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仙台で初の試み 非破壊検査(浸透探傷)実技講習

一昨日から仙台で仕事をしています。

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仕事場所は、仙台市の北にある宮城県産業技術総合センターで非破壊検査講習です。

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  超音波の講習もいつも通り開催されているのですが、私が今回担当したのは浸透探傷の実技講習です。これは仙台では(ということは東北でも)初開催。これまで東北の方は、講習を受けにたいてい東京まで行っていました。

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なんでもそうですが、初開催というのはいろいろ大変です。実技講習会場の要件として、スペースとテーブルと電源があればOKの超音波とは違って、浸透探傷では探傷剤での汚れ・現像剤の粉塵・暗室・乾燥機・洗浄設備などを解決して整えねばなりません。適切な会場はなかなかありませんし、あっても貸してもらう交渉も容易ではありません。

「でもぜひとも仙台でやろう」 地元の方々の熱心な働きかけと、それに応えたJSNDI中部支部をはじめ知識経験を持った機関・個人等が協力して、準備してきました。

今回は宮城県産業技術総合センターの担当者の方のご理解とご協力も得て、多少狭いけれど、工夫次第でPT実技講習が可能な会場を貸していただきました。

私も少ない予算でいかに実効性のある講習をするかに関して、ノウハウと経験を持っていますので、協力しています。

昨日1日目の講習を無事終了しました。

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受講生の方の帰りの表情を見ても、満足していただけたと思います。

知識・経験・資機材・熱意・志、それぞれが持てるものを持ち寄って、協力して困難な条件をひとつひとつつぶしていきながらやるべきことをやっていく。そんな静かで確実な熱を感じる仕事でした。その中で私も役割を果たせて、嬉しいです。

もう一日仙台で頑張ります。

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なんとか1位です

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コメント

私も浸透探傷の講習受けてみたいなぁ。
あぁゆうなんて言うんだろう?結局電気も道具も無い世界で如何に生きていけるか?みたいなヒントが詰まってる様な気がするんですよね。
コツとか勘とか最近では流行らないかもしれないですが、そういうところではやはり効いてきてて、そういう事を知って機械のノイズを知るみたいな感覚…、その辺をSUBAL先生には教えてもらっているので生の講習が聞いてみたいです。

投稿: ニコニコ | 2015年6月15日 (月) 21時05分

ニコニコさん

私は、非破壊検査の中では超音波と浸透が好きです。対極にあるような感じなんですがね。浸透は手を汚すことがダメな人はダメなんです。超音波だって油はつくんですけど…。
毛細管現象は実に面白い物理現象で、中学生の時理科の教員に騙されて、毛細管現象を使って永久機関ができないかと必死に考えて、結局無理ということが分かって、それ以来ツボなんです。
非破壊検査の中でも浸透と超音波は受講生が多いトップ2なのです。
仙台ではPTの講習、秋にもやる予定になっていますよ。まぁでも遠いし、いろいろ難しいよね。

投稿: SUBAL | 2015年6月15日 (月) 22時01分

浸透と超音波確かに両極端ですよね。
毛細管現象だけをうまくのこして後を拭き取るやり方もだいぶ人によって上手い下手がありそうで面白そうです。
毛細管現象は細いところなら電気エネルギーのようなものがなくても上昇するからその力を利用して永久機関を作るみたいな感じですか?

あと、1枚目の写真のステンドグラス綺麗ですね。私はセロファンでステンドグラス風を作りたいなと思いながらセロファンだけ買って何もしていません。。。ステンドグラス風の絵本なんて面白そうだな。と思っています。

また色々落ち着いたら講習等是非受けたいです。

今日は私は一日点滴してました。。。

投稿: ニコニコ | 2015年6月15日 (月) 22時33分

道具が簡単な方法ほど、属人的な技能が要求されることが多いものです。それはそれで面白い世界です。
理科の教員に「永久機関が出来れば、ノーベル賞どころか科学史に名を残す」とか言われて、数週間必死で考えましたよ。実験も行った。そのおかげでエネルギ保存の法則が腑に落ちたところがあります。
いま毛細管現象は中学でも高校でも教えられなくなっているようです。
超音波や放射線をやっていると、音や光にどうしても関心が行きます。それが「波」まで行くと、この世の不思議、面白さMAXになって、見えている光や音がいとおしくなります。仙台駅のステンドグラスはよく見なかったのでわかりません。私は垂れ下がっている布の揺らめきと、透過する光が美しいなぁ・・・と見ていました。
点滴ですか、くれぐれもご自愛ください。

投稿: SUBAL | 2015年6月16日 (火) 06時04分

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