航空宇宙

日本製鋼所訪問と教え子たち

 日本の工業界にも次第に航空機産業が定着しつつあるように思えます。大企業から中小企業まで、持てる技術力を航空機分野につなげることができないかと模索し現実的な歩みを始めているところが出てきています。室蘭の日本製鋼所もそのひとつです。Img_5994

 13日、内部を見学させていただきました。

 日本製鋼所には非破壊検査専門子会社として日鋼検査サービスがあります。

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室蘭と航空機事業

 13日(木)に室蘭へ行ってきました。

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イタンキ浜です。

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砂地で強い風も吹くであろう環境下で背の低い朝顔のような花が咲いていました。浜昼顔ですね。群生していてなかなか綺麗でした。

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訪問したのは日本製鋼所(JSW)です。正門までくると、重く低い鍛造の槌音が響いてきます。

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味の素スタジアムと東京オリンピックと調布飛行場

 5月は東京方面の出張で出ずっぱりでした。6月1日(土)の23時ごろに家にたどり着いて、長い旅が終わりました。最終週の6泊7日の旅でも、新たな出会いがいくつかありました。面白くなりそうです。

 調布飛行場にある某社からのオファーがありまして、29日(水)に久しぶりに調布飛行場に行きました。前泊するホテルが取れなくて飛田給駅近くのホテルをとりました。ホテルの目の前は、味の素スタジアムでした。

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 味の素スタジアムって調布飛行場のすぐそばにあるんだ。

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 調布飛行場はこの写真の上(北)側にあります。

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ブロッケン現象(Brocken Spectre)

  5月16日に上京して8泊9日の東京出張です。

 飛行機に乗るときは、子供のように可能な限り窓側の席を取ります。その時々で異なる光が織りなす芸術を楽しまない手はないです。16日はボーイング567、37Aの窓側席でした。運が良ければブロッケン現象(Brocken Spectre)が見えるかもしれません。ブロッケン現象を見るには、太陽光を背にすることと、適度な位置に雲か霧がある条件が必要です。これがなかなかそろわないのですよね。

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なんか雰囲気が出てきた。

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これは来るぞ。画面真ん中の雲に、虹色の輪が見えている。

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連休明け仕事始め

 10連休が終わって、なんだか新年を迎えたみたい。10日間ぶらぶらした分、5月はこれからスケジュールが詰まり気味です。まぁ有難いことで。

 平成で頑張ったことを振り返ったけど、我ながらエネルギッシュにやってきたなと思いますね。一区切りつけて前に向かう先には何があるのか。

 なんとなくですが、航空宇宙関係の仕事が多くなってきています。そんな方向になるのか。

 北海道から昨日上京して東京のホテルにいます。気温は夏日もあるとか、北海道はようやく桜がほころび始めたところだというのに。この時期服装に迷います。寒いのは嫌だから羽織るものを持っていこう、そうだGE HONDA Aero Enginesのロゴ入りジャンバーを着ていこう。

 だけど、新千歳空港ですでに暑かった。脱いで手荷物の中に入れることにしました。その前に記念撮影。Gehondaaero

 iPadで自撮りをするのは難しい。まぁいいか。ガキの頃のいたずら心を持ち続けるシニア・フリーランスエンジニア、いざ出発。

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平成最後の出張

 24日(水)朝7時10分に家を出て新千歳空港9時発神戸行きAIRDO118便で神戸に飛び、26日(金)羽田空港20時40分発新千歳空港行きに乗り、我が家に着いたのが23時10分、兵庫県神戸市・埼玉県和光市・ 栃木県足利市を巡ったのが私の平成最後の出張でした。

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途中で鉄人28号に挨拶をしてきました。

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具体的な場所でここに書けるのは兵庫県立工業技術センターだけ。用件は『航空機産業プラットホームセミナー』への出席でした。

NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会)委員長の基調報告、航空機産業参入を目指している企業からの報告等、期待していた以上に勉強になり刺激になりました。 

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中小企業の航空機産業への参入の試みと非破壊検査技術者の養成

 昨日私が顧問をしている企業に、経済産業省のお役人の訪問がありました。外郭団体も含めて4名の方がお見えになりました。

 内容は、航空機産業への参入を目指しているこの企業の取り組みの現状(特に非破壊検査に関する認証を取得するための取り組み)のヒアリングと、経済産業省として取り組んでいるマッチング事業の紹介などでした。

 従業員数100名程度の中小企業にわざわざ先方から出向いてくるということに私はまず驚きました。

 実は2016年の秋にほぼ同じテーマで経済産業省に呼び出されたことがあります(ブログ記事)。この時に「国として航空機関連の非破壊検査技術者養成に何をすべきかご意見をお聞かせください」と問いかけられました。

