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ブログ開設10周年 記録・記憶・アイデンティティー

 今から10年前、2006年1月7日にブログ『かたちのココロ』を開設しました。アップしたブログ記事は2118、今日の時点でのそうアクセス数は1884915です。

 最初の記事はこちら

 それまではHPを作って情報発信していました。今でも残っているのは、『つまようじブリッジコンテスト』と『かたち*あそび おもしろ図形 螺旋』です。HPでの情報発信もそれなりに反響もあって面白かったのですが、ひとつのテーマに対して分厚いレポートか小冊子のようになってきて書き手としては重い感じになってきていました。くわえて読者とのコミュニケーション手段だった掲示板が出会い系などの荒らしにあって、正直その管理が面倒くさくなっていました。

 そんな時に登場してきたのがブログでした。試しにやってみようかということで始めました。これが私にはあっていましたね。その後SNSのツールはいろいろ出てきました。TwitterとFace Bookのアカウントは作りました。両方ともイマイチわたしの感覚にはフィットしません。Twitterは都会の雑踏の中で出会った人とおしゃべりをする感じで、実質上ほとんど利用していません。Face Bookは「友達」という限られたコミュニティーの中での交流で、家族・親戚・職場・友人といった既存の関係の中での交流の延長のようです。こちらはまぁほどほどに。

 わたしは旅をしていたい。ブログは昔の夜汽車のボックス席での会話みたいなものかなぁ…。あるいは一晩のフェリーの中でのミニコンサートのようなもの。

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 あるときふと気づいたのですが、ブログは梅棹忠夫が提唱した『知的生産の技術』の手段としての情報カード(『京大式カード』と呼ばれることもある)に近い利用方法ができるツールかもしれないということです。その基本的要件は、「日付」「タイトル」「カテゴリー」「1カード1テーマ」ということです。

 2118の記事とそのそれぞれのカテゴリーの一覧を見ると、財産という気分になってきます。この活動の中から、書籍(ブログ本3冊日刊工業新聞社から9冊)が生まれました。書籍の執筆時はもちろん、いくつかの講演や研究発表や雑誌掲載の記事作成の時にブログ記事を読み返すことが良くあります。情報整理の下手くそな私によっては有難いことです。

 自己が自己であることの不思議は多分生涯わかることのない疑問でしょうけれど、アイデンティティー(Identity 自己同一性)はやはり存在するわけで、そのベースは『記憶』だと思います。その記憶は、単に自分の脳内にあるだけではなく友人知人の中にもあり、書き出した文章や作り出した作品の中にも刻まれていると言えます。その意味で、この10年のブログ記事2118は、私のアイデンティティーのベースの一部を作っています。

 コメントを寄せてくれる方、コメントは書かなけれどいつも訪問して応援してくれている方、そんな皆さんと楽しく10年続けてくることが出来ました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

Hokusai2_3

 この画像は、2006年1月のブログ記事に掲載したものです。その後この画像がきっかけでEPTAという実に品の良い雑誌とのご縁が出来ました

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