書籍・雑誌

JISハンドブック

非破壊検査関連の日本工業規格(JIS)が次々と改定されています。グローバル化というのですかね、ISO規格に準拠した内容に改定されているのです。
Cimg3495 持っていないJISが必要で、日本規格協会からダウンロードしようかとも思いましたが、思い直してハンドブックを購入しました。
ハンドブックの欠点は、「解説」が載っていないことでした。制定もしくは改定の事情や背景に関する情報が規格理解には重要な情報にになるからです。
この2009年版は、割りに重要と思われるJISには「解説」も掲載されています。これはよい。
ハンドブックのもうひとつの弱点は、文字の小ささ。最近ちょっと眼が悪くなってきたのか、夜遅くにハンドブックのJISを読むのはつらいものがあります。

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アイデアのつくり方

Idea J.W.Young著「アイデアのつくり方」を読みました。この手の本は本屋で立ち読みをすることはあっても購入することはほとんどありません。20年以上前(1988年)に翻訳本が出版されて未だによく売れていているらしいことを、私の本のアマゾンのページにある「この商品を買った人はこんな商品も買っています」の中に見つけて、注文してしまいました(アマゾンの手口にしてやられている?)。

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飛行機のかたちはどのように決めるのか

Aircd 日刊工業新聞社から「飛行機設計入門」という本が新刊になりました。日刊工業新聞社は、ものづくりに関連する書籍を多く出していますが、なぜか航空関係は極わずかほとんど出していません。
日刊工業に限らず、飛行機の設計や製造に関する本は、一般人が読める書籍としてはほとんどありません。
さっそく購入して今読んでいます。「はじめに」では、「本書は、飛行機を設計する場合、その形状はどのように決めるのかを解説したものである。」と太字で宣言しています。

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Wiiリモコンのプログラミング

Wiiリモコンのデータをパソコンに取り込む方法を解説した本が出たようです。「WiiRemoteプログラミング」。さっそく注文しました。このところ書籍購入費がかさんできていますdollarが、これも欲しい本です。
Wiiリモコンの加速度センサのデータをパソコンに取り込むソフト「WiiAcc」を作ってこのブログ内でフリーソフトとして公開しています。私が作ったソフトの中では、パソコンの外の世界とつながっていろいろと発展性が期待できるものです。たとえば自由落下の観測大学生の研究ツール。改良をしたり、新しい用途のアプリケーションを作りたいのですが、いろいろ抱え込んでしまって後回しにしています。解決策に行き詰まっている問題もあるし、やりたいことはいっぱい。その私の遊び心をくすぐるタイトルの本です。
CもしくはC++対応のようですが、私もそろそろVB6から抜け出したい。WiiAccの改造で、C言語を習得するきっかけとすることができるか。それにしても読まなければならない本が溜まってきています。どれも片手間では読めないし・・・。

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「超音波探傷入門」増刷

日本非破壊検査協会(JSNDI)から「超音波探傷入門-パソコンによる実技演習」が増刷されるとの連絡がきました。
Book 2000年(平成12年)3月に初版が出て、今回で7刷目です。おおよそ年間500冊出ているようです。多分これで4500冊です。
一般の書店やAmazonなどのネット本屋でも購入することができない本で、JSNDIに申し込まなければなりません。書籍コードISBNをとっていないのです。
超音波探傷をこの本に付属しているパソコンソフト(超音波探傷入門)で最初に勉強したという人も結構おられるようです。時々、思わぬ場所でそうした声をかけられることがあります。

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検査機器ニュースで

Kennsakiki日本溶接協会と同じビルにある産報出版の「検査機器ニュース」に「絵とき 破壊工学 基礎のきそ」の紹介が掲載されました。ありがたいことです。

先日会った日刊工業の編集者の方によるとそこそこ売れているということなのでひとまず安心です。図書館にも順調に入っているようです。東京都大田区の図書館には6館に収蔵されています。「よくわかる破壊力学」の著者萩原芳彦さんのホームページに紹介されているのを見つけました。

単行本は、「こんな本が必要だ」という想いで自分なりの視点を貫いていて書いています。それがストレートには伝わらないこともあるようですが、世の中で一定の役割を果たすためにも、まずは売れなければ話になりません。検査機器ニュースの記事をきっかけにして、この本を手に取ってくれる若い人が一人でも出てくれることを願っています。

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破壊・非破壊をめぐる出版情報

3泊4日の東京滞在から戻ってきました。北海道は涼しくて良いsign03

仕事の合間に、本の出版に関する情報交換もいくつかしてきました。

日刊工業新聞社から出している2冊の本をプロモートしていただいた編集者のI氏と会ってきました。今回この時点で打ち合わせすることはなかったのですが「上京しているのなら」ということで、都内某所で2時間ばかり特にこれというテーマのないお話をしてきました。雑談という混沌の中から何かが出てくるかも知れないし出てこないかもしれない、なんともいえない面白さがあります。いわば無駄の効用とでも言いますかね。日刊工業新聞社の人気シリーズを長く手がけてこられた方と聞いていますが、穏やかな話しぶりの中に先を読む眼の鋭さが感じられて、とてもためになりました。特に本の出版から離れた話がとても面白かったですね。私の将来もまだまだいろいろと可能性がありそうかなという気がしてきました。

破壊工学 基礎のきそ」がどのくらい売れているのか気になっていたので聞いて見ました。順調だそうで、同じシリーズの「絵とき 機械強度設計 基礎のきそ」とほぼ同じ勢いで売れているそうなのです。

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全ページカラーのねじ新書

ブログ仲間でもあるKADOTAさんの新刊書「ねじのひみつ」(サイエンス新書:ソフトバンク クリエイティブ)が届きました。

ほんの少しだけですが、協力をさせてもらいましたので献本という形でいただきました。この本の出版にわずかとはいえ貢献できたことは誇りです。

Nejishinsyo 帯のキャッチコピーには「ねじの規格からはたらきそして歴史から流通まで」とあります。身の回りにたくさんあることは知っていながらその名前すら良く知らないねじ、このねじのことがコンパクトにまとめられています。新書版ということもあって、かばんのポケットに忍ばせておいて疑問に思ったときにすぐ開いてみるという使い方ができそうです。

でも私はこの本の真骨頂はあんちょこ的な使い方ではないように思います。この本の見所は、ねじの材料から製造法までが現場の写真や図解つきで書かれていることです。裏表紙のキャッチコピー「ねじを学んでものづくりの世界をのぞいてみよう」というのが、内容を端的に表しています。ねじをつかうものづくりと、ねじづくりからみるものづくり・・・両方の視点から学べます。

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「超音波ビームソフト」での文字化けについて

このブログでは私がほとんど趣味で作っているソフトウエアを公開しています。その中には「超音波」本や「破壊工学」本の内容に関連したものもあります。

Ultrasonic_beam そのうちの超音波ビームソフト「Ultrasonic Beam」で文字化けが起きるという情報をいただいていましたが、私の身近にある環境では再現できない(文字化けが起きない)ために、対処できないと思っていました。

連休で少し余裕ができたので調べてみました。単純なことのようです。対処方法を書いておきます。

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大書店

北海道機械工業会の会合のため夕方から札幌へ行ってきました。勤め先から約50km、自宅からは70kmありますので、特別な用事がない限りめったに札幌へは行きません。ついでに札幌駅近くにある紀伊国屋書店札幌本店に立ち寄りました。内部をリニューアルしたようです。在庫量が80万冊から100万冊に増えたそうです。

大きなフロアーにたくさんの本が並んでいる中に入っていくと、なんでしょうねある種の幸福感が生まれてきます。

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お皿の脆性破壊

ものの壊れ方を肉眼で観察できる範囲で現象的に分けると、ぜい性(脆性)破壊と延性破壊に分けることができます。

「破壊工学」本で、脆性破壊の例として、お皿を割るのが良いだろうと思い、つれあい殿に相談をしました。そうすると「家に割っていいお皿なんてない」とのこと。

やむなく100円ショップに赴くことになりました。結構、いろいろなお皿を売っているのですね。一見染付け風のお皿を購入してきました。

これを軽く割ってやろうと思ったのですが、これがなかなか手強い。

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トコトンやさしい歯ごたえ

WEB本屋をチェックしていたら、面白いキャッチコピーをを見つけました。

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◆“力をつける秘訣”は, 少し高いハードルを越えること。◆
低いハードルばかりを跳んでいては力につきません。
はじめに断っておきますが,本書はトコトンやさしいわけではありません。

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基本を学ぶ 流体力学」という本です。

日刊工業新聞社の人気シリーズに「トコトンやさしい ○○の本」があります。すでに100冊を超えて、本屋によってはそのコーナーが作られているところもあります。「トコトンやさしい流体力学の本」というのもあります。この本のキャッチコピーは、

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流体力学で使われる様々な手法や、そこで使われる言葉の意味をわかりやすく教える入門書。とっつきにくいと思われている流れ学の内容についてイラストを多用した親しみやすい解説でわかりやすく解説している。

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「基本を学ぶ 流体力学」のキャッチコピーは、日刊工業の「トコトンシリーズ」や、それに象徴される「わかりやすいこと」に主眼を置いた本との区別立てを意図したものと思われます。

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式の誤植訂正

絵とき 破壊工学 基礎のきそ」131ページ、式5.3に誤植がありましたので、正誤表を掲載します。

Parislawintegr(m-2)が抜けてしまったわけです。お手数をおかけいたしますが、この図を印刷して131ページにはさんでいただければと思います。

続きで、少しばかり弁解を・・・

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古書市場価格の不思議

Amazonには、新刊本のページに中古本の案内も出てきます。読み終わった本や、購入したけれど必要なかった本などを売ることができるのですね。

新刊本に比べれば価格が安くなるのが通常です。Amazonの場合、1500円以上の本では送料が無料になります。一方中古本の場合は通常本の価格+340円の送料がかかります。したがって新刊定価から-340円からの価格差が、中古本のおねうち感ということになります。

