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大阪ドームに隣接した球形ガスタンクと応力拡大係数

 先週大阪ドーム近くで、広島風お好み焼きを食べに行ったとき、こんな光景に驚きました。

Img_1411

 球形タンクがすぐ近くにあるんですね。

Img_1444

 大阪ガスのタンクです。どちらが先に建設されたのかは知りませんが、4万人もの人が集まるすぐ隣に高圧ガスタンクが立ち並ぶ光景というものは、ゾッとするものがあります。大きな地震などがあったとき、津波が襲ってきたとき、被害を大きくする要因にならなければよいのですが…。

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 球形タンクを見ると、まず脳裏に浮かぶのが「リンゴスター」。ビートルズのドラマーではありません。解体工法のひとつです(こちら)。

 次に思い浮かぶのが、応力拡大係数です。無限平面に、長さ2aの貫通亀裂があるとき、モード1の応力拡大係数は次のように表せます。

Sfi4

 学問体系は、たいてい抽象的な概念から演繹的に叙述されます。最初に記述される本質的概念は、直接現実に当てはめて考えようとすると無理があるものです。学の体系の始まりとして、抽象的なものとして理解する必要があります。この応力拡大係数の定義もそのようなものです。

 それでもこの定義に近い現実を想定すると何だろう・・・厚顔無恥の私は破壊力学の先生に質問しました。その答えが「あえて言うなら、球形ガスタンクにある貫通亀裂かな」ということでした。

 球形タンクを眺めていると、そんなことが浮かんでくる非破壊検査エンジニア、いいんだか悪いんだか( ̄Д ̄;;。

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