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2015年12月

2015年のかたちのココロ その2 一歩ずつ

 2015年中に書いた『かたちのココロ』は、この記事を含めると195になります。来年1月6日で10周年になりますが、その間に書いた記事が2114.。年間平均200記事ほどを書いてきたことになります。

 ときどき大真面目に書くこともありますが、大体は田舎のシニアエンジニアの世迷言。それでも、初めてお目にかかる人と名刺交換をすると「あっあのブログ読んでますよ」と言われることがあります。今年も何件かありました。読んでくれる方がいることが励みになります。

 昨年の最後のブログ記事を読むと、「ブログ記事を見る限り、今年の私は低調、スランプなのかなという印象」と書いてあります。今年は、少し活力が出てきているかな?

 まだ控えめにしていますが書籍も2月に1冊(『トコトンやさしい超音波の本』)発刊しました。フリーソフトウエアも2本(『同心円の干渉で超音波ビームを表現するソフトウエア』『ローリングシャッター現象をシミュレートするソフトウエア』)公開しました。他にも超音波探傷の高度化に役立つソフトウエアを作ったのですが、これはまだ公開できません。

 今年は、本業のコンサルの仕事以外に航空機業界の非破壊検査の将来にかかわる(かもしれない)仕事を水面下でしていました。まだ内容は明らかにできないのですが、ブログ記事としては名古屋に行ったこの記事を紹介しておきます。

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2015年のかたちのココロ その1 飛行機での非日常体験

 今年はHONDA JETの日本初飛行⇒米国での耐空証明取得、MRJの初飛行成功と航空機産業をめぐる明るい話題が出てきた年でした。

 北の片田舎に住むフリーランスエンジニアは、今年もおかげさまで仕事のオファーをいただき、年中飛び回っていました。お仕事はもちろんまじめにやるけれど、やはり人生楽しまなくちゃ。合計51フライトあった飛行機の搭乗中にあった非日常体験をブログ記事にしました。

(1) 地球の自転を追いかけた日

 2月末に、初めてお仕事で米国シカゴに行きました。その帰りの飛行機では、1日が33時間になる体験をしました。これは時差の影響と言ってしまえばそれまでです。ま、でもちょっとだけ楽しめました。地球の自転速度と飛行機の速度を考えると、面白い。北緯45°付近では自転による地上の周速度はおよそ1200km/hで、だいたい地上の音速と同じくらい。飛行機の巡航時の対地速度を800km/hとすると、およそ2/3のスピードで地球の自転を追いかけていくことになる。シカゴを飛び立って、地平線になかなか沈まない太陽を眺めながら電卓を叩いていました。

(2) 搭乗機への落雷

 6月21日新千歳空港発羽田行ADO26便ボーイング767型機に落雷がありました。強い衝撃を感じ一瞬照明が落ちました。めったにない現象です。たまたま、ET(Eddy Current Testing)のプレゼンをチェックしていて、ファラディーの写真をPPTの中に張っていた時というのは偶然にしては出来過ぎです。今年は年末ジャンボが大当たりする気がします(笑)。

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今年のラストフライト

 今年は累計51フライトしました。奇数になっているのは、3回フェリーの旅をしたからです。ほぼ毎週飛行機に乗って旅をしていたことになります。

 今年の最後は、岡山での忘年会に出席するために新千歳-神戸間の往復でした。

Img_7916

 往きは綿菓子のような雲海。遠くに富士山が見えました。わかるかなぁ…。 

Img_7916fuji

 クローズアップしてみました。日本海側を飛んでいる飛行機から見える富士山、高い山なんですね。

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ロケットの父の博士論文 『音響イムピーダンスに依る微小変位測定法に関する研究』

 国立国会図書館関西館に赴いたのは、日本のロケットの父と言われる糸川英夫博士の博士論文のタイトルが『音響イムピーダンスに依る微小変位測定法に関する研究』であり、国会図書館関西館に所蔵されていることを知ったからでした。

 私が専門としている超音波探傷は、物質の中に有る異物(不連続部 きず 欠陥 呼び名はいろいろありますが)を超音波で検出する技術です。おおもとの原理は、異なる物質の境界部で音が反射することです。「異なる物質」をもう少し原理的に言うと、音響インピーダンスが異なる物質ということになります。

 「糸川英夫は博士論文で超音波探傷もしくはそこにつながる研究をしていた?」そういう可能性が想定される以上、もう行くしかありません。

 国会図書館関西館で閲覧を申請すると、10分ほどで大きな茶封筒に入った論文を渡してくれました。

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 手書きですよ。糸川英夫の自筆。まぁ、考えてみれば当たり前かもしれませんが、手に取ったときは驚きを隠せませんでした。そのあとページをめくる手が、ゆっくり丁寧になりました。