もちろん、すでに絶版となっている希少本については、定価以上、場合によっては数倍の価格がつく場合もあります。

さて、私の「超音波」本と「破壊工学」本に掲載されている中古本の価格はなんとも不思議です。

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「破壊工学」本 本日発売

Fractureeng

絵とき 破壊工学 基礎のきそ」(日刊工業新聞社)が本日発刊になりました。書店に並んだはずです。私が住んでいる地方都市では、理工学書の書架がある本屋がありませんので、確認できません。

bk17&YAmazon。bk1では、独自の紹介文が掲載されています。

類書はないということは自負しています。

すでに私の手を離れていますから、どのように受け入れられるのか受け入れられないのか明鏡止水の心境で反応を待つしかありません。

目次を公開します。

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「破壊工学」本 ネット本屋店頭に

破壊工学本が、7&Ye-honなどのネット本屋に出揃ったようです。表紙画像も出始めました。

アマゾンでは、売り上げランキングの数字も出るようになりました。そこそこ注文が入っているようです。

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「破壊工学」本 完成

日刊工業新聞社から「絵とき 破壊工学 基礎のきそ」の著者向け寄贈本が宅配便で送られてきました。包みを開けて印刷したての本を手にするのは、なんともうれしいものです。

Fractureeng 表紙は、こんな感じです。イラストは、たぶん本の中のあの絵を参考にしたのだろう、ということはわかります。力が加わり亀裂が進展して破壊する、というイメージでしょう。私としては、本の内容をイラストレーターの方が読んでくれたことがわかる絵なので満足です。イラストを見て、これは現実のかたちとしてはどのようになっているのだろう、などということは考えないほうが良いのでしょう。

全国の本屋さんに並ぶのは、来週3月23日(月)になるようです。アマゾンでもページが作られました

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パリス則の積分

疲労き裂の進展速度を示す式にパリス則というのがあります。da/dN=C・⊿K^mという簡単な式です。それでも、微分が出てきてさらに指数も登場します。こういうのを入門書に書くときは、悩みます。今度の「絵とき 破壊工学 基礎のきそ」にはこの式は避けて通れないところでした。私なりに工夫して図解しました。

Parislawinteg 問題は、このパリス側を積分して疲労寿命評価をしてゆくところです。簡単に書けば左のようになります。少し親切に書いても、あと3~4行付け加えればせいぜいです。でも、私はここは本の中で大幅に省略しました。

微分方程式の積分の基本がわかっている人にとっては余計な説明をしなくても簡単に自分でできるはずです。でも分離積分が何のことかわからない人にとっては、仮に少々丁寧に書いてもチンプンカンプンになってしまうでしょう。この辺をぐだぐだ書くのはどっちにしろ無駄になると考えました。積分を教える書物ではありませんからね。そこで・・・

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「破壊工学」本 ネット予約販売開始

「絵とき 破壊工学 基礎のきそ」の発売日が3月23日に決まったようです。日刊工業新聞社の「3月の新刊書籍」のリストが公開になってこちらのページに案内が掲載されています。

破壊工学という学問ジャンルが現在確立しているわけではないのですがね・・・。どうしてこれまでなかったのだろう、という雰囲気になればよいなと思っています。

株式会社図書館流通センターのサイトbk1でも予約が開始になっています。

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「鉄の塊」を飛ばす最先端理論

本の表紙デザインについて前の記事で書きました。最近読んだ本の中でこれはないだろう、という例です。

Hikoukinosikumi この本の筆者は中村寛治さん。全日空の航空機関士だった方です。飛行機に関する雑学本はいくつか出ています。なんだかなという本もありますが、この本の内容はわかりやすくて優れています。

表紙に書かれたキャッチフレーズにある「鉄の塊」は飛行機のことをさすのでしょうが、いくらなんでもそれはないでしょう。

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本の表紙デザイン

本の表紙って、いわば本の顔ですよね。

日刊工業新聞社の「絵とき 基礎のきそ」シリーズは、志岐デザイン事務所というところが表紙デザインを担当しているようです。「絵とき 基礎のきそ」は、シリーズとしての基本の表紙デザインは決まっていて、個々の本にはその本の内容を象徴するイラストが一つ入るだけです。

で、そのイラストですが、超音波本のときは著者に事前の提示もありませんでした。そのことは、取り立てて言うほどのことでもないけれど、ちょっぴり不満でした。でも最近、その考えが変わってきているのです。

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疲労き裂の進展

疲労き裂はどのように成長するのでしょう。製造当初亀裂がなかった部材を5年間使ったところで2mmに亀裂が見つかったとします。この材料では10mmのき裂までは壊れないことがわかっているとします。さてこのまま使うとしたら、どのくらいまでなら大丈夫でしょう。

5年で2mmだから、10mmになるまでは5倍の25年はかかりそう。ギリギリは危なそうだから20年かな。いやーもうちょっと安全を見て10年ぐらいで交換しようよ。

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専門書に一気に入っても戸惑うことのないマンガ

私は、勉強をするときに、可能な限り図解をしようと心がけています。ですから、日刊工業新聞社の「絵とき 基礎のきそ」シリーズは好きですし、そのシリーズで2冊書かせていただき、出版できることはとても光栄です。私にとっては図解をしてゆくことは楽しいし自然なことです。

Tokoton_space 日刊工業新聞社には、もう少し図解を徹底させた「トコトンやさしい ○○の本」というシリーズがあります。その中の1冊「宇宙ロケットの本」を読んでいます。著者は的川泰宣さんです。今をときめくロケット博士ですね。

この本のはしがきに糸川英夫博士のことばが紹介されていました。

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校正作業中(初校)

3月に日刊工業新聞社から発刊予定の「破壊工学 基礎のきそ」の初校が届き、校正作業中です。

Ts2d0029 校正のツールは、青ボールペンと付箋紙。編集者の校正が赤で入っていて、著者は青いボールペンで記入するようにとの指示です。それとパソコン+カフェイン入りの飲み物は欠かせません。

初校はある程度加筆訂正が可能なのですが、今回は制約がかかっています。

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本のページ数

単行本のページ数って、必ず8の倍数になっているのですね。

1枚の紙に裏表にそれぞれ2ページで4ページ、これを4枚重ねて折り合計16ページが1単位。これを接着剤で付けている。最後だけ2枚8ページを作る場合もあるので、8の倍数には必ずなる。

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ココログのウェブページ

このブログ、niftyのココログを使っています。最近ココログの管理ページが変更になって(いつからだったか覚えていませんが)、ウェブページを作れるようになっていましたので試してみました。

Cocologhp 3月に発刊を予定している「絵とき 破壊工学 基礎のきそ」用に、ソフトウエアのダウンロードページとして作ってみました。こちらです。できてみると、外見はブログとほとんど同じです。

ブログとウェブページ、いったいどこが違うのでしょう。

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脱稿

先ほど編集者の方に原稿を送りました。脱稿です。

Wordのページ数で、目次あとがきなどを含めて181ページ。図などの配置で無駄に開いているスペースがありますから10ページほどは縮まるでしょうか。扉ページや索引なども入りますからだいたい180ページぐらいに仕上がるのではないかと予想をしています。

図は160枚。関連ソフトウエア3本。原稿のファイルは50メガを超えていました。

さて本のタイトルは、続きで・・・

その前に、お疲れさん、のクリックを・・・・o(*^▽^*)o

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箱根駅伝 そして原稿仕上げ

今年の正月はのんびりした正月になるはずでした。11月からの体調不良でブレーキのかかった執筆の仕上げをしています。

Cimg0637 一心不乱にやらなければならないのですが、箱根駅伝が面白すぎる。TVのない部屋にいますので、DSテレビを息子から借りてきて、ながら仕事です。

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Amazonで部門1位

Amazonでは、本の売り上げランキングが表示されています。

Amazon絵とき 超音波技術 基礎のきそ」は、 > 科学・テクノロジー > 電気・通信 > 通信工学 に分類されています(そこかいなという感じはしますが)。この通信工学で、今日の午後から1位になっています。今日何冊か売れたということでしょう。

限られた分野でおそらく瞬間風速だとしても1位は1位。とりあえず記念写真ですヽ(´▽`)/。

科学ブログランキングでは、しばらく1位を走っていましたが、このところ私の体調を反映しているのか、2~4位をうろついています。

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立派な装丁の本

洋書でも手軽に購入できるのは、インターネット本屋の強みです。特に田舎住まいをしていると、リアル本屋で洋書の工学書を購入しようとすると、気が遠くなるほどの手間が必要です。

Cimg0473 1.5ケ月ほど前に購入した写真の本(The Stress Analysis of Cracks Handbook)、届いて驚きました。ハードカバーであることは承知していましたが、金箔押しで重厚感あふれる装丁です。

私の所有している書籍の中では2番目に立派な装丁です。

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対数グラフ用紙を作るソフト

必要があって対数グラフ用紙を作るソフトウエアを作りました。

Logarithmiccrosssection こんな両対数グラフが欲しかったのですが、EXCELのグラフ機能では思うようにできません。

作成したグラフ用紙の画像はクリップボードにコピーできましから、ペイントなりに貼り付けて使うことができます。

印刷機能とかはつけていませんので、他のソフトにコピー&貼り付けをしてそこから行ってください。

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応力拡大係数のKは誰のK?

