« たたら 鉧(けら) 玉鋼 | トップページ | 『半分、青い』、出版決定! »

玉鋼の中の瑠璃

 先日刀剣博物館で購入した日本刀の原料になる玉鋼の中に、ディープブルーというか瑠璃色の箇所がありました。

Tue_may_29_175836

 ありましたというよりは、あるのを選んで購入したんですがね。

Tue_may_29_175929

 USB顕微鏡で撮影してみました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

 おそらく酸化コバルトだと思います。

Tue_may_29_175652

 「純金属で強磁性体なのは鉄・ニッケル・コバルトです」というのは磁粉探傷試験の講義の最初で話すことです。耐熱合金の講義では、「耐熱合金には鉄基・ニッケル基・コバルト基の大きく3種類があります」と話します。

 鉄やニッケルに比べるとなじみの薄い金属ですが、瑠璃色の染料の多くは酸化コバルトが使われていて日常生活では酸化物としてよく接しています。

 玉鋼が鍛錬されて日本刀になっていく過程でコバルトはどこへ行くのだろう、ふと妄想をしました。

にほんブログ村 科学ブログへ
現在2位です

|

« たたら 鉧(けら) 玉鋼 | トップページ | 『半分、青い』、出版決定! »

科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222291/66839222

この記事へのトラックバック一覧です: 玉鋼の中の瑠璃:

« たたら 鉧(けら) 玉鋼 | トップページ | 『半分、青い』、出版決定! »