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2015年のかたちのココロ その1 飛行機での非日常体験

 今年はHONDA JETの日本初飛行⇒米国での耐空証明取得、MRJの初飛行成功と航空機産業をめぐる明るい話題が出てきた年でした。

 北の片田舎に住むフリーランスエンジニアは、今年もおかげさまで仕事のオファーをいただき、年中飛び回っていました。お仕事はもちろんまじめにやるけれど、やはり人生楽しまなくちゃ。合計51フライトあった飛行機の搭乗中にあった非日常体験をブログ記事にしました。

(1) 地球の自転を追いかけた日

 2月末に、初めてお仕事で米国シカゴに行きました。その帰りの飛行機では、1日が33時間になる体験をしました。これは時差の影響と言ってしまえばそれまでです。ま、でもちょっとだけ楽しめました。地球の自転速度と飛行機の速度を考えると、面白い。北緯45°付近では自転による地上の周速度はおよそ1200km/hで、だいたい地上の音速と同じくらい。飛行機の巡航時の対地速度を800km/hとすると、およそ2/3のスピードで地球の自転を追いかけていくことになる。シカゴを飛び立って、地平線になかなか沈まない太陽を眺めながら電卓を叩いていました。

(2) 搭乗機への落雷

 6月21日新千歳空港発羽田行ADO26便ボーイング767型機に落雷がありました。強い衝撃を感じ一瞬照明が落ちました。めったにない現象です。たまたま、ET(Eddy Current Testing)のプレゼンをチェックしていて、ファラディーの写真をPPTの中に張っていた時というのは偶然にしては出来過ぎです。今年は年末ジャンボが大当たりする気がします(笑)。

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(3) ゆがむプロペラ、消えるプロペラ

 8月12日に乗ったANAの新千歳発秋田行きのターボプロップ機DHC8-Q400では、プロペラの見える席を予約しました。デジタルカメラで回転するプロペラを撮影すると、写真上でプロペラが曲がって写ったり消えて見えなくなる現象(Rolling Shutter Phenomenon )を見たかったからです。悪乗りが高じてフリーソフトウエア(ローリングシャッター現象をシミュレートするソフトウエア)を作ってしまいました。9月2に乗った新潟行きでもRolling Shutter Phenomenon を撮影していたら、CAさんに面白がられたのか不信がられたのか声をかけられました

(4) ジェットエンジン下部で発生したトルネード

 11月としては60年ぶりという大雪の後の11月27日、ADOのボーイング737型機は仙台にむけて飛び立つために誘導路を南に向かって移動中のこと、エンジンの下部で渦を巻いてエンジンに吸い込まれていく水を見つけました。早速写真と動画を撮りました。ジェットエンジンが稼動中は、その前面には人も吸い込まれるほどの強い気流が出来ていてることは承知していましたが、真下で起きるトルネードは初めて見ました。

(5) 少年のまなざしの向こう 

 搭乗した飛行機の話ではないんですがね、今年の私にとっての飛行機の話題でトップは5月に岡山の岡南飛行場でHondaJetに会ったことです。そしてこの写真が今年のベストショット。そして、まさにこれがヘッドライト・テールライトという場面

 飛行機に搭乗しての究極の非日常は航空機事故かもしれません。私の仕事は、未来に起きるかもしれない事故の原因を未然に摘み取ること。肝に銘じて来年も私に与えられた役割を果たしていくことにしましょう。

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