« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »

2019年4月

函館旅行

 4月の20日~22日にかけて2泊3日の函館旅行をしてきました。最初のお宿は湯の川温泉啄木亭。

Img_5693_1

元阪大の廣瀬先生を囲む仲間たちの旅行です。阪大の研究室で学んだ人たちですが、私は阪大へ入っていません。大阪万博が開かれた千里丘陵までは行きましたけどね(笑)。

廣瀬先生は、私の超音波探傷の師匠(勝手に私が決めているだけですが)です。日本航空専門学校に勤務していた時代に知り合いになり、たくさんのことを教えていただきました。私が作った形状反射能率のソフトウエアは、廣瀬先生が中心となって確立された理論の普及を目指したものです。

この旅行は原則夫婦で参加することになっています。わたしもつれあい殿との久しぶりの旅行になりました。

Img_5690_1

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "函館旅行"

| | コメント (0)

平成3年に早世したわが子を悼む

 SNSを介して千葉日報のこんな記事を見つけました。『亡き子へ「最後の贈り物」 船橋の住吉さん、ガラス仏具で悲しみ癒やす 短く輝いた命と絆包む』

 10年前に先天性の心臓病をもって生まれてきた長女を生後8か月でなくしてしまった住吉育代さんが、ガラス仏具の店「Bee-S(ビース)」立ち上げたというニュースです。

 このニュースを読んで、この方の想い、本当に痛いほどわかる気がしました。実は私たち夫婦の長男も先天性の心臓病(心室中隔欠損:心室の壁に穴が開いている)をもって生まれてきて、生後8か月で手術をしました。28年前のことです。手術自体は成功したのですが、病院内でインフルエンザにかかってしまい、処方されたボルタレン(サルチル酸系の解熱剤:今は幼児に処方することは禁止されている)の副作用で脳症になって亡くなってしまいました。

 小さな棺を焼き場の炉の中に入れるときの骨の髄から湧き上がるような言葉にしがたい感情は、今も忘れることはできません。

 住吉育代さんは小さなかわいいガラスの仏具を作って、遺骨の一部を身近におけるようにしたということです。深い悲しみに寄り添う素晴らしいアイデアだと思います。

 私は、一旦死んで生きると考えなければ前に進めませんでした。まずやったのは四十九日までの間に「火の鳥」の陶板を作りました。

Img_5792

 幼くして一人で旅立ったわが子を守ってほしいとの願いを込めました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "平成3年に早世したわが子を悼む"

| | コメント (0)

平成最後の出張

 24日(水)朝7時10分に家を出て新千歳空港9時発神戸行きAIRDO118便で神戸に飛び、26日(金)羽田空港20時40分発新千歳空港行きに乗り、我が家に着いたのが23時10分、兵庫県神戸市・埼玉県和光市・ 栃木県足利市を巡ったのが私の平成最後の出張でした。

 Img_5775

Img_5776

途中で鉄人28号に挨拶をしてきました。

Img_5777

具体的な場所でここに書けるのは兵庫県立工業技術センターだけ。用件は『航空機産業プラットホームセミナー』への出席でした。

NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会)委員長の基調報告、航空機産業参入を目指している企業からの報告等、期待していた以上に勉強になり刺激になりました。 

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "平成最後の出張"

| | コメント (0)

JSNDI 仕様デジタル超音波探傷器 R タイプ改修

 本日は私の68歳の誕生日です。今年成し遂げる仕事のひとつを追加しました。

 プログラマーとしてのお仕事です。日本非破壊検査協会(JSNDI)は、JSNDI 仕様デジタル超音波探傷器のRタイプを一部改変することを公表しました。それに伴って、『超音波探傷入門(パソコンによる実技演習)DL版「デジタル超音波探傷器」編』についてくるソフトウエアの改変をします。

 このソフトウエア(YOUTUBE)は、私にとってはライフワークのひとつになっています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "JSNDI 仕様デジタル超音波探傷器 R タイプ改修"

| | コメント (2)

