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特別講演『日本製鋼所と瑞泉鍛刀所-堀井家165年の作刀技法』

 先週参加した日本非破壊検査協会(JSNDI)秋季学術講演大会での特別講演は、室蘭にある日本製鋼所内の瑞泉鍛刀所から堀井胤匤刀匠でした。

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 演壇には、太刀や小刀の他に、鉧(けら)から玉鋼を取り出して日本刀に仕上げていく途中工程のものが並んでいます。

 瑞泉鍛刀所には個人的に何回か、学生を引率して何回か見学に行っています。堀井胤匤さんにお目にかかるのは、15年ぶりぐらいかな?お父さんの堀井胤次さんもとても深い味のある方でした。

 初代堀井胤吉からの歴史、日本製鋼所の傘下に入ったいきさつや、日本刀の製作プロセスなどをお話しされました。島崎藤村とのエピソードは初めてうかがう話でした。

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 質疑応答は、交代で前に言って現物を見ながら。

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 興味深い話がたくさん、時間が短すぎる。その中で、刀匠としての仕事を終えて磨きに出した後で、磨き職人から電話があるとひやっとするというお話。磨き工程の中で刀のきずが見つかることがあるそうです。もちろんきずのあるものは作品にはなりません。

 磨くということは表面を削ることでもありますから、中からたとえば介在物が見つかることもあるでしょう。それだけではなく、たぶん磨いて光沢が出てくることによって見えてくるきずがあるはずです。

 かつて、ジェットエンジンの燃焼器を磨いていた学生が熱疲労割れを目視で見つけたことがありました。

 日本刀の刀紋は、磨きによって金属組織に違いが見えているのですからね。

 少し質問をしようかと思ったら、主催者から「そろそろお時間です」。ま、しょうがないかconfident

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