« IPROS Thech Noteで連載開始 | トップページ | 『時代』 挫折を肥やしにする力 »

ジェットエンジン教材が転がっている実習室

 今年も日本航空専門学校で超音波探傷の講習をしてきました。

Img_2809

 会場は5年前まで私が拠点としていた、材料実習室。座学と超音波探傷の実習ができる教室の裏側には、実習教材が置いてあります。磁粉探傷・浸透探傷・放射線透過試験ができる小部屋をがあり、その中央に少し広い実習場があります。そこには引張試験機・シャルピー衝撃試験機・硬さ試験機などの材料試験関係のほかにジェットエンジン関係の教材が置いてあります。

 多くは少々型式は古いものの実際に稼働していた本物です。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

 対潜哨戒機P3Cに搭載されていたターボジェットエンジンを譲り受けて、教材化しました。

Img_2769

 その多くは、学生たちが「自分たちが学んできてわかりにくかったことを後輩たちが実物でわかりやすく学ぶために」ということをテーマに構想し作成してきたものです。

Img_2767

 タービンと燃焼室の関係をわかりやすく展示するモデル。焼け焦げた燃焼室・シャフト・ディスクを磨いて、スタンドも自作しました。耐熱合金はいったん磨くと常温では光沢を保ち続けます。

Img_2792

 ディスクとブレードをつなぐクリスマスツリー型のルート部・スロットも綺麗に見えます。

Img_2822

 こちらはJ34ではありませんが、タービンとシャフトのモデル。

Img_2768

 こちらはヘリコプタ用のターボシャフトエンジン。

Img_2766

 こちらはJ34エンジンの回せるカットモデル(回転する動画はこちら)。

Img_2817

 壊れたパイプ椅子のは材を使って作ったパルスジェットエンジン。

Img_2816

 木や紙で作ったV2500のモデル。

Img_2819a

 3DCGやソフトウエアの作品の中にもジェットエンジンに関する秀作があります。

 およそ20年前ほど、新しい学科を立ち上げ「ジェットエンジンと非破壊検査」を軸としたカリキュラムで、主に航空機や航空機エンジンの製造関係で活躍するエンジニアの育成に心血を注いできました。

 退職後5年が経過していますが、大切に使ってもらっているようです。過ぎ去り日の情熱を懐かしく思い起こします。

にほんブログ村 科学ブログへ
現在13位です

|

« IPROS Thech Noteで連載開始 | トップページ | 『時代』 挫折を肥やしにする力 »

ジェットエンジン」カテゴリの記事

航空宇宙」カテゴリの記事

非破壊検査」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222291/65800704

この記事へのトラックバック一覧です: ジェットエンジン教材が転がっている実習室:

« IPROS Thech Noteで連載開始 | トップページ | 『時代』 挫折を肥やしにする力 »