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日本刀研ぎ師 藤代興里氏工房を訪問

 8月30日(木)に日本刀研ぎ師 藤代興里氏の工房を訪問しました(『藤代刀剣研究所』)。藤代興里氏は、父である人間国宝藤代松雄氏の下で18歳の時から修業をして、今では日本刀研ぎ師の第一人者として活躍されています。

 東京九段にある工房を、文化庁の文化財調査官の方と一緒に訪問しました。

 昨年6月に欧州在住の日本刀研究者から日本刀の研ぎに関する研究の提案があり、約半年の準備期間を経て今年の1月から、実物の日本刀(脇差)を使って調査研究をしてきました。この研究レポート(第1報)が8月にまとまりました。

 これを藤代興里氏に見ていただくことになったのです。

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 工房では私に見せるために数振りの日本刀が用意されて、興里氏から説明がありました。とても贅沢な勉強をさせていただきました。

 事前にお渡ししてあったレポートには、いくつもの付箋がしてあり、興里氏からは質問と指摘がありました。

 そのひとつひとつをここには書きません。興里氏にレポートを読んでいただき、チェックを入れていただくこと自体がありえない話で、とても光栄です。レポートの弱点がいくつか浮き彫りになりました。今後の研究に生かしていきます。

 興里氏の見解の中で、エンジニアとして譲れない線もありましたので、そこではやや厳しい議論になりました。対立したのはレポートの核となる部分でした。

 議論だけではなく、いろいろな雑談もしました。生い立ちから研ぎ師になると決めたときの話などもざっくばらんにしていただきました。人となりもうかがうことができました。

 我々の研究にとってこの上なく有意義な会談でした。

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