応力拡大係数(stress intensity factor)は、Kで表記されます。このKたぶん人名からとっているのだろうけれど、いったい誰なのかわかりませんでした。

先月上京した際に、東工大のM先生に教えていただきました。どうも、Joseph A.Kiesさん(1906-1975)のKだということです。

Cimg0428 こちらの本(Fracture Research in Retrospect: An Anniversary Volume in Honour of G. R. Irwin's 90th Birthdayに.Kiesさんのことが書いてあるということで購入しました。まだ全部は読んでいませんが、破壊力学の創成期のことなどが書かれていて大変興味深いです。

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肥後名産 高瀬飴

熊本県の飴屋さんから「高瀬飴」を取り寄せました。

Cimg0387 この飴、麦芽水飴です。しつこくないほんのりとした甘み、砂糖の甘みとはちょっと違う、素朴な味でとても美味しい。10本入って200円です。

現在執筆中の本の中でいくつかの「ミニ実験コーナー」を作るのですが、そのネタの写真を撮るために取り寄せました。

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応力場の表現 カラースケールとグレイスケール

材料にきずがあると、そこに応力集中が生じます。きずの中でもき裂(割れ・クラック)は、応力集中がもっとも厳しくなり、理論上応力集中係数は無限大になります。

Stress_intensity_factor破壊力学では、き裂のある部材の強度を問題にするときに、応力集中係数ではなくてき裂近傍の応力場の激しさを現す応力拡大係数を使います。き裂近傍の応力場の激しさを、ビジュアルに示そうと、こちらのソフトではカラースケールで、あたかも線香花火が燃える炎の激しさのように見せていました。

Stress_intensityわけあって、これをグレイスケールに変換させています。このソフトを作ったときは、プログラミングでカラースケールを使う方法をやっとのおもいで身につけて、そのうれしさの勢いで作ったという面があります。

左の絵は、き裂近傍の応力場の様子をカラースケールとグレイスケールで描いたものです。

グレイスケールにしてみると、意外にシンプルでよいですね。これは、超音波ビームを表示するソフトをグレイスケールにしたときにも感じたことです。

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新書に機械工学

このブログにもコメントを寄せてくれる門田和雄さんが、ソフトバンクのサイエンス・アイ新書として「基礎から学ぶ 機械工学」を刊行しました。

Kikaikougaku__2  新書は本屋に行くとさまざまなジャンルのものがあります。最近は科学を題材にしたものも多くなってきたように感じます。専門の書物と比べると、著者の個性が前面に出てくるものが多いのと、手軽に読めることから、未知の分野本を読んでみるなんてこともよくあります。

最初にこの本を手にとって見たとき、これまでの機械工学の本のイメージからすると、非常にコンパクトで、このボリュームで機械工学のどこまでが書いてあるの?と思いました。この本の章立てと中身の雰囲気はこちらで見ることができます。

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Shadeで引張試験片 その2

昨日引張試験片のCGを公開したところ、早速デハボ1000さんから突っ込みをいただきました。本音を言うとこういう突っ込みを期待しているところがあります。今ならいくらでも修正可能sagittarius

Tensilestrength_test_1 そこで、修正ついでに第2弾。延性材料と脆性材料を一発で絵で示そうと、作ってみました。デハボ1000さんからの突っ込みを予想して、チャック痕は微妙に調整しました。

脆性材料の極わずかな塑性変形の感じが出ているでしょうか。実際よりは少しデフォルメをして大げさになっています。

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Shadeで引張試験片

3DCGで引張試験片を作ってみました。いつものようにShadeを使っています。

Tensile_test2_2 引張試験片は実物がごろごろしているのですが、写真ではわかりやすく表現するのが難しいのです。イラストでもさらさら描ければよいのですが、私にとってはCGのほうが手軽です。

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「絵とき 金属疲労」本

以前に金属疲労を扱った初学者向けの本を紹介しました。

Fatigue このたび日刊工業新聞社から「絵とき 基礎のきそ」シリーズの1冊として「金属疲労」が刊行されました。著者は千葉大学准教授の佐藤建吉氏です。

金属疲労を説明するのに、まず第1章で転位・すべりからはじめています。金属疲労は、発端も疲労亀裂進展も微小な延性破壊の繰り返しがその本性ですから、オーソドックスだと思います。

第2章では、引張試験・曲げ試験・硬さ試験・・・といった基本的な材料試験の説明がなされています。いま、大学の工学部を出ても、自分でこうした材料試験をやったことが無い、という人もずいぶんいるようですし、まして一般の人では材料の機械的性質はどのように確認するのか知っている人は少ないでしょうから、このあたりから説明してゆくことが必要なのでしょう。

こうした、通常の金属疲労の本では前提として省略してしてしまっているところから始めて、金属疲労の全体像を概観できる内容になっています。

この本の最大の特徴は、フレッティング疲労について多くの紙面を割いていることでしょう。

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ネット本屋の立ち読み

田舎に住んでいて、そう不便を感じたことはありませんが、本屋だけは貧弱で困ります。

私の住んでいる苫小牧市は、北海道内では工業都市ということになっているのですが、理工系の図書はほとんど本屋にありません。日刊工業新聞社の「基礎のきそ」シリーズも常備しているところはありません。ということは、私の「超音波 基礎のきそ」は、苫小牧市内の本屋の書棚には並んでいないのです。正直ちょっと寂しい。

ほしい本は、Amazonなどのネット本屋に注文することになります。便利な世の中になったものだと思います。ただ、中身を確認できないので、おおよそ20冊に1冊ぐらいは、予想とは違った本が届くこともあります。

やっぱり、本はできればリアル本屋で立ち読みをしてから買いたいな、と思うわけです。

たぶんそういう声が多かったのでしょう。Amazonに「なか見 検索」というサービスができています。「超音波 基礎のきそ」にも「なか見 検索」がつきました。出版社のほうでやってくれたようです。

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増刷と単行本

今日帰宅したら、「超音波探傷入門(パソコンで実技演習)」(日本非破壊検査協会)が6刷になったとの知らせが届いていました。2000年初版ですから、まぁ順調といえるのでしょう。

Book それともう1件、単行本の企画を提出していましたが、正式に編集会議でオーソライズされたと連絡がありました。単行本としては、「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」に続く2冊目ということになります。今回も日刊工業新聞社からで、「基礎のきそ」シリーズの1冊になる予定です。

2冊目の依頼が来るということは、書き手として少なくとも及第点はいただけたと考えてよいでしょうか。

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5冊目の本

今年はじめに「本を出すこと」という記事を書きました。すでに4冊の本を出版していることになります。昨年11月には、日刊工業新聞社の人気シリーズの中の1冊として単行本を出すことができました。

Cimg2624 その超音波本は、もちろん多くの人に読んでもらうことを念頭において書きましたが、今回のは、読者対象は数人です。つまり自分(と子供たち)のためだけなのです。

タイトルは「黄金比・パルテノン神殿・対数螺旋」で、70ページです。ブログ出版局で印刷しました。3冊作って4796円、1冊1600円というところです。

ブログ出版局からは、昨年出した「エキスポランドジェットコースター事故原因と非破壊検査」に続く2冊目です。

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熱工学の本

熱工学の本が筆者から送られてきました。門田和雄・長谷川大和著「熱工学がわかる」技術評論社刊です。

Netue まだぱらぱらとページをめくって見ただけですが、改めて体系的に勉強をしなおしてみようかと思わせる内容と構成です。

熱力学は、ジェットエンジンに関する国家試験である航空工場検査員航空機用原動機を受験するときに四苦八苦して勉強をしました。エントロピーがなかなか理解できなくて、あれこれ考えているうちに、温度や圧力というものもよく考えると得体の知れないものであるけれど、これらは測定ができるから感覚的に理解しやすいだけだ、と気づいてから何かストンと落ちた覚えがあります。

本書は、熱力学の方程式も丁寧に説明しながら、それらが機械としてどのように利用されているかを豊富なイラストを使って説明しています。熱力学ではなくて熱工学としているゆえんでしょう。この意味で表紙のイラストはこの本の概要を良く象徴していると思います。

熱容量の説明のところで石焼ビビンバが出てくるのには、思わずうまい(美味い)!と思ってしまいました。

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超音波本 大学のテキストに

神奈川大学の土屋先生からこのブログにコメントをいただきました。新学期から、4年生11人のゼミで「超音波技術 基礎のきそ」が輪議用テキストとして採用されて配布されたとのことです。

こちらにシラバスが公開されています。

15冊購入していただけたのは知っていましたが、参考文献のひとつなのだろうと思っていました。

実は、後からわかったことですが、超音波本を執筆するに当たって参照した本の中に土屋先生の論文がありました。海洋超音波がご専門のようです。

この本は、若い人が超音波技術に関心を持ってもらい専門領域へ学び進む手がかり足がかりになれば良いなぁ、と考えて書きましたから、このように使ってもらえるのは筆者冥利に尽きます。

精読すれば疑問点・問題点も浮かび上がってくるでしょうが、そういうことも含めて面白いと思います。

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超音波本の反響

「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」が発売になってから4ヶ月が経ちました。どのくらい売れているのでしょうね。

この本を読んだということで、本日問い合わせのメールが入りました。首都圏で配布されているこちらのフリーペーパーの編集者、という方からでした。発行部数60万部だそうです。

超音波に関する話題を取り上げるということで、コメントを求めてきました。まじめに取り上げていただけそうなメールでしたし、難しい話ではなかったのでコメントを返しておきました。

どのような話題なのかは、もう少し待ってください。

まったく見ず知らずの方からの反響としては、以前に紹介した神奈川大学の音響・超音波研究室の先生からとこの件で2件目です。

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金属材料技術用語辞典を出版元からゲット

金属材料技術用語辞典が絶版になって手に入らないという記事を書きましたが、それを読んだKADOTAさんから今日連絡をいただきました。

出版社(正確には 日刊工業サービスセンター 書籍販売部)がおそらく在庫一掃のためと思われるセールを行っているというのです。早速問い合わせてみたところ、新入生の数には足りないもののこちらの在庫等で調整すると何とかなることがわかりましたので、注文を入れました。

1冊\7,875のところ \5,500で手に入れることが出来ました。書籍が市場から消えてゆく瞬間でしたね。

日刊工業新聞社は「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」の発行元でもあります。

売りに出ていた書名の一部だけを紹介しておきましょう。

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金属材料技術用語辞典が絶版

金属材料技術研究所編「図解 金属材料技術用語辞典」(日刊工業新聞社)が絶版になっていました。

Metal 私のところの学科の学生には毎年買わせていました。ちょっと値段が張りますが、長く使えるものでこれくらいは手許にもっておくべきだ、と考えたからです。

来年度新入生用に事務局が手配をしたら、絶版だというのです。

私の手許にあるのは第1版(1988年)ですが、2000年に第2版が出ています。出版社も慈善事業ではないのでやむを得ないのかもしれませんが、こういう本は絶版にしてほしくないなぁ。第3版を準備しているということなのでしょうか?

