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映画『起終点駅(ターミナル)』

 釧路市出身の直木賞作家桜木紫乃原作の映画『起終点駅(ターミナル)』を観てきました。

 私が4歳から大学卒業まで過ごした釧路市が舞台になっており、良く知った風景や街並みが出てきました。主人公鷲田完治は、私とほぼ同年代の設定で、時代設定も重なります。

 学生時代の恋人との再会と、過去を取り戻そうとした瞬間の突然の別れ、恋人役を演じた尾野真千子の凄み・・・ここまでがイントロでした。

 分かちがたいほどにかかわりがある人との突然の死別、そこで死ぬこともできず生きることになったあとの人生。私にも重なる体験があります。鷲田完治のようにかっこよくもなく、女性にモテたわけでもありませんけどね(笑)。

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 釧路の街をよく知っているだけに、裁判所はそんな街中には無いよとか、繁華街から益浦の家に帰るのに幣舞橋を歩くことはありえないだろうとか、そもそも今の釧路ではキャピキャピのキャバクラ嬢が街頭で呼び込みをするほどの活気はないだろうとか、余計な突込みが頭をよぎってしまうのは、映画鑑賞の妨げでした。

 でもどうせ益浦まで歩いて帰るのなら、千代浦海岸とか、興津とかを歩いてほしかった。寂寥感が出たと思うのだけれどね。

 本田翼が演じた椎名敦子が「釧路で一番おいしい喫茶店のコーヒー豆だよ」と差し出した袋に書いてあったのが「フィレンツェ」だったのは、おっそこか・・・という感じ。学生時代よく行ったエスプレッソが美味しかった喫茶店です。

 平成26年(2014年)に急いで東京へ行くのに釧路駅からスーパーおおぞらに乗る設定はありえないだろうと思いながら、でもそうしないと『起終点駅』というドラマにはならないよな。そう余計な突っ込みをしながらも、釧路駅のホームを離れて遠ざかる列車と、列車の窓の外に流れる太平洋沿いの海岸線風景に、グッとくる想いを禁じえませんでした。

 たまに映画も良いなぁ。

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