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親父の101歳の誕生日、英国空軍創立100年

 今日からまた首都圏へ出張です。18日の誕生日を繰り上げて昨日いつものトンカツ屋さんで誕生祝をしました。私と親父は誕生日が5日違い、親父は大正7年4月15日生まれです。平成も終わるなぁ…と思いふと調べたら大正7年は1918年です。生きていれば明日は親父の101歳の誕生日です。

 1918年と言えば第1次世界大戦も真っ最中(同年11月に終戦となります)。ライト兄弟が初飛行に成功してから15年、航空機は最先端の兵器となっていました。ポール・ランジュバンが水晶振動子を使ってセーヌ川の川幅を計ったのが1917年。親父は第2次世界大戦で、機関銃部隊の歩兵として満州で従軍しました。

 100年という歴史を感じます。

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 航空宇宙非破壊検査員資格試験に向けてのセミナー

『NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会)の取組 ~日本国内での適格性評価に向けた資格試験へのアプローチ~』と題したセミナーが4月24日(水)兵庫県立工業技術センター(神戸市須磨区行平町3-1-12)で開催されます。主催は近畿経済産業局、兵庫県が共催です。

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案内はこちら

 NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会) は2017年の6月に結成され、同年12月から兵庫県立工業技術センター内に設置された航空産業非破壊検査トレーニングセンターで磁粉探傷(MT)浸透探傷(PT)超音波探傷(UT)のレベル2講習が開催されています。

 講習を受けたら資格試験へという流れになりますが、そこで認証を受けるにあたって実務経験が大きな問題でした。実務経験は通常OJT(On-the-Job Training)を受けて積んでいきます。OJTは企業内訓練ですから、大手重工やすでに航空機に関する非破壊検査を行っている企業は問題ありませんが、新規に参入しようとする企業にはそのシステムがありませんから「どうすればいいんだ?」ということになります。

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HondaJet 日本国内国内客向け機体が到着 ビジネスジェットの時代

 年度末でもあり、週明けには新元号が発表になることでもあり、平成が終わり、昭和がさらに遠くなる話が続いています。

 今日は新しく始まる、という話題。

 岡山航空がある岡山県岡南飛行場に、日本国内客向けHondaJetが到着したというニュースが流れてきました。

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 写真は岡山航空のHPより。

 淡いスカイブルーの綺麗な機体ですね。

 Hondaは日本国内での販売のための体制を整える一環として、昨年6月に岡山航空をHondaJetの HondaJet のディーラーサービスセンター(一般顧客向け整備会社)に選定しました。岡山航空は、日本航空・全日空・スカイマーク・Air Doなどのように定期運航はしていませんが、ビジネスジェットによるチャーター飛行で旅客や貨物を有償で輸送する航空運送事業者です。また同時に「他人の需要応じ、航空機を使用して有償で旅客又は貨物の運送以外の行為の請負を行う」航空機使用事業者でもあります。現在日本には、小型機やヘリコプターを使って航空機使用事業を営む会社が66社のがあります。その中には埼玉県桶川を拠点とする本田技研の系列になる本田航空もあります。

 そんな中で、なぜ岡山航空が選ばれたのか。私は、岡山航空のNDI(非破壊検査)技術顧問をしていますが、その経過を聞いているわけではありません。でも常識的には以下の点でしょうね。

  1. 岡南飛行場の滑走路が1200mあること。東京の調布飛行場や桶川飛行場も含めて多くの航空機使用事業者が使っている滑走路はその長さが800mです。800mではセスナ172やビーチクラフトは飛ばせても、ビジネスジェットの離発着には十分ではありません。
  2. 岡山航空は、セスナ社の指定整備工場としての認定を持っていること。
  3. 岡山航空は、セスナ社の指定非破壊検査業者としての認定を持っていること。
  4. 岡山航空は、セスナサイテーションをはじめとしたビジネスジェット機の取り扱いと整備実績を持っていること。

 多分1番と4番が大きいのだと思います。岡山航空は、ビジネスジェットの普及率が低い時代からこの領域に乗り出して、着実に実績を上げてきた日本唯一の会社だったのです。

 平成が終わり、ビジネスジェットの時代の幕が開く予感がします。

 私自身は2013年から岡山航空で非破壊検査の技術顧問をしています。その中でサイテーション(ビジネスジェット)の非破壊検査も多く手掛けてきました。詳細な非破壊検査マニュアルはありますが、その通りやっただけでは解決しない問題もいくつもありました。その都度、岡山航空のスタッフとともに現場で現物と検査結果を確認しながら、それをもとにメーカーのエンジニアリング部門に問い合わせディスカッションをして、解決してきました。

 実際に使用され始めて、運用中のHondaJetのメンテナンスに携わる日が来ることを楽しみにしています。

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