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October Sky

原題「October Sky」、邦題「遠い空の向こうに」のDVDを購入しました。

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 このDVD以前持っていたのですが、航空専門学校を退職したときに置いてきました。学生と一緒に何度見たか分かりません。定番のひとつでした。

 Amazonでの紹介文です。

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57年、ウエストバージニア州の田舎町に住む、ソ連の人工衛星打上げに触発された高校生のホーマー。炭鉱夫の息子は炭鉱夫になるのが常識だった時代に、父親の反対を押しきり、ホーマーは3人の仲間と女教師の助けを得て、ロケットを作り始める。周囲の反対にもめげず、星を目指して新しい運命を切り開く。そんな少年たちの希望と決意が勝利する、驚くべき真実の物語である。

   現在NASAに勤務するホーマー・ヒッカムの事実をまとめた原作を、『ジュマンジ』のジョー・ジョンストン監督が映画化した。厳しい父親を演じるクリス・クーパー、女教師ライリーを演じるローラ・ダーンらの名演も忘れがたい。(アルジオン北村)

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  1957年と言えば、私はまだ5歳。家族とともに山口県から北海道に引っ越して間もないころです。このスプートニクの騒ぎは記憶にありませんが、その4年後のガガーリンによる世界初のボストークによる有人宇宙飛行は鮮明に覚えています。

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 当時米ソの冷戦時代とはいえ、人類が宇宙に飛び出したニュースは、ある種の興奮を持って北海道の片田舎にも届いていました。

 スプートニクから12年後、ガガーリンのボストークから8年後、米国はアポロ11号で月面着陸に成功します。そのとき私は高校3年生になっていました。

 鉄腕アトムや鉄人28号が読まれ、少年たちはSFドラマ「サンダーバード」競ってみたものです。「October Sky」の最初のころに出てくる場面は、自分の少年時代にも重なるものです。

 この映画にはいくつもの名場面が出てきます。

 その一つは、ロケット実験の失敗場面。かなりリアルです。

 航空専門学校の教員時代、学生が作った小さなロケットが良くできていたので、新聞記者を呼んで公開実験をしたことがあります。カウントダウンをしてエンジンに点火したところ、上に上がらず地上を這い始めました。私も学生も新聞記者も慌てて逃げ惑うということになりました。映画にも同じような画面が出てきます。

 映画の中で、父親の負傷をきっかけに主人公が夢をあきらめ高校を辞めて炭坑夫になり、エレベーターで地下坑道へ降りる場面があります。私は炭坑で働いたことは無いけれど、この場面は私の人生のある時期の場面に完全にオーバーラップします。

 この映画は、田舎の少年が宙(そら)への夢を追いかける青春グラフティーですが、同時に炭坑で生きてきた頑固な親父と息子の葛藤の物語でもあります。

 映画を見ていて、無茶をした自分の若いころと頑固一徹だった親父を思い出します。

 主人公の視点、親父の視点が、交錯します。そして女教師ライリー。

 もう何度見たか分からない、でもまた見たい、私にとってかけがえのない名作です。

 先日の樽前山登山のあと、支笏湖畔に降りたら、ちょうど日の入りでした。北海道のOctober Sky。

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