Amazonでは、古本に14000円の値がついています。

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音響・超音波工学の研究室から

とても嬉しいメールが届きました。

神奈川大学工学部電子情報フロンティア学科土屋健伸先生からです。『「超音波技術 基礎のきそ」に掲載されています超音波関連のソフトウエアを授業の参考ソフトとして使用の許可』の問い合わせでした。もちろん、何の問題もありませんし、光栄なことですので、その旨返信をしました。それに対する土屋先生からの返信に次のようなお知らせがありました。

『「超音波技術 基礎のきそ」ですが,来年度の研究室学生用の読本として早速,15冊購入させていただきました.「基礎のきそ」ということで導入教育には最適です.内容も丁度本研究室の研究分野(医用超音波,水中音響)が含まれております.良い本を出版いただきありがとうございました.』

Ultrasonic_beam_ver1039 私としては、超音波ビームを表示するソフトなどこの本に関連して公開している一連のソフトを使ってくれれば、学生さんの中に何人かは本を読んでくれる人も出るかなと思っていました。

とても嬉しいですね。本が売れる(15冊もですよ!)ということももちろんですが、この本を執筆するときに意図したことは、若い人・初学者に向けて専門領域への橋渡しになる本にしたいということでしたから、そのものずばりで使っていただけるということです。しかも、私の専門である非破壊検査ではなく、「医用超音波,水中音響」の領域ですから、著者冥利に尽きます。

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金属疲労がわかる本

東京デズニーランドでパレード中に塔が折れて倒れたようですね。NHKの職員が家族で遊びに行っていて、たまたまビデオを撮っていたようです。その映像が何回も流れていました。オリエンタルランドにはライド整備課という部署があって、非破壊検査を含めた点検整備は他所に比べてきちんとやっているほうだとの認識をしていました。けが人が出なくて良かったですが、今回も「手抜き点検」とか「金属疲労」とか、ほとんどごりやくのない念仏のような言葉で片付けられてしまうのでしょうか。

「金属疲労」に関して、わたしが待ち望んでいた本が出版されていました。

Fatigue西島敏著「金属疲労のおはなし」日本規格協会発行です。

以前にこのブログでこの方に金属疲労に関して啓蒙書を書いてもらえないかなぁ、と書いたことがありました。一口に金属疲労といってもアプローチの仕方はいくつもあって、それぞれ専門に研究している方はいらっしゃるようですが、トータルに金属疲労とはどのようなことなのか、その有効な防止策は何なのかを書いた一般向けの本はないといっていいと思います。

西島敏さんは、長く金属材料技術研究所におられた方です。

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本を出すこと

自費出版を大掛かりに手がけていた新風舎が倒産したようです。正月に新風舎についてのいくつかのサイトやブログを読んでいましたので、機会を見て取り上げようかなと思っていました。

被害者であるという方のHP(たとえばこちら)を読むと、だまされる側に対する意見もあるにせよ、やはり人の夢を食い物にしようとする意図と手口に腹立たしくなります。

Cimg2142わたしも実は自費出版の経験者です。左の写真は、わたしがかかわった本ですが、右の2冊は自費出版です。「シルクロード遥か」は、公私共にお世話になった森田修吾先生の講演(テープが残っていてこれを起こした)と新聞や紀要などに掲載されていた原稿をまとめたものです。オンデマンド出版というのをネットで見つけて、これでやりました。テープ起し・原稿の打ち直し・写真の配置・PDFへの吐き出しすべてやりました。出版社のほうは、本としてのレイアウト、表紙のデザインそして校正ですね。136ページ50部印刷ででおよそ18万円かかりました(2001年)。1部でも注文があれば、印刷をして販売もしてくれるということでした。2年間でネット上で数冊売れたのかな。手数料と送料が引かれて印税として封筒に10円の桁の切手が数枚送られてきました。

もともと追悼の意味で作りましたから、たくさんの人に読んでもらうに越したことはないけれど、そう売れるとは期待していませんでした。それにしても少ないかな。森田先生の教え子や知人に配っておしまいというものですね。(内容は個人の記録や趣味の域を超えて結構面白いのですがね。)

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海底3000メートルの大捜索

暮れに何冊か本を買いためて、正月のんびり読んでいます。

Cimg2129 そのひとつが『NHKのプロジェクトX ④ 男たちの飽くなき闘い』(NHK出版)です。

プロジェクトXは中島みゆきの主題歌(地上の星 ・ ヘッドライト テールライト)とともに一世を風靡した番組でした。中にはオイオイというのもありましたが、心に残る番組も数多くありました。

わたしにとって、1999年11月のHⅡロケットの打ち上げ失敗-その原因究明のために海底に落ちたロケットエンジンを探し出すという物語(海底3000メートルの大捜索)もそのひとつです。改めて活字で読みたかったので購入しました。

ターボポンプの共振による疲労破壊、ロケット打ち上げ失敗、超音波による海底探査、わたしにとっては関心を持たざるをえないテーマでした。そこに門馬さんという海底探査のプロが登場します。最初見たとき山本晋也監督に似ているな、と思いました。しかし、物語が進むにつれ、主人公でありながら多くを語らないしかし芯の強そうな、なんともいえない立ち振る舞いと風貌に魅かれてゆきました。忍耐力と洞察力が要求されるところは、非破壊検査屋とも共通する仕事だし、普段はあまり日の当たる仕事ではないことも、そこで働く心意気みたいなものを勝手に想像して、共感していました。

実は、わたしの「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」に門馬さんの写真が掲載されているのです。90ページに小さくですが・・・プロジェクトX④の227ページに掲載されている写真と同じものです(一番左が門馬さん)。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)に写真の掲載許可をいただくために連絡を取ったところ、写真の掲載は快く承諾していただけただけでなく、原稿のチェックもしていただけました。赤で帰ってきた原稿を見て、わたしのほうから疑問点やこちらの考えをメールや電話で伝えてやり取りをする形になりました。窓口になってくれたのはJAMSTECの広報の方でしたが、原稿をチェックした方の中に門馬さんもおられたと聞きました。それだけでもミーハーのわたしとしては嬉しかったのですが、そのチェックの内容がわたしとしては我が意を得たり、だったのです。

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図書館の購入と放出

超音波本を、図書館が購入してくれている情報が入ってきています。

大阪府立図書館

東京都港区図書館

さいたま市図書館

さいたま市図書館では、貸し出し中になっています。

図書館に収録されたからといって、ずっと置いておくということではなさそうです。図書館放出本が、古本市場に出てくることもあるようです。こちらのページ。どういう基準なのでしょうかね。あまり借りられていないということなのでしょうか。せっかく収録されたのですから、なるべく長く生き残ってほしいと思います。

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地元新聞に

地元の新聞(苫小牧民報)に記事が載りました。

Tomamin 割と大きく扱ってくれました。取材に来たのは女性の記者でしたが、話してゆくうちにずいぶん面白がってくれていました。

地元の友人知人が知ってくれるかな。

携帯のメールのほうに、目撃情報が入っています。

12月5日 新宿小田急三省堂の理工書コーナーに1冊あり。

12月7日 八重洲ブックセンター機械工学コーナーに平積み6冊。

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「超音波技術」という名の本

今回発刊となった「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」という書名は、編集者の方がつけたものです。私は、「絵とき 超音波 基礎のきそ」となるのかな、と思っていました。

手続き形式的には著者の確認を取るべきだとは思いますが、ついた書名は「へーなるほど」と思うほど気に入っています。

「超音波技術」が書名に使われた本は、知る限り過去に2冊あります。

Cimg2099 そのひとつは、実吉純一・菊池喜充・熊本乙彦「超音波技術便覧」(日刊工業新聞社)です。1960年に初版が刊行され、1978年に新訂版が出ています。名著であるとの評判が高い本です。今回の本の執筆にあたり、ぜひ参照したいと思っていましたが、脱稿後11月に入ってから、amazonの古書市場に出ているのを見つけて購入するまで手に入りませんでした。新訂版第8刷で定価22000円を、15000円で購入しました。ほとんど読んでいないと思われる綺麗な状態の本です。はっきりいってお買い得でした。まだ私もほとんど読んでいません。

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もうひとつは、

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今日の朝日新聞朝刊1面に

11月29日付朝日新聞朝刊の1面に「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」の広告が掲載されました。

Cimg2081 朝日新聞といえば、公称800万部だそうです。多少の水増しがあったとしてもすごい数ですね。

政務次官逮捕の日は、私にとって印象深い日になりました。

Cimg2082朝日に限らず新聞1面に下にはこの短冊形の書籍広告がよく掲載されます。

少なくても私が10代のころから、このかたちの書籍広告は見てました。

そこに自分の本が載っているなんて・・・。

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超音波本発売2日目

「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」発売2日目です。

ネット書店でも、販売が開始されたようです。7&Yでも、画像が出るようになりました。

楽天では「売り切れました」との表示でしたが、夜になって「在庫あり」になりました。

アマゾンでも「在庫2冊」と出ています。

bk1では、独自の内容解説をつけてくれています。

トーハンのe-honにも。

e-netのランキングでは、総合で22位になっています。

国際ロボット展にも出ているかな、と期待していましたが、KADOTAさんからの連絡では、書籍の梱包はずいぶん前に行われていて、今回は陳列されていないとのことでした。

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「超音波技術 基礎のきそ」本日発売+超音波ソフトウエア更新

Ultrasonic 「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」(日刊工業新聞社刊)が本日発売になりました。

多分全国の書店に並ぶはずです。毎日たくさんの書籍が発刊されているようです。ということは、ほぼ同じだけの書籍が本屋さんから消えていっているということでもあります。これからサバイバルです。皆さんよろしく応援お願いします。

この本のために、3本のソフトウエアを用意しました。そのうち、AモードとBモードの仕組みを示したソフトについては公開していませんでしたが、先ほどファイルをアップしました。

「超音波ビーム」のソフトも更新をして、先ほどアップしました。

ソフトウエアのダウンロードはそれぞれ以下のページからどうぞ。

(1)「AモードとBモード」 ←ダウンロードページへ

Uab

                        

                                                                                                                                                                                                                 

(2)「Ultrasonic Beam」ダウンロードページへ

                                 Ubeam

                        

                                                                     

(3)「パルス波と周波数帯域」ダウンロードページへ

Ubb

                

                                                                                                      

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超音波本 届きました

「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」(日刊工業新聞社刊)が製本されて送られてきました。

この本、私としては売れてほしいので、宣伝をさせてください。ということでこの記事をしばらくの間トップ記事とします。最新の記事はこの次からです。

Ultrasonic ついにここまで来たという感じです。これまで共著はありましたが、単独で1冊書いたのは初めてです。11月27日には全国の書店に並ぶそうです。

表紙のデザインもいいですね。細かいことを言えば、超音波ビームの広がり方がちょっと違うところもありますが、イメージとしては単刀直入でよいと思います。

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「アルキメデスの原理」はいつ教わる?