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国立国会図書館関西館訪問記その2

 田舎のエンジニアとしては、近未来的な図書館の利用のプロセスがちょっと面白かったので"その2"で書こうと考えていましたが、やめました。

 国立国会図書館のサイトに写真入りの施設案内バーチャルツアーまでありますからね。写真もなく下手な文章をくどくど書くのは野暮かなと思いました。 施設案内にあったこの断面図でひとつだけ。

Kansaikan

 使用者入り口から長いガラス張りの廊下を通って階段を下りて受付に行くのですが、下りはじめるところの真下が閲覧室の入り口になります。直角三角形になっていて、このコサイン10.5度になるどこからも見えるガラス張りの入場通路が、不審者をソフトに排除する構造になっているのではないか、私にはそう思えました。

 この断面図を見ると、書庫は地下になっています。

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ホンダ ジェット 初納入(First Honda Jet Delivery)

 12月23日、Honda Jetが米国で初めて顧客に納入されてその記念式典が行われたことが報じられています(Honda Jetの公式HP)。

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(写真はCar Watchのサイトより)

 あれっ!Honda側にいる米国人と思われる人は、白い作業着で出席しているsign03 Hondaの創業者本田宗一郎は皇居で開かれた園遊会に招かれた時「我々の制服は作業着だ」と言ってこの白い作業着で出席しようとして、部下から羽交い絞めをされて止められたという逸話がある会社ですからねhappy01

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国立国会図書館関西館訪問記 その1

 22日にそこにしかない文献を閲覧するために、京都府相楽郡精華町にある国立国会図書館関西館へ行ってきました。

 大阪市営地下鉄中央線に乗って東に向かい、東大阪あたりに来ると大阪と奈良を隔てる生駒山が間近に見えてきます。

Img_7853_2

 短いトンネルを抜けると、そこは奈良県。終点の『学研奈良登美ヶ丘』で降りてバスで約10分。 

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 現代の要塞のように見えました。

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 ちょっと近寄りがたい雰囲気を漂わせています。

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 人気のない長い歩行者用入口通路。

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STAR WARS TRAIN

関西国際空港に行くために乗車したラピートは、STAR WARS 塗装でした。

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 映画はまだ見ていません。ラピートに乗って、映画の宣伝に乗せられたかな?

 動画も撮りました。

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ブロッケン現象を・・・・・

 20日~22日まで大阪に滞在していました。21日が超音波探傷のお仕事でした。大阪の地下鉄にも少し慣れてきました。仕事は現場ですからいろいろ起きますが、貴重なデータも採れておおむね順調に終わりました。

 20日新千歳から関空に向かう便、上空に上がり巡航高度に達すると一面の雲の海。

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 これはこれで、なかなかに美しいものです。

 ウトウトと寝ていたのですが、目が覚めると飛行機は着陸に向けて高度を下げ始めていました。

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続報!!波形による血管循環推定年齢診断

 ショッピングセンター(イオン)に設置してあった『波形による血管循環推定年齢診断』結果に納得がいかなかった私は、判定基準のロジックを探るべく、大枚200円の投資を決意したわけです。

 結果は下記の通り。

Img_7827a

 前回のと並べてみると。

Img_7756b

 「実年齢」入力を、40歳さばを読んだら、判定された推定血管年齢は『51-55歳』から『41歳-45歳』へと10歳若くなりました。

 脈拍数は同じ、波形もほとんど同じ。微妙な補正。いったいなんなんだ。

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超音波で霧⇒トルネード

 うずについての話題第2段です。

 学研の大人の科学『トルネード加湿器』が面白そうでしたので購入しました。

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 高周波で水を振動させて霧化して、容器の中に上昇気流を作って竜巻(トルネード)にしようというわけです。 

Dsc00921

 写真には上手く写りませんが、トルネードが簡単にできますし、下のスリットの位置を調整するとトルネードの様態が変化します。

 このアイデア、女子高生の発案によるものとのこと。発案者は現在慶応義塾女子高校3年の北田紗弓さん、「第1回高校生ふろくアイデアコンテスト」の大賞に輝いています。

 いや良いですね。

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ジェットエンジンの下部で発生したトルネード

 それは11月としては62年ぶり大雪となった26日の翌日11月27日午後のことでした。私は、新千歳空港を仙台に向けて飛び立とうとしていました。空港の路面には、まだ雪解け水が残っており、水面が鏡面となって青空を映していました。

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 ドアが閉じられてタキシングを始めたころ、ふと窓の外を見るとエンジンの下で水がうずを巻いているのが見えました。写真ではよく写らなかったので、動画を撮りました。

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タイガーの手回し計算機

 先日東京上野にある国立科学博物館へ行ったとき、目的外のもので興味を引くものが色々ありました。その一つが『タイガー計算機』 

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 ハンドルを回して掛け算や割り算をすることが出来ました。私の親父が小さな会社の経理マンで、たまにタイガー計算機と帳簿を家に持って帰って仕事をしている時がありました。そのメカニカルで精巧な動きが面白くて、ハンドルをぐるぐる回して遊んだ記憶があります。およそ50年前です。

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 大正12年から、昭和60年代まで使われたと説明書きに有りました。

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ホンダジェットついにFAAの型式証明取得!!

