は全体に平均化されています。 

Takeoff2363

 23秒付近から、2500Hzあたりの音が大きくなり周波数が上がり始めます。

Takeoff2496

 27.32秒までで周波数は4608Hzに上がり、上昇が止まりました。離陸に備えてエンジンの回転数を最高回転まで上げたものと思われます。約4秒かけています。

Takeoff2732

 31秒あたりから滑走を開始します。滑走に伴いドプラー効果で周波数が上がっていきます。

Takeoff3638

 39.34秒、私の真正面を通過です。この時音圧レベルは一番高く、かつ周波数は4608Hzでした。 

Takeoff3934

 その後離陸して遠ざかっていきますが、この時もドプラー効果で高回転時のエンジン音の周波数は下がっています。

Takeoff4237

 だからなんだと言われるとそれまでですが、4608Hzが確認できただけでマニアとしては嬉しいのです。

にほんブログ村 科学ブログへ
現在5位です

|

« 法隆寺五重塔を作った道具 釿と槍鉋 | トップページ | 釧路八重桜満開 »

ジェットエンジン」カテゴリの記事

科学技術」カテゴリの記事

コメント

> Subal さん
 こんにちは。ブログ村ランキング経由でこちらを知り、楽しく拝見しております。

 私の住居の近くに米軍基地があり、いつもジェット機の飛行音を聞いています。ジェットエンジン音の周波数解析、たいへん興味深いです。4608Hzというと、毎分約28万回ですね。歯科スピンドルが数十万rpmだったと記憶しています。ちょうど歯医者に通っていますので、聞き比べてみたいと思います。

 それと28万回/分とは、ずいぶん高速回転なのだな、と思ったのですが、ジェットエンジンの場合、回転数×ブレード数が目立った周波数になる、という認識でよいでしょうか? ネット情報によると、Honda Jetは離陸時17000rpmとあり、ブレード数は16枚とのこと。17000rpm×16÷60s/min=4533Hzとなり、今回の結果とよく一致します。合っているでしょうか?

 こういう細かい(どうでもよい)ことを、突っ込んで考えるのが、好きです。楽しませて頂きました。ありがとうございます。

投稿: マツジョン | 2015年5月17日 (日) 12時16分

マツジョン さん

コメントありがとうございます。

>こういう細かい(どうでもよい)ことを、突っ込んで考えるのが、好きで

マツジョン さんのブログも楽しく拝読させていただいています。同じ「匂い」がすると思っていました。周囲には理解されない場合が多いですけどね(笑)。

4608Hzの意味については、私はまだわかっていません。これから考えていく足掛かりができたと思ってブログ記事にしました。
マツジョン さんの説、なるほどと思いました。折を見ていろいろな人に問いかけながら、私も考えてみたいです。

よろしくお願いします。

投稿: SUBAL | 2015年5月17日 (日) 12時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222291/61597424

この記事へのトラックバック一覧です: HF120のエンジン音を周波数分析:

« 法隆寺五重塔を作った道具 釿と槍鉋 | トップページ | 釧路八重桜満開 »