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Prince Rupert's Dropの破壊

 久しぶりにYOUTUBEの動画に見入ってしまいました。

 オランダの涙(英語名Prince Rupert's Drop)と呼ばれる、溶融させたガラスを水の中に落として作ったものを、ガンで撃ち破壊する動画です。溶融ガラスを急冷させることによって表面に強い圧縮残留応力が生じて強化ガラスになることは、よく知られた現象です。強化ガラスの仕組みは、拙書『破壊の科学』(日刊工業新聞社)でも解説しました。

 質量の異なるいくつかの銃弾をPrince Rupert's Dropに当てて、その破壊の様子を超高速度カメラで撮影しています。

 『木っ端微塵』という言葉そのまま、という感じです。仕事柄ものが壊れる現象とその仕組みについては関心をもって調べてきました。勉強になります。

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 破壊時の発光現象(Triboluminescence)が見事にとらえられています。

Triboluminescence

 強化ガラスは、強いけれど脆いという特徴があります。Prince Rupert's Dropは極端に強く極端に脆い、そんな物質といえるでしょう。

 ひずみの伝搬と破壊の速度という点でも、とても興味深い映像です。

Ruperts_drop_1

Ruperts_drop_2

 この動画の作成者、楽しそうですよね。実験装置の作り方も上手いと思います。

 超高速度カメラがほしくなりました。見たことのない世界を自分の目で見てみたい。ナノ秒の世界で起きている現象、興味深い。

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