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高専ロボコン全国大会と技術開発のリアリティ

 11月25日(日)、東京両国にある国技館で開催された高専ロボコン全国大会を見てきました。いやー、興奮しました、感動しました。

 高専出身で、学生時代はロボコンに打ち込んで、いまは首都圏で働いている倅から「ロボコンの入場券が来たけど、1枚で2人入れるから来ない?」と誘いを受けて、日曜日始発の飛行機に乗って国技館へ行きました。

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 国技館の周りには色とりどりの幟が立ち、全国からロボコン野郎が集結していました。倅曰く「同じ匂いの連中ばかりだ」 

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 今回のお題は「ボトルフリップ」。ペットボトルを放り投げてテーブルの上に立たせる技(わざ)をロボットにやらせてみよう、というものでした。

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 投擲を競う競技はこれまでもありましたが、これは難易度が高そうとでした。しかし1回戦が始まると、各校ともヒョイヒョイとペットボトルをテーブルの上に立てていきます。難関に見える高さ2.4mの狭いテーブルにも次々とペットボトルが立っていきました。さすがに予選を勝ち抜いたチーム。

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 ペットボトルをテーブルに上げる方法のアイデアも、バリエーションが豊富。主催者側の意図の裏をかくものもいくつかありました。その中でも会場を沸かせたのはトランポリンを使う方法でした。明らかに無茶、でも面白い。大盛り上がりでした。

 圧巻だったのは、1回戦の最後11試合に登場した熊本高専八代キャンパスチームでした。試合が始まると自動で動く自立型ロボットが、高さ2.4mのテーブルの下にするするとたどり着いて、いっぺんに10本のペットボトルを射出して、そのすべてを立たせたのです。息をのむ技でした。これで、一挙50点の高得点を挙げて圧勝でした。

 私が試合として最も面白かったのは、準決勝の熊本高専と函館高専の試合でした。函館高専は、準決勝まで15点前後の点数で地道に勝ち進んでいました。どう見ても熊本高専の圧勝になることが予想されました。しかし結果は函館の勝ち。会場がどよめきました。

 どうして熊本高専が負けたかはここには書きません。12月24日の番組をぜひ見てほしいと思います。

 ただ、本来勝つべき熊本が失敗したため、勝つべきではない函館が勝った、という雰囲気が司会者の発言だけでなく解説者の発言からも何度も繰り返されてたのには違和感を感じました。「国技館の魔物」なる表現が何度も言われました。この表現を全否定する気はないけれど、「魔物なんかにするなよな」と私の中の内なる声は叫んでいました。「これが開発仕事のリアリティだろう。」

 そういうことも含めて、本当に良いものを見せてもらいました。せがれも「来年も絶対に見に来よう」といい、エンジニアスピリットの火がついたようでした。

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