今日編集者の方からメールが届いて、「無事編集作業を終了し、本の完成を待つばかりです。」とのことです。超音波本、発売日まであと11日です。

ところで、その本の中の原稿にこんな一文がありました。

アルキメデスが、混ぜ物をした金の王冠を壊すことなく見破った逸話は、中学の理科の時間にアルキメデスの原理とともに教わります。

校正時に、念のため中3になる息子に「アルキメデスの原理は何年のときに教わった?」と聞くと「なにそれ」という反応。えっと驚いて調べてみると、中学では教えていないようです。高校の教科書には出てくるのです。高校の物理は選択科目のようですから、若い人の中にはアルキメデスの原理を聞いたことすらない人がたくさんいると言うことになります。

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チョコ in カシス

超音波本が出版社(日刊工業新聞)の新刊予定のページに掲載されました。

これを執筆していたとき、休みの日には1日中パソコンに向かっていましたが、最近の液晶が明るすぎるのか、目が痛くなることがありました。これには参った。目を休めるしかありませんでした。

Cimg2027 で、最後の追い込みのときに食べてみたのが「チョコ in カシス」。ローソンでの限定発売だったようです。ちょっとすっぱくて美味しいですね。気のせいかもしれないけれど、目が痛くなくなっている。

そのことを告げると、わがつれあい殿、あちこちのローソンを回って、買い占めてきてくれました。

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NHK「ほくほくテレビ」+「超音波本」校了

超音波本、ようやく校了です。著者校正は2回ということで、2回目の校正稿を郵送しました。これで、いつ私がどうなっても本は出ることになるでしょう。

「第11回つまようじブリッジコンテスト」について地元新聞が報道してくれました。千歳民報。校名間違ってますけどね。正しくは「日本航空専門学校」

NHKが報道してくれます。「ほくほくテレビ」の中です。編集は出来ました、とディレクターの方から連絡がありました。ただ、放送日が5日(月)になるか6日(火)になるかわからないそうです。政局のニュースがらみなのかなぁ。(追記:NHKから連絡があって放送日は6日(火)の5:10から「ほくほくテレビ」の中だそうです)

Cimg2041 取材中の永井キャスターです。このビデオカメラでハイビジョン業務用映像が十分撮れるのだそうです。時代が変りましたね。ビデオカメラでは、SONYはまだ一応良いのかな?

Cimg2036元気の良い方ですね。飛行機に乗って、ウキウキです。

取材は2日(金)でしたけれど、朝から学校にやってきて、午後ブリッジコンテストの様子を見て、札幌のスタジオに飛んで帰って、生本番をこなしていました。

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超音波本 ネット予約開始

ネットで検索をしていたら、アララ妙なものが引っかかってくるぞ、とのぞいてみたら、超音波本のネット予約のページでした。

トーハンが管理するサイトでした。こちら。どのような基準で順番が付いているのかは知りませんが、2番目ですね。

7&Yの予約ページにも掲載されていました。こちらは、医学・薬学・看護のジャンルですね。その分野も書いていますが・・・ね・・・。

本のタイトルは「絵とき 「超音波技術」 基礎のきそ」

本の内容として

「超音波技術の基礎と応用について、図表や写真を豊富に使いやさしく解説する。超音波の利用面の紹介に重きが置かれている他の初学者向け書籍と異なり、超音波の本質や基礎が理解できる内容が特色。」

と紹介されています。多分出版社がつけたコメントでしょう。ちょっと面映い。でも書き始めるときから、超音波利用技術の羅列的紹介にだけはしない、と考えてきました。

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「超音波」本 初校

この休みこそ、少しのんびり出来るかなと思っていましたら、編集者の方から第1章~第4章まで144ページ分の初校が宅配便で届いていました。月曜日には発送してほしいとのことです。

日本非破壊検査協会のテキストを執筆したときは、原稿を送ってから数ヵ月後に校正稿が届いて、数週間後に編集委員会の会議。つぎに見るのは1ヵ月後・・・というペースでした。

Cimg2013協会ののんびりもペースが合わないけれど、今回のは、またすごいペースですね。

しかも作業は、単純な誤字脱字のチェックだけではありません。図表のレイアウトから、策引用の用語チェック、さらに章ページ扉に掲載する概要原稿、ページレイアウト上空きが出てしまうところへの、豆知識もしくはイラスト案の作成等々。結構な作業量です。

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てっ平のカツ (その2)

久しぶりに家族で「てっ平」に行ってカツを食べてきました。以前にも書きましたが、ここのカツは天下一品。四半世紀前の開店当時の味がまったく落ちていないのがうれしいですね。もしかしたら、当時より美味しくなっているのかもしれません。

Cimg1992 実は、いつだったか忘れましたが、娘が「お父さんが本書き終わったら『てっ平』に行こう」と言い出しました。カツを食べに行く時間と金がないわけではありませんが、娘の私に対する応援の気持ちかな、と受け取っていました。

そうなのです、「超音波」の本、書き上げました。まだ厳密には最終章の図にキャプションをつけなければならないとか、ちょっとした作業は残っていますが、とりあえず最終章に句読点を打ちました。「あとがき」も残っていますが、数日置いてから書かせてもらいます。

待ち時間に原稿をチェックしようと持っていっていましたので、ごめんなさい軽く記念撮影を・・・。

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医療用超音波 Bモードの仕組み

現在執筆中の「超音波」本(日刊工業新聞社刊「絵とき 超音波技術 基礎のきそ」)のために、いくつかのソフトウエアを作っています。

Brightness_mode 医療用の超音波検査診断装置では、超音波の振幅と距離を表す一次情報であるAモード(Ampiltude Mode)から輝度変換を行ってBモード(Brightness Mode)表示を行うのが通常です。

その仕組みを動きを見ながら理解するソフトウエアです。

このURLでフリーソフトとして公開します。ソフトのダウンロードは続きで・・・。

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分子構造のCG

執筆最後の追い込みにかかっています。マラソンで言うと38km付近でしょうか。

今度の執筆では、いくつかのミニソフトウエアを作っています。そして、Shadeを使ってCGを作って挿絵にしています。

Sio4 今日は水晶の分子構造を構成するSiO4の四面体をCGにしてみました。こういうのも面白いです。Shadeでレンダリングをしたときには色が付いているのですが、あえてモノトーンにしてみました。

今までばらばらにやってきたことが、執筆の中に生きてきていて、トータルとしてうまくいっているかはまだわかりませんが、ここ12年間ぐらいのまとめにはなっているかもしれません。

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「超音波」本 出版決定

「超音波」に関する本を執筆していることは、何度か書きました。実は原稿の締め切りが9月の末でした。まだ書き上げていません。

編集者の方にはお詫びを入れて、図表の整理できたところから順次送っていました。原稿が全部出来上がってから、最終的な審査があって出版の可否を決めるのだろうと思っていました。

本日編集者の方と話をしたところによると、もうすでに本にするための作業に入っているそうです。本屋の店頭に並ぶ日も決まっているとのこと。えーっ!本当ですか?

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パルス波と周波数帯域

「超音波」に関する本を執筆中です。その本の中で書いていることを補足するために、いくつかのパソコンで動作する小さなソフトウエアを作っています。こちらもそのひとつ。

最新作を、公開します。改良点や問題点を指摘していただけるとありがたいのです。もっとも、プログラミングの能力は素人のお遊びの域を出ませんので、私の能力の範囲でお願いします。えっ?能力がわからん?ま、お手柔らかにというところで・・・。

Pulsewave 「短いパルス波は広帯域になる」ということをイメージとして理解するためのソフトウエアです。

フーリエ級数展開とかFFTに入る前に、まずは波の合成というところで「広帯域」と「狭帯域」を、帯の広さ狭さのイメージで考えようということです。

周波数成分のそれぞれの振幅を変えて、合成波の様子を見るだけでも、結構楽しいと思うのですが。ちょっとマニアックかな?