中小企業の航空機産業への参入の試みと非破壊検査技術者の養成

 昨日私が顧問をしている企業に、経済産業省のお役人の訪問がありました。外郭団体も含めて4名の方がお見えになりました。

 内容は、航空機産業への参入を目指しているこの企業の取り組みの現状(特に非破壊検査に関する認証を取得するための取り組み)のヒアリングと、経済産業省として取り組んでいるマッチング事業の紹介などでした。

 従業員数100名程度の中小企業にわざわざ先方から出向いてくるということに私はまず驚きました。

 実は2016年の秋にほぼ同じテーマで経済産業省に呼び出されたことがあります(ブログ記事)。この時に「国として航空機関連の非破壊検査技術者養成に何をすべきかご意見をお聞かせください」と問いかけられました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "中小企業の航空機産業への参入の試みと非破壊検査技術者の養成"

| | コメント (0)

親父の101歳の誕生日、英国空軍創立100年

 今日からまた首都圏へ出張です。18日の誕生日を繰り上げて昨日いつものトンカツ屋さんで誕生祝をしました。私と親父は誕生日が5日違い、親父は大正7年4月15日生まれです。平成も終わるなぁ…と思いふと調べたら大正7年は1918年です。生きていれば明日は親父の101歳の誕生日です。

 1918年と言えば第1次世界大戦も真っ最中(同年11月に終戦となります)。ライト兄弟が初飛行に成功してから15年、航空機は最先端の兵器となっていました。ポール・ランジュバンが水晶振動子を使ってセーヌ川の川幅を計ったのが1917年。親父は第2次世界大戦で、機関銃部隊の歩兵として満州で従軍しました。

 100年という歴史を感じます。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "親父の101歳の誕生日、英国空軍創立100年"

| | コメント (0)

IHI 航空機エンジンの整備・検査で不正

 残念なニュースが流れています。

 共同通信『国交省、IHIに業務改善命令民間航空機のエンジン整備不正で

 IHIよおまえもか!という感じがします。この件に関しては、こちらの記事『IHIの不適切検査、背景は検査現場の「余裕のなさ」か 』(MONOist)のが良く取材をしていると思います。

 会社はこの件の発生要因として、

  1. 航空エンジン整備の検査記録の公的重要性に関する意識の乏しさ
  2. 検査職場という品質保証上重要な職場に対するマネージメント層の関与不足
  3. 資格が必要な業務を伴う検査職場における実地教育(OJT)制度の不明瞭さ

 を挙げているようです。小手先の『改善』では済まない問題をはらんでいますね。

 航空機エンジンの検査という仕事は、私にとっては他人事とすることができない問題です。IHIの見解で特に「検査職場という品質保証上重要な職場に対するマネージメント層の関与不足」という認識は、これではいかんという感じがします。

 この言い方は、「現場は得てして検査不正に走りがちであるからマネジメント層が適切に関与することで不正を防ぐ」という認識なのでしょう。そうなんですかね?

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "IHI 航空機エンジンの整備・検査で不正"

| | コメント (3)

自然の中の黄金比

この記事はこちらのWEBページに移しました。

にほんブログ村 科学ブログへ
現在1位です

 

| | コメント (0)

『五重塔の科学』読者から五重塔の地震応答観測論文

 『おもしろサイエンス 五重塔の科学』(日刊工業新聞社)を読んだという読者の方からメールが届きました。五重塔の振動台実験や地震応答観測行っている研究者の方でした。専門家ですね。

 何か間違いを指摘されるのかなと思いましたが、「(本を読んで)振動特性、耐震特性、免震制震特性の説明の的確なことに感心いたしました」とお褒めの言葉をいただきました。

 『五重塔の科学』は関東大震災後に地震国日本で高層建築物の構造はどうあるべきかを巡って起きた「建築重剛論争」が面白くてその論争を中心にして五重塔の話題を取り上げたのです。