ホンダジェットが米国連邦航空局(FAA)から型式証明(Type certificate)を取得したと報じられています。(HONDA JET 公式サイトのアナウンス)

これでようやく試作機ではなく商品として売却して、米国の空を飛ぶことのできる飛行機となったといえます。

1986年、和光市にある本田技術研究所で極秘裏に研究開発を開始して実に29年、HONDAがゼロから航空機とそれに搭載するジェットエンジンを同時に開発するという前代未聞の開発プロジェクトが、ゴールを迎えたのです。

ジェットエンジンHF120は2年前の2013年12月に型式証明を取得していました。HONDAが既存のエンジンを搭載することを選んでいれば、HONDA JETの型式証明も早かったはずです。あえて困難な道をえらんで、この日を迎えました。

心からお祝いしたいと思います。

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I社で非破壊検査の仕事をするTさん

非常勤で所属しているニチゾウテックの仕事で、北海道内を回っています。

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写真では表現できていませんが、太平洋に沈む夕陽は雄大です。

訪問先の一つに、古巣である日本航空専門学校がありました。そこでパンフレットをもらってきました。

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表紙はやけに暗く地味だなぁ・・・。あえて逆を狙っているのかな?

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波形による血管循環推定年齢診断

 映画を見たついでに、「波形による血管循環推定年齢診断」なるものをやってみました。

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 波形の読み方が掲載されています。

Img_7755a フムフムなるほど、血管のしなやかさを見ているんだ。

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映画『起終点駅(ターミナル)』

 釧路市出身の直木賞作家桜木紫乃原作の映画『起終点駅(ターミナル)』を観てきました。

 私が4歳から大学卒業まで過ごした釧路市が舞台になっており、良く知った風景や街並みが出てきました。主人公鷲田完治は、私とほぼ同年代の設定で、時代設定も重なります。

 学生時代の恋人との再会と、過去を取り戻そうとした瞬間の突然の別れ、恋人役を演じた尾野真千子の凄み・・・ここまでがイントロでした。

 分かちがたいほどにかかわりがある人との突然の死別、そこで死ぬこともできず生きることになったあとの人生。私にも重なる体験があります。鷲田完治のようにかっこよくもなく、女性にモテたわけでもありませんけどね(笑)。

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国立科学博物館

 9月2日~4日は首都圏でのお仕事でした。4日午前中少し時間が開いたので、上野の国立科学博物館へ行ってきました。

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 飛ぶ巨大なクジラが出迎えてくれます。

 受付に行くと受付嬢が「65歳以上は無料です」と声をかけてくれます。顔でわかるんかなぁ…。65歳には4か月足りません(゚ー゚;。 

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 建物は古くレトロな感じ。展示物はどれも面白そうです。

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特異的に濃かった11月

フリーランスとして仕事をしていると、なかなかことが進まない時期と、ダイナミックに展開して いく時があります。この11月は、30日のうち22日家にいませんでした。単に忙しかっただけでなく、いろいろなことがひどく濃かったです。自分の備忘録として書いておきます。

  • 某大学研究室同窓会への参加(仙台)。出会い、別れ、再会の妙。
  • 大阪での超音波探傷試験。2年間の探求を集約するような興味深い結果。
  • 航空機の非破壊検査に関する新しい動き
  • 100周年を迎えた出版社のパーティーと出会い
  • 航空機の非破壊検査現場で興味深い損傷
  • ある超音波探傷システム開発が完成間近であることの確認
  • 超音波探傷に関するプログラマーとの出会い
  • 新潟県長岡での超音波探傷教育と散策
  • 仮設による浸透探傷実技講習の実施(仙台)
  • 新しい分野でのコンサル契約の進展
  • 船旅の楽しさの発見(苫小牧-仙台、新潟-秋田-津軽海峡-苫小牧)

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窓のない窓側席?

 飛行機の予約をして座席指定をしていなかったことに気づき、ネットで指定しようとしたら開いている席がありませんでした。そこで航空会社に電話をしたら、ネット上には表示していない空席があり、この電話で指定できるとのことでした。

 「非常口近くでリクライニングができない席と、窓側だけれど外が見えない席があるけれどどちらになさいますか?」と尋ねられたので、窓側の席にしました。

 電話を切ってから、「窓側だけれど窓が無い?」、一瞬疑問に思いましたが、すぐにあああの席だ、と想像がつきました。

 そこで搭乗の際、ボーディングブリッジの窓から写真を撮りました。

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 やっぱりね。

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 6A、前後の席には窓があるのに、ここには窓がありません。

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 壁が厚くなっているように見えます。

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