学問・資格

解説特集『新たなステージに入った航空宇宙産業における非破懐検査技術者認証』

 日本非破壊検査協会(JSNDI)の機関誌2020年1月号が発刊されました。

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 表紙はノンディーちゃんのイラスト。シンプルですね。本号の解説特集は『新たなステージに入った航空宇宙産業における非破懐検査技術者認証』です。2017年6月に日本航空宇宙非破壊試験委員会(NANDTB-Japan)が発足をして、その下での非破壊検査技術者認証のための講習と試験が始まりました。本特集は、この活動の内容を広くお知らせすることを目的としています。

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来月号のJSNDI機関誌特集は『新たなステージに入った航空宇宙産業における非破壊検査技術者認証』

 日本非破壊検査協会(JSNDI)の機関誌11月号が届きました。今月号の解説特集は『光超音波3Dイメージング技術の開発』です。Img_6655

 目次ページの右下に、来月号の解説特集の予告が載っています。

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非破壊検査での合否判定基準は手順書を作成するレベル3が設定するものなのか?

 少々驚いた情報が入ってきました。日本非破壊検査協会(JSNDI)が実施する非破壊検査技術者技量認定試験の中で、レベル3技術者の2次試験ではF問題といわれる手順書に関する問題が課せられます。ここが難関だといわれています。

 私のもとに質問が来ました。『浸透探傷試験(PT)レベル3の2次試験のF問題で、ここ数年立て続けに「合否判定基準を各自設定せよ」問われ方をしているので、どのように答えたらよいのか?』という質問です。私は耳を疑いました。出題側の仕様書に「合否判定基準」が示されていないのかと問い返しましたが、無いようです。受験者(手順書を作るレベル3という想定)が自分の判断で合否判定基準を作れということのようです。ものは毎回違うようで、2019年春ではφ30×H40㎜のTi-Al製自動車用ターボチャージャーのタービンだったとのことです。

 例えば「長さ2㎜を超える線状指示模様は不合格」と書いたとしたら、これは正解なのでしょうか?「長さ0.2㎜未満の割れは合格」としたらどうでしょう?

 何をもって正解不正解を判断するのか、私の常識では全くわかりません。私が受験者であれば、「示された情報の範囲では合否判定基準を定めるには十分ではないが、それ以上にまた手順書を作成するPTレベル3には合否判定基準を決める技量は求められません」と書くでしょう。私は不合格になるんですかね?

 PTレベル3のテキストを見たら、

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 こんなのがありました。驚きました。PTレベル3のテキストの筆者は『手順書』を「社内文書」としています。もしかしたら、PTレベル3の試験問題を作っている人も同じ認識を持っているのかもしれません。おそらく『手順書』と『NDT指示書』の区別がついていないのでしょう。だとすると「手順書」というものを知らない人が手順書に関する出題や採点を行っているのではないのか?とんでもないことです。

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航空専門学校での超音波探傷講習

 日本非破壊検査協会(JSNDI)が、学生の身分では資格を取得できないように制度を改悪しました。いろいろな意味でおバカな決定だと思います。もう少し知恵を働かせなさいよ、といいたいです。

 私が勤務していた日本航空専門学校では、超音波探傷をはじめとした非破壊検査の教育に力を入れてきました。三菱重工・川崎重工・IHIなど航空宇宙機器メーカーをはじめとした各企業に、非破壊検査のエンジニアを送り出してきました。残念ながらその教育が風前の灯火になっています。

 毎年JSNDI主催の講習会を開催してきました。今年は実施するというので、私も14日・15日参加してきました。

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 会場の材料実習室です。机も吊り型の電源も実習場のパーテーションも、試験片を置く木枠もすべて、教員の手作りです。懐かしいし、愛着があります。日本航空宇宙非破壊試験委員会(NANDTAB-JAPAN)の初代委員長もここで勉強をしていきました。

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 講習の様子です。講師をしているのは、現在は某大手航空機エンジンメーカーに勤務している卒業生です。

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教え子との再会とBoeing747のエンジン

 昨日(8月15日)、24年前に18歳だった航空専門学校の教え子たちがお盆帰省組も含めて集まるので、来てほしいとのお誘いを受けて、千歳にある全日空ホテルで昼食をとりました。どの料理もおいしかったのと話に花が咲いて、料理の写真を撮り忘れてしまいました(笑)。

 皆42歳になったのだけれど、つい最近結婚した新婚のW君は仲睦じく奥さん連れ、I君はすでに高校三年の息子がいて進路について悩んでいたりと、人生それぞれです。

 私の24年前といえば、41歳で航空専門学校に転職をして4年目、超音波探傷教育の導入を企ててようやく教育が始まったころです。最もエネルギッシュな頃かな?私の目にはアラフォーのおっさんたちの顔が、20歳前後の少年のころにオーバーラップしてきます。

 食事を終えて、学校へ行ってみるかということになりました。私も定年退職をして7年になりますから、「どちら様でしょうか?」といわれる可能性も大です。向陽寮の寮監室へ行ってみたら幸いよく知っているH先生が当番でした。お願いして格納庫をあけてもらいました。 

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当時800mあった滑走路は売却されて、今は太陽光パネルや別の会社の建物が建っています。

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格納庫の中には、セスナ172を中心にして小型機が所狭しと格納されているのは当時と変わりありません。やはり当時はなかったものに目が行きます。

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超音波探傷訓練の現場で再会

 17日から東京亀戸で超音波探傷の実技講習会で指導員の仕事をしています。17日会場へ行ったら比較的広い会場に受講者がほぼ満席になっていました。


 会場を一回りしていると、笑顔で挨拶をしてくる人がいます。航空専門学校の教え子です。名前はすぐには出てこなかったけれど、顔は覚えています。


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M重工に就職したK君でした。懐かしかったので、講習終了後近くのもんじゃ焼きの店で懇親。


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20年近くたっていますから、すっかりおやじ顔になっていますが、学生時代の面影は残っています。


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 航空宇宙非破壊検査員資格試験に向けてのセミナー

『NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会)の取組 ~日本国内での適格性評価に向けた資格試験へのアプローチ~』と題したセミナーが4月24日(水)兵庫県立工業技術センター(神戸市須磨区行平町3-1-12)で開催されます。主催は近畿経済産業局、兵庫県が共催です。

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案内はこちら

 NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会) は2017年の6月に結成され、同年12月から兵庫県立工業技術センター内に設置された航空産業非破壊検査トレーニングセンターで磁粉探傷(MT)浸透探傷(PT)超音波探傷(UT)のレベル2講習が開催されています。

 講習を受けたら資格試験へという流れになりますが、そこで認証を受けるにあたって実務経験が大きな問題でした。実務経験は通常OJT(On-the-Job Training)を受けて積んでいきます。OJTは企業内訓練ですから、大手重工やすでに航空機に関する非破壊検査を行っている企業は問題ありませんが、新規に参入しようとする企業にはそのシステムがありませんから「どうすればいいんだ?」ということになります。

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『破壊工学基礎のきそ』出版10周年

歳月の流れは年々速くなってきています。日刊工業新聞社から刊行した『絵とき 破壊工学 基礎のきそ』が発刊から10年目を迎えました。

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 単行本の出版としては2冊目でした。

 破壊力学について応用理学的視点から論じられていることが多い中で、このき裂はどのように破壊に結びつくのか、破壊を事故と結びつけないように何をすべきか、そういう視点の本がほしくて、なければ自分で書いてみようと挑戦した本でした。

 私自身は大学の機械工学科を出たわけではありませんので、この領域は独学です。ですから「教わったことを書く」のではなく「這いつくばるようにして学んだことをまとめる」という執筆でした。肉体的にも精神的にも最もきつい執筆でした。

 10年前の出版の日にはある種の恐怖心がわいてきたのを覚えています。袋叩きにあって、ほとんど売れずに消え去ることもありうるかもしれないと思ったのです。たとえそうなっても後悔はしないだけのことはしきった自負も同時にありました。

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NAS410 航空宇宙非破壊検査講習 磁粉探傷(MT)講習

 航空宇宙分野の非破壊検査技術者養成がNANDTB JAPAN(日本航空宇宙非破壊試験委員会)のもとで、神戸で講習が始まりました。昨年度に続いて、今年度もMT・PT・UTの講習が計画されています。

 MT(磁粉探傷)の講習は、

  • 基礎講習:平成30年8月20日(月)~24日(金) 
  • 応用講習:平成30年9月18日(火)~20日(木) 

 で開催されます。現在、募集締め切り期間は過ぎていますが、1名席が空いているそうで、航空産業非破壊検査トレーニングセンターとしては今からでも受講応募を受け付けるとのことです。

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桜咲く

 日本非破壊検査協会(JSNDI)の春の1次試験(筆記試験)の合格速報が出ています(こちら)。

 某企業でレベル3に挑戦する方お二人を指導してきました。今朝ほどメールが来てお二人とも合格とのことです。仕事をしながらの受験でした。レベル3の1次試験は、4種目の非破壊検査に関する専門知識に加えて材料科学、認証制度と多方面の知識が問われます。大変ですよね。

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 私らが若いころは、eメールなんかなかったから、大学受験のころは『合格電報』のアルバイトがありました。合格の文面は「サクラサク」、不合格は「サクラチル」。上の写真は先週行った浜松市和地山公園の八重桜。

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