 心柱制振説、振子制振説、スネークダンス説など科学的根拠があいまいな諸説が流布されている中で、建築重剛論争のダイナミズムと実証精神が興味深かったのです。

 『五重塔の科学』では防災科学研究所が中心となって実施された法隆寺五重塔5分の1の模型を使った振動実験を取り上げています。そして千葉県市川市の法華寺五重塔で測定器を取り付けて長期の観測をしている事実を書いておきました。

Win_20190407_12_38_56_pro

 メールをくれたのは、この観測をした研究者の方でした。貴重な論文を送っていただきました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "『五重塔の科学』読者から五重塔の地震応答観測論文"

| | コメント (0)

今朝の我が家の庭

今朝、当地は雪でした。

Win_20190403_07_56_56_pro

Win_20190403_07_55_28_pro

Win_20190403_07_54_36_pro

にほんブログ村 科学ブログへ
現在1位です

| | コメント (0)

 航空宇宙非破壊検査員資格試験に向けてのセミナー

『NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会)の取組 ~日本国内での適格性評価に向けた資格試験へのアプローチ~』と題したセミナーが4月24日(水)兵庫県立工業技術センター(神戸市須磨区行平町3-1-12)で開催されます。主催は近畿経済産業局、兵庫県が共催です。

Nandtb

案内はこちら

 NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会) は2017年の6月に結成され、同年12月から兵庫県立工業技術センター内に設置された航空産業非破壊検査トレーニングセンターで磁粉探傷(MT)浸透探傷(PT)超音波探傷(UT)のレベル2講習が開催されています。

 講習を受けたら資格試験へという流れになりますが、そこで認証を受けるにあたって実務経験が大きな問題でした。実務経験は通常OJT(On-the-Job Training)を受けて積んでいきます。OJTは企業内訓練ですから、大手重工やすでに航空機に関する非破壊検査を行っている企業は問題ありませんが、新規に参入しようとする企業にはそのシステムがありませんから「どうすればいいんだ?」ということになります。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む " 航空宇宙非破壊検査員資格試験に向けてのセミナー"

| | コメント (0)

役に立たないソフトウエア

 昨日『役に立たないものを作るコンテスト』の記事を書いていて、私が作った役に立たないソフトウエアについて「それでいいんだ」と思うようになりました。こう見えても他人様にお役に立てるソフトウエアを作って品として販売されているものもあるんですよ。それに匹敵するぐらいの自信作なのに、ブログ上でもほとんど反響がない作品があります。

 それは対数螺旋を調べるソフトウエア『Spiral』です。

 相似三角形を積み重ねるように描いていくことで、その曲線が対数螺旋であるのか否か、対数螺旋であるのならば螺旋の性質(極方程式の定数)を求めることができるものです。

Spiral6a

Spiral5a

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

 

続きを読む "役に立たないソフトウエア"

| | コメント (0)

役に立たないものを作るコンテスト

 昨日NHK教育の『サイエンスZERO』(4月7日23時30分再放送)を見ました。(予告編動画

 本田宗一郎がHONDA社内でかつて開催していたものづくりのコンテストを取り上げていました。

 その評価基準ぶっ飛んでいます。「楽しいか?」「夢があるか?」「いかに役に立たないか?」です。

Zero

 回転するブランコの動きで前に進む龍のような船とか、一輪車ならぬ一球車とか、なんじゃそれ、へー、楽しそう・・・というものがいろいろ出てきました。ただしどれも実用にはならなそうなものばかりです。

 ものづくりではいかに世の中に役立つものを作るかを基本にして開発をします。でもね、私の体験からは、技術開発で究極行き詰ったときにブレークスルーするようなアイデアが浮かぶのは、いたずらっ子のわくわく感のようなものの中からのような気がします。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "役に立たないものを作るコンテスト"

| | コメント (0)

« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »