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宇宙の謎に迫る大きな扉が開かれた

 浮気議員の辞職などというしょうもないニュースがあふれる中、重力波の直接観測ができたというビックニュースが飛び込んできました(「『重力波』を初観測。MITら国際研究チーム、アインシュタインの「最後の宿題」を100年目にしてクリア」)。

 ニュースでは「MIT(マサチューセッツ工科大学)ら」と表現されていますが、Caltech - MIT - LIGOの研究者の共同記者会見でした。Caltech (カリフォルニア工科大学)の大栗博司教授がご自身のブログで、分かりやい解説(『重力波の直接観測』)をアップしていましたので、読みました。

 フムフムなるほど、巨大な質量をもつブラックホールが合体してその時に時空の歪みが生じてそれが波(重力波)として伝わってきた・・・アインシタインが一般相対性理論で予言したことが直接観測できたのだということ。

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 大栗博司教授のブログでは、Caltechの数値計算プロジェクトが作成したブラックホール連星の合体のビデオが公開されていましたので、引用します。

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 時空の歪みが生じればそれが波として伝わるであろうことは、イメージの範疇に入ってきます。

 カンブリア紀に地球上の生命は『眼』を獲得して「光」を観測できるようになりました。人類は聞こえない音や見えない光(電磁波)を観測できるようになり、対象世界の物理をより深く認識できるようになりました。

 重力波の観察は、今まで見えていなかったものが見えてくるわけで、新たな「眼」を獲得したことを意味するのでしょう。歴史的なことなんですね。

 私の年齢では、新たな眼で見える世界のほんのわずかしか知ることはできないでしょうね。

 研究チームは今回観測された重力波のノイズを除去して音波に変換したものを公開しています(LIGO Gravitational Wave Chirp)。

 新たな眼が開いて、最初に飛び込んできた光は130億年前のブラックホールの合体でした。眼をつむり、イマジネーションの翼を広げブラックホールの合体の『音』を聴きました。

 ロックのウイスキーを傾けながら・・・が良かったんだけれどね・・・・。

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コメント

宇宙の謎が解るかもしれないと、素粒子や重力波などのニュースをたまに見ますが、あまり良く理解できず、何の役に立つのかもわかりません。景気が悪い時でも莫大なお金をかけて加速器やカミオカンデを作ったり使ったりしているという事は、何かの利益には繋がっているのでしょうか。

投稿: アクア | 2016年2月14日 (日) 23時30分

アクアさん

まあね、数百億光年離れたところでブラックホールがどうなったかがわかったところで、私たちの日々の生活の中で役立つことなんてたぶんないでしょうね。
でも、人間には食欲・性欲のほかに知識欲というのが本能的にあるような気がします。
見知らぬ街を旅して新しい光景美しい景色に出会ったからと言って、明日のパンの数が増えるわけではありません。
古代ギリシャの貧乏な羊飼いの少年が、毎日星空を眺めて星の配列のパターンに物語を重ねて星座の名前を付けているうちに、星の動きの規則性を発見した時、それが遠くミクロネシアの人々の航海術に役立つなんてことは関係なしに、規則性が分かった喜びに満たされたであろうことを想像します。
食欲は個体を存続させるため、性欲は種を存続するため、では知識欲は何のため???私の少年時代からの謎です。たぶん死んでもわからないと思いますが・・・。
とりとめのない、わけのわからない返信でごめんなさいヾ(_ _*)・・・。

投稿: SUBAL | 2016年2月15日 (月) 02時05分

返信ありがとうございます。
星座のように何かの役に立つかもしれないですね。
知識欲は進化するために備わっているのかなと思いました。

投稿: アクア | 2016年2月16日 (火) 06時16分

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