「水晶振動子で短いパルスを得ようとすると、相対感度が極端に落ちて使い物にならないから、狭帯域で使うことになり帯域幅の狭い同調増幅器でよかったのです。しかし遠距離分解能は犠牲にならざるを得ません」なんて表現が、本を読みながら(早くも宣伝を入れています 笑い)このソフトで遊んでもらえると、違和感なく頭に入ってくるという仕掛けです。

ソフトのダウンロードは続きで・・・その前に

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水晶振動子の超音波探触子

ドイツにある某超音波探傷の研究所に勤めている友人(知人かな?)から、水晶を振動子として使っている超音波探触子が送られてきました。

Quartz_transduce 水晶は、キューリー兄弟が発見した圧電材料で、超音波の利用技術の始まりとなったランジュバンも水晶を使ってランジュバン型振動子を作りました。

でも現在では、超音波探傷に使う振動子材料はほとんど100%といっていいくらいPZT(ジルコンチタン酸鉛)です。

もう、かれこれ四半世紀この技術に携わっていますが、水晶振動子の探触子を見たことはありますが、仕事で使ったことはありません。

水晶を使った探触子には、試験体の金属を電極として使うためのスプリングが出ています。おそらく試験体上でこすることに耐える電極を貼り付けることが難しかったのでしょう。

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5月に起きたエキスポランドジェットコースター事故について、いくつかの記事を書きました。そして多くの方から、貴重なコメントをいただき、私も間違いや勘違いをしながら、考えを進めてきました。

現在までのところ原因究明には至っておらず完結していませんが、ブログ記事という遷ろいやすいところに放置しておくのはもったいないな、と考えていました。記事を印刷して閉じて保存しようかと考えていたところ、日本ブログ村のページでブログ出版局というのが目に付いて、値段もそう高くなさそうなので、試しにやってみました。

Blogbook0 本日届きました。新書版のサイズです。本の紙も印刷も悪くないですね。製本もしっかりしている。

Blogbookindex これが目次です。ちょうど100ページの本になりました。

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超音波ビーム ソフトウエア 更新

超音波ビーム形状を理解するソフトウエアを更新しました。

Ultrasonic_beam_1 今回の更新のメインは、ビーム中心軸上の音圧を表すグラフについて、精度を上げて、少なくとも近距離音場限界距離(X)の一つ前の谷の部分では音圧がゼロになるようにしました。

振動子直径や周波数を変更すると、指向角と近距離音場を表す線と連動してビーム中心軸上の音圧を表すグラフが、アニメーションのように連続的に変化します。

自分で言うのもなんですが、これはいける。

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超音波による霧とトルネード

一昨日、愛知県豊橋市にある本多電子株式会社を訪問してきました。

Hondadenshi 本多電子さんは、超音波技術に関して幅広い開発を行っており、本社内に「超音波科学館」を設置しています。

予想どおり面白かったですね。超音波を体感できるようになっています。愛地球博用に作ったものは、子供でも超音波を楽しめるようになっています。

実験研究としては成功したが製品には至っていないという技術も展示してあって、面白かったです。(最後にアンケートを書くのだけれど、『超音波をこんなものに使えそうというアイデアはありますか?』という質問項目がありました。ここにこの企業の超音波技術に対するスタンスが見えて、いいなぁと思いました。)

ここで勉強した内容は、執筆中の本に反映するとして、今日は超音波による霧化について紹介します。

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支笏の森で波の干渉

お客さんを送って支笏湖まで行ってきました。近場ですが、北海道の湖の中で好きなほうです。

Yamasen 支笏湖に流れ込む川から山線鉄橋(昔イギリスの技術で石狩川に架けられたダブルワーレントラスを移転再現されたもの)越しに支笏湖と恵庭岳が見えています。

Mori こちらは樽前山方向、川の上流を見ています。

きれいな水面を見ていたら、急に重ね合わせの原理を説明する波の干渉写真を撮れるかも知れないと思い立ちました。

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牛肉を超音波で判定

牛肉の質を超音波で判定するという記事がこちらのサイトで紹介されています。こちらのブログで紹介されていて知りました。

生体の中で超音波は、透過・反射・屈折の挙動をします。反射と透過は、音響インピーダンスに影響されます。音響インピーダンスは、音を伝える物質の音速と密度の積です。

Pig 音響インピーダンスの差が大きいほど反射しやすくなり、小さいほど透過しやすくなります。

左は、「超音波便覧」(丸善)に掲載されていた、豚の肝臓・脂肪のの割合と音速の関係です。このようなデーターの蓄積は進んでいるようです。

Jing 生体の音速は水の音速に近く、組織によって微妙に異なります。映像に映っていたのは人体に使うアレイ探触子に良く似たものでした。そうすごい技術とは思えませんでした。傍らにあったダイヤル式チャンネルが付いたテレビに目が行ってしまいました。(写真は何の関係もありませんが、正しいジンギスカンなべの始まり方です)

昨日のNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」 では、外科医幕内雅敏氏の肝臓がんの手術の様子を放映していました。

それにしても、人間の肝臓の中から100個近い悪性腫瘍を切り出す手術はすごかったです。

術前も術中も超音波で悪性腫瘍を確認していました。開腹して、肝臓に直接超音波プローブを当てていました。きれいな断面映像が映っていました。ガン組織とそうでないものをどのように区別をしているのでしょうか。

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ステルス爆撃機と蛾

この前の記事で、蛾のかたちが超音波による探査から身を隠すものではないか、と書ききました。

それってステルスということですよね。勘のよい方からコメントが寄せられました。

  蛾を観察していると、たとえばススメガの仲間はステルス爆撃機のB-2によく似ていると思うのです。

St5色情報を取り去ってモノクロにしてみました。どうでしょう。

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蝶と蛾 かたちのココロ

超音波に関する書籍を執筆しています。年末発刊を目標にしています。

その中で動物の超音波も取り上げていますが、定番はコウモリとイルカでしょう。どちらも調べれば調べるほど面白いです。捕食関係にあるコウモリと蛾の超音波をめぐる攻防については、書籍のほうに書いておきました。今日は、そこからはみ出してしまった蛾のかたちについて。

蛾と蝶は、夜行性と昼行性、触角の形、色の派手さ、胴の太さなど区別が容易だと思っていたら、どれも決め手はなく鱗翅目(りんしもく)の中の科の違いでしかないということのようです。

Ga 例外があるとはいえ、夜行動する蛾が多くそれらは羽を広げて休み、昼行動する蝶は羽を立てて休むことが多いのは間違いないでしょう。

超音波探傷をやっている目で見ると、蝶の止まり方は超音波を当てると「コーナーでの2回反射」で、発信源に超音波が帰って来やすいかたちに見えます。

それに対して蛾の止まり方は、反射源として考えると捕らえるのが難しいなぁ、と思うのです。

Moth2 蝶と蛾のかたちをCGで作ってみました。超手抜きですが、前2つが蛾、左のが蝶のつもりです。

これを反射の視点ででみると、どうなるでしょう。CGで試してみました。

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エキスポランド事故 車軸のかたち

車軸の形は、どんなのだろう、それによって探傷試験を適用する際の問題点が浮かび上がります。

あまり情報はないのですが、こちらの記事に掲載されている写真を元にCGで再現して見ました。よくわからないところは、想像で補っています。

Expoimageshaft 車軸はボルト状になっており、両端をキャッスルナットで締めるようになっています。キャッスルナットは、振動によってナットが緩むのを防止するために、西洋のお城の塔のような切込みが入っていて、コッターピンで止めるようになっています。(ゆるみ止め対策もねじのことならこちらの本を参照)

今回破断したのは、内側のねじを切ってある部分の端のようです。断面急変部、本体との取り合いはよくわかりませんが、最大曲げモーメントになるところの応力集中、典型的に疲労破壊が起こりそうな場所です。

このCGで探傷検査におけるいくつかの問題が浮かび上がってきました。

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エキスポランド事故と金属疲労

エキスポランドの事故について、疲労破面の様子が明らかになりつつあります。

「折れたのはナットが付いた車軸のいちばん端の部分で、軸の方向に対し垂直に真っ二つに切れたように折れていました。警察が折れた部分の断面に光を当てるなどして調べたところ、断面の4分の3ほどに波状のしま模様が残されていることがわかりました。これは、力が繰り返し加わることで徐々に亀裂が広がる金属疲労に特徴的なもので、警察は、金属疲労が起きて車軸が折れたと断定しました。また、断面の残る4分の1ほどには表面に凹凸がみられるということです。」(NHKニュース

Fati上記の引用の最後の部分が重要です。最終破面率25%ということです。前回の記事で予想したうち高靭性材料の高サイクル疲労、と考えられます。(注:左の写真は、今回の事故の車軸のものではありません。疲労破面の参考例です。)

とすれば、次のことが言えます。

          

(1)解体して点検すれば、注意深く見ると目視でも確認できた時期があるはずです。(エキスポランドの行った目視とは、解体もせずに外側から眺めただけ?)

(2)非破壊検査をしていれば、JISに定められた3つの方法のどれを適用しても、ごく早いうちに間違いなく発見できています。(これを見つけられない非破壊検査なんて存在意義がない、とまで言い切れます)

(3)疲労亀裂はこの車軸だけであることは、ほとんど考えにくい。(ほかにもいっぱい出てきて当たり前)

超音波で模擬実験を行った映像は、続きで・・・。

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Savart's Wheel

人類が周波数の高い音としての超音波を最初に実験的に確認した装置です。

Savarts_wheelimage フランスの物理学者フェリックス・サバールが作りました。ビオ・サバールの法則を発見したその人です。サバールの主な研究は、音響学だったといいます。

回転する歯車のところに、カードを当てて強制振動を起こして、その発する音を観察しました。24kHzまで出せたといいます。シンプルでわかりやすいですね。ここにある写真を参考にCGを作りました。ケルビン卿もこの装置で実験したであろうという記述もあります。ケルビンもケンブリッジ大学を出ていますね。そういえば・・・

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Galton's Whistle(original version)

Galton自身が考案して作ったオリジナルバージョンのガルトン笛のCGです。

Galtonwhistle3 ゴム球からのエアーで笛を鳴らすようになっています。数秒間ですね。

右側のマイクロメーター機構で共鳴筒の長さを微調整できるようになっています。周波数が調整できる犬笛といってよいでしょう。

ガルトンの計測によると、人間の可聴限界は18kHzとされました。

Galtonwhistleedelmanncg6 ついでに、エーデルマンによって改良されたガルトン笛のCGも明るめバージョンを作ってみました。

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超音波を発生させる笛

昨日のガルトン笛(Galton's whistle)のCGを少し手直ししました。

Galtonwhistleedelmanncg_2 必要があって描いているのですが、ここまでやる必要はないのです。でもついつい、のめりこんでしまいます。

エッジトーンで音を発生させています。フルート・オカリナ・尺八・ケーナ・・・ほとんどの笛がエッジトーンを使っています。共鳴筒の長さによって音程を変化させています。

このガルトン笛では、右側から空気が出てきて左側の筒の(円周にある)エッジに当てて音を出します。左側のマイクロメーター機構で中のピストンの位置を変えて、共鳴筒の長さを調整できるようになっています。右側のマイクロメーター機構でクリアランスを調整します。

汽車の汽笛などを作っていたEdelmannによって改良されたガルトン笛は、数千個作られ輸出されたようです。

日本では、現物の写真を確認できるのは、小林理研のページと新潟大学工学部のサイトで旧制新潟高等学校の実験器具を紹介したページにあるだけです。

Edelmannのものには、下の台にシリアルナンバーが打ってあります。小林理研のガルトン笛のシリアルナンバーは3024(?)に見えます。私がCGを作るために参考にした写真はでは990(?)に見えます。

多分、旧制高等学校などの伝統のある学校や研究機関の倉庫の隅に眠っているものもあるのでしょう。

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ガルトン笛

久しぶりにShadeで絵を描きました。

ガルトンの笛(Galton's whistle)です。19世紀にFrancis Galtonは圧縮空気を使って超音波を出す笛を作り、動物の超音波に対する反応を観察しました。空気では30kHzまで、水素を使って80kHzまでの超音波を出したと、文献にあります。

Galtonwhistleedelmanncg 今回のCGでは、Edelmannによって改良されて、1900年に110kHzを記録したというものを再現してみました。

    

    

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超音波リモコンはなぜ消えた(4)

赤外線リモコンでは、周囲の赤外線によって誤作動をしない仕掛けがしてありました。

超音波を使ったリモコンでも同様のことができたはずです。超音波発生の仕組みは、たいていの場合圧電材料に電圧をかけて振動させます。PZT(ジルコンチタン酸鉛)というファイセラミックスです。電圧をかけるとブルンと振動する。ですから、超音波の発信というのはコイルと磁石を使ったスピーカーのようにいろいろな周波数が出せるわけではありません。

Piezo 言ってみれば電圧で叩く太鼓のようなものです。左の写真は、上が振動子をつけていないときの波形、振動子を叩く電圧を表していおり、下は振動子をつけて振動子が振るえている波形です。

およそ10波程度が出ています。すべてがこうなるわけではありませんが、おおよそこんな様子でしょう。

空気中で20kHzですと、10波でおよそ170mm、時間にすると500μ秒程度です。これですと600μ秒と1200μ秒の間隔で0と1を信号として送受信するには厳しいかもしれません。

空気中の超音波としてよく使われる40kHzの超音波では10波でも250μ秒です。

この辺の実務はまったく知りませんが、不可能ではないような気がしますが、いかがでしょう。

もちろん0と1をあらわすインターバルをもう少し長くとることも可能でしょう。

私にある推測が生まれました。

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超音波リモコンはなぜ消えた(3)

超音波リモコンがTV本体とどのような通信を行っていたのかはわかりません。

現在の赤外線リモコンのにおける通信は、たとえばこちらのページに解説がされています。この分野はまったくの門外漢、素人の私が私流に読み解くと・・・・。次のようになっているようです。

(1)ドアをノック(ちょっとちょっとリモコンの赤外線デェ~す)

(2)名を名乗る(東芝のTVリモコンでおま)

(3)命令送信合図(ほな、ご主人様の命令を送り待っせ、よろしいか?)

(4)命令送信(ボリューム上げておくんなはれ)

(5)終了宣言(以上だす)

Led 命令部は、0と1を赤外線が発信されないインターバル時間の違いで送っています。

(1)(2)(3)というプロセスがあってはじめてデータ部の命令を受け取るようになっています。

これですと、赤外線を出すものが近くにあっても、それのよって誤作動することは、ほとんどなくなります。うまくできています。

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超音波リモコンはなぜ消えた(2)

サンヨーが発売した超音波リモコンつきテレビ「ズバコン」、1971年から1978年ぐらいまでは販売していたようです。(1975年からという情報もあります)

Sanyorimocon2 身の回りにある音が鳴ることによって誤作動をしたようです。たとえばこちら

音には倍音が含まれることから、聞くことのできる音の中にも超音波が含まれることがあります。

でも、現在広く使われている赤外線を使ったリモコンでも、赤外線も回りにたくさんありますので、同じことが起きてもおかしくありません。

Wiiのリモコンは、リモコン自体が「センサーバー」から発せられる赤外線を受けますが、ろうそくの光でも代用できるという話もあります。太陽光や電灯、熱源があれば赤外線も出ています。

超音波による通信では、誤作動を防ぐ処置が難しいのか、あるいは技術的にかコスト的にか赤外線方式に勝てないということでしょう。

サンヨーのズバコンがTVとリモコンの間で、どのような通信を行っていたのかは、よくわかりません。

Tvrimocon1jpg 現在の赤外線方式のリモコンでは赤外線を発するLEDを点滅して通信しています。デジタルカメラのモニターで見ると赤外線とその点滅が確認できる場合があります。

赤外線リモコンの点滅がどの程度の間隔で行われ、それが意味するものは、こちらこちらに詳しく書かれています。いくつかの方式がありそうですが、

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超音波リモコンはなぜ消えた(1)

テレビのスイッチのオンオフやチャンネルの切り替えは、リモコンで行うのが常識になっています。

Tvrimocon チャンネルを回す、という言い方もそろそろ死語になるのかもしれません。かつてはガチャガチャとまわしていました。

Sanyorimocon 線のないリモコンは、サンヨーが最初に売り出しました。このときリモコンとTVの間に飛んでいたのは超音波でした。こちらに、そのときのコマーシャルがYOU TUBEにアップされていました。貴重な映像です。

キャンデーズが元気いっぱいです。143000円、高価なテレビですね。

この超音波を使ったリモコン、1年足らずで姿を消してしまいました。現在は、赤外線を使っているリモコンがほとんどです。

(注:その後の調べで、日本では超音波式テレビリモコンは、1971年に登場して1978年ごろまでは販売されていたことがわかりました。シリーズ第5回を参照

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野菜売り場の超音波

今日は意外なところに、超音波の未来が・・・というお話。

Mist スーパーの野菜売り場に行きますと、細かな霧が流れていることがあります。霧なのだけれどべたべた手にまつわりつく感じはしません。細かいのですね。

野菜の乾燥を防ぎ鮮度を保つ目的で流されています。

Mist2 この霧、超音波で作っています。棚の上を見るとコントローラーがあります。水を超音波領域で振動させてキャピラリー波を起こさせて発生します。

キャピラリー波、毛細表面波といって液体の表面張力を復元力として使う波です。界面を変化させますので、計測とは違った新たな超音波の可能性が期待されています。執筆中の本に書きたいと思っています。

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日テレ番組の安易 「エコーの開発」物語

日本テレビ系列の「未来創造堂」で、胎児の超音波診断装置「エコー」の開発物語をやっていました。

悪い予感が当たりました。技術の開発物語を取り上げるのに、何が問題であったのかについての「うそ」はすべてを台無しにします。

振動子から発せられる超音波の反射波(エコー)を、横軸(時間経過)と縦軸(音圧)として波形表示させる「Aスコープ」から、人体の内部が直感的にわかる断面画像を得ることが、はじめてこのとき行われたかのようなストーリーになっています。しかし、超音波による人体の断面画像を得る装置は、1954年にアメリカのJ・ワイルドが開発に成功しています。ワイルドは15MHzを使っていたため、減衰が大きく表層部しかか見えないものでした。

1950年には、現在も使われている5MHzの周波数で、和賀井らが超音波断面画像が得られる装置を作っています。(事前の研究はこちらに少し書いています。)

以前にも書きましたが、和賀井たちがなぜ5MHzだったかというと、和賀井の友人が石川島造船にいて、その協力を得て鋼の溶接部を探傷する装置を使って研究をしていたからでした。(偶然の妙)

Aloka この物語は、1962年から65年にかけての話です。和賀井はこの物語の主人公竹内と同じ順天堂大学ですし、装置を開発したのは現在のアロカ(株)ですから、このアイデアは明らかに既知だったのです。

胎児診断には、羊水中に浮かぶ胎児から得られる超音波信号が単純ではなかったところに難しさがあったはずです。音速が変化するところで直進せずに屈折して曲がることや、音響インピーダンスが大きく変わらないことから境界からのエコーが小さい、といった点です。竹内久彌と重山貞夫らは、超音波を胎児診断に適用するというアイデアの元に、その困難を解決して、現在普通に行われる胎児の超音波診断につながる礎を築いたのです。

開発者に対する敬意は、その人が解決した課題そのものを想起することが出発点だと思うのです。

すごそうに見せる(番組制作者が描いたストーリーの)ために、先人の業績までその人にあるように描くのは、私は失礼だと思います。

私は、マスコミのこのような安直な「科学技術」に対するかかわりを、「ニセ科学」より以上に腹立たしく思います。担当した制作者は取材をしたのだから、知らないはずがないのです。

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書籍が市場から消えていくとき

田舎暮らしをあまり不便だと思ったことはありませんが、たまに都会に行くと「本屋」の規模はかなわないな、と感じます。

最近はNETで本が買えるので、便利になったなぁ、とよく利用しています。

Binran超音波便覧」を手許に置くべきだと考えて、購入することにしました。Amazonで検索したら、新品とともに約6000円安い2件のUSED本がありました。この間少々出費がかさんでいるので、それにすることにしました。オーダーをかけると、程なくクレジットカードで代金を引き落とした、との連絡。届くのを待っていたら、次の日に「品切れなので代金を返します」とのメールが来ました。27840円がバツ1で出戻りです。

すぐに、もう1件のほうにオーダーをかけました。程なくクレジットカードで代金を引き落とした、との連絡。また、次の日に「品切れなので代金を返します」とのメールが来ました。おいおい、バツ2かよ。

しょうがないので、33600円の新品をオーダー。オーダーしてからよくみると、2~3週間後に発送予定になっています。なんだか悪い予感がしました。昨年11月に「2~3週間後に発送予定」が結局2ヶ月待たされて「品切れ」との連絡が来たことがありました。また「品切れ」では、「ぶち切れ」てしまいそうなので、ほかを調べました。

出版元の丸善のサイトでは、「品切れ」になっています。Amazonは2週間後に「品切れ」の連絡が来るパターンだと推測しました。

あちこち探しても在庫あり、の雰囲気がありません。やっとジュンク堂池袋店に1冊在庫があることがわかり、そちらに発注して、Amazonをキャンセルしました。ジュンク堂のシステムがバグっていて、間の抜けたメールが何通かきましたが、対応に当たった担当者はまぁ好感がもてる人でした。で、本が今日届きました。

平成11年8月出版の初版初刷りものです。何部印刷したのかは知りませんが、8年弱たって、やっと品切れなのですね。2刷目はあるのでしょうか。なにか、滑り込みセーフだったような気がします。

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超音波技術の最前線

私のところで行っている技術教育では、基本をしっかり大切にすることを心がけています。基本というのは、最新技術からは少し遅れたところになります。しかし、日々進展する最新技術も教えておく必要もあります。

そこは人脈で企業の協力をいただきます。本日、フェイズド・アレイ超音波探傷とTOFD(Time Of Flight Diffraction )の講義とデモンストレーションをクラウトクレーマー・ジャパン社に行ってもらいます。昨夕段取りをして、夜懇親と打ち合わせをしてきました。

Pa2 フェイズド・アレイです。医療分野で行われていることと原理的には同じです。医療分野に比べると探傷分野へのフェイズド・アレイの適用は少し遅れています。相手が硬いことと、のモード変換がおきるところが大きな違いです。しかし、コンピュータ技術の急速な進歩に伴って、探傷の様相も大きく変化していくでしょう。

Pa この装置でも、基本表示(Aスコープ)が同時に表示されています。画像処理された結果だけでなく、ソースとなる波形から判断することが求められます。

講師は颯爽として美しいM女史です。普段の授業とは、一味違ったものになるでしょう。

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Googleで定義を検索

もうよく知られていることなのかもしれませんが、Googleで言葉の定義を検索できることを知りました。

たとえば、「define:turbofan」と検索枠に入力をして検索をかけると、Web上にある定義を示してくれます。日本語には、まだ対応し切れていないようです。

Ulttrasonic_beam_in_water 早速「超音波」の定義を調べてみましょう。

「define:ultrasonic」で検索をかけると、このようになります。クリック

「A sound frequency that's too high for humans to hear」とか

「Referring to sound waves with frequencies higher than those at the upper limit of unimpaired human hearing, usually between 16 and 20 KHz.」

が出てきます。「聞くことを目的としない音」という定義は出てきません。ドイツにいる超音波の専門家に間接的に聞いてもらったところでも、そんな定義は聞いたことが無い、とのことでした。ちなみにドイツでは、可聴音の限界周波数は16kHzだそうです。

ところが日本では、特に今世紀になって出版されている「超音波」本に「聞くことを目的としない音」という定義が多くなってきています。そのような定義をしていない本のほうが少なくなってきています。少し驚いています。

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超音波ビームを表示するソフト

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超音波を浴びせることで物体は破壊できるのか?

昨日、「コンピュータが思いがけず描く絵」に彪霧さんから次のようなコメントをいただきました。

コメント****************

はじめまして。
超音波を浴びせることで物体は破壊できるのか?
と思い、「超音波」で検索してここに辿り着きました。
「超音波で物体を破壊する」――世のアニメ・マンガ・特撮モノに多く存在する現象であり、その原理は「物質の固有振動数と同じ周波数の超音波を浴びせることにより対象を破壊する」と説明されます。
が、そんなことは可能なのでしょうか?
そんなことが起こるなら、現実世界でも既に(兵器として)実用化されていそうなものです…。
ド素人の私の手には負えなくなってきたので詳しい方のご意見を頂きたいと思い、書き込みました。SUBALさんはどう思われますか?

*******************

以下、私なりに考えたことです。

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「超音波診断法事始」(その2)

和賀井敏夫著「超音波診断法事始」には、超音波による人体内部の診断法を開発する過程が書かれています。

超音波診断装置も金属の超音波探傷器もベースとなる部分は、同じです。パルスの超音波を発信して受信するパルサーレシーバーと、表示部分です。表示部分のベースは、オシロスコープです。

Ut 右の図は、私がパソコンの中に作った仮想超音波探傷器です。縦軸が音圧をあらわし、横軸は時間軸ですが、時間軸の校正を行うことで反射元までの距離として読むことができます。この表示はAスコープ表示といいます。

Aスコープ表示の情報に、探触子の位置情報などと合わせて画像を作ると断面などの「絵」を得ることができます。

医療用の超音波診断装置は、このAスコープの情報を輝度変換をして、断面画像として表示するのが普通です。

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「超音波診断法事始」(その1)

1ヶ月前に注文していた本がようやく届いて、読んでいます。和賀井敏夫著「超音波診断法事始」(日本プランニングセンター)です。

Wagai これが想像以上に面白い。和賀井氏は、日本で超音波による人体の診断法を開発してきた方です。NHKの「プロジェクトX」でも取り上げられていましたね。

超音波による診断法は、第2次世界大戦後ほぼ同時期に米国・ドイツ・オーストラリアの学者も開発に着手していました。成果が上がるのも少し日本より早いために、超音波診断法の創始者は、世界的にはそれらの国の人だといわれています。

しかし、現在医療分野で使われている超音波(連続波ではなくてパルス波、透過法ではなく反射法)と周波数帯域を最初から使い、現在につながる成果を上げたのは日本のチームでした。

それがなぜかというと・・・・

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音波のドップラー効果で風速

さっぽろサイエンス観光マップ」というブログに、札幌市北区の北大の北端近くで奇怪な音がする、その正体を探る、という記事がありました。

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北大低温科学研究所で上空の風の流れを観測しているドップラーソーダーが発している音であった、という結論です

Doppler_soder写真は、今回取材をさせていただいた(株)カイジョウソニックのドップラーソーダーです。およそ2kHzの音を出して、そのエコーに現れるドプラー効果で、上空500mまでの空気の動きをつかむのだそうです。低温科学研究所にあるのは外国製のもののようです。

Dopso 同ブログには、その音のMP3ファイルが掲載されていて聴くことができます。

この音を、先日紹介したフリーソフト「声門」で周波数解析してみました。およそ1700~2500Hzの音を数ステップから十数ステップで上げていく音を出していることがわかります。

この周波数帯は可聴音領域です。(だから聞こえたんだって?失礼しました)とんでもなく小さい音を受信できる装置です。

31ltu100 ほとんど同じ原理で、海中の潮の流れをモニターする装置があります。こちらは超音波を使います。この2つの装置の共通点と相違点がわかると、超音波というものが明瞭にわかります。この潮流をモニターする装置については、現在執筆中の本の中に書きます。

この海中の潮の流れをモニターする装置、全国の港湾に備え付けられています。

最近苫小牧港に設置されている同装置のデータから、苫小牧の港湾関係者が長年頭を痛めていた、大きな波も無いのに突然係留していた船が動き出す奇怪な現象が解明に向かっているそうです。

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超音波診断装置発祥の地とウルトラマン

本日(もう昨日になってしまいましたが)の取材は順調に行きました。2社ともすごく熱心かつ親切で、内容の濃い取材になりました。2社で、朝から18時過ぎまでびっしりです。時間切れでやむなく帰ってくる、という感じでした。

開発の最前線におられる方の話を直接うかがえて、目からうろこが何枚も取れました。新鮮でよい素材をたくさん仕入れましたので、これから料理人の腕が試されるところです。ホテルに帰って、少しまとめようと思ったのですが、疲れすぎて寝てしまいました。

Ultra その1社の玄関ホールにあった看板です。中島茂氏、NHKのプロジェクトXにも出ていましたね。順天堂医科大学の和賀井敏夫氏が主人公でしたが、装置製作側で立ち上がった方です。

超音波をライフワークにしている人は、わたしの知る範囲みんな長生きです。しかも歳をとってもみんな元気。ただ、中島茂氏は、昨年の12月16日に永眠されたようです。超音波計測分野で主導した丹羽登氏が亡くなったのが、昨年11月ですから、戦後の超音波を引っ張った巨人が相次いで亡くなっていたのですね。

彼らこそ真の「ウルトラマン」でしょう。

この会社(アロカ株式会社)、三鷹にあります。三鷹は、この会社の元親会社も隣にあり、午後訪問した羽村市にある別の会社も元は三鷹にあったとのことです。

三鷹は、超音波の街なのです。超音波の街にふさわしいものを駅前で見つけました。見つけたときは、嬉しかった・・・・・(その写真は続きで)

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AirDoで上京しました

最近はJALに乗ることが多かったのですが、今の時期航空券が高いので、道民登録をしてAirDoに乗って上京しました。

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Airdo ボーディングブリッジではなくバスで飛行機まで移動でした。おかげで搭乗する前にお気に入りのショットが撮れました。

Airdo2 遠くに見えるのは恵庭岳です。今日は冷えていたので遠くまでよく見えます。

立川にいます。今回4社に取材依頼をしましたが、3社から取材を受けても良いとの返事をもらいました。7割5分の確率。高いですね。

Books_1 浜松町の本屋で「絵とき ねじ 基礎のきそ」の平積みを確認。八重洲ブックセンターでは平積み3山だそうですが、東京駅では下車しませんでした。

「絵とき ○○ 基礎のきそ」の表紙は目立ちます。あちこちにあります。似たようなタイトルの他社のシリーズも数多くあります。

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書籍執筆

書籍の出版に向けて執筆を開始しています。

経過をこのブログに書いていきます。伊能忠敬が日本地図を作りに旅立った歳になったおじさんのチャレンジです。

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Book_1 これまで、共著が1冊(「超音波探傷入門」日本非破壊検査協会)と

Book_2編集本が1冊(「シルクロード遥か本の風景社)ありますが、単独での執筆ははじめてです。

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