ブリッジコンテスト

平成30年の個人史 その1 つまようじブリッジコンテスト

 1969年から始まった平成、たまたまではあるけれど私個人にとってもそれまでとは大きな区切りをつけて駆け抜けた30年でした。次の30年はあるのかないのか、あるとしても同じようにエネルギッシュに行動することは無理でしょう。だからと言って妙な自己限定をすることなく、倒れるまで前向きに歩み続けたい。そんなことをここ数日考えていました。

 世間がどう評価するかは別として、自分自身が「これはやったな」と認めることができる仕事がこの30年間の中にいくつかあります。それらをこの時点でまとめておくことにしました。

 最初はやはりこれかな?「つまようじブリッジコンテスト」。1997年(平成9年)から2007年(平成19年)まで11年にわたり毎年日本航空専門学校の私が担当していた学科で開催していました。

 市販のつまようじと木工用ボンドだけを使い完成重量100g以内で500mmのスパンにかける模型の橋を作って耐荷重を競うコンテストです。

 第1回の優勝作品の耐荷重は17.5㎏でした。

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5年後の2001年には、85㎏に耐える作品が登場しました。

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役に立たないものを作るコンテスト

 昨日NHK教育の『サイエンスZERO』(4月7日23時30分再放送)を見ました。(予告編動画

 本田宗一郎がHONDA社内でかつて開催していたものづくりのコンテストを取り上げていました。

 その評価基準ぶっ飛んでいます。「楽しいか?」「夢があるか?」「いかに役に立たないか?」です。

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 回転するブランコの動きで前に進む龍のような船とか、一輪車ならぬ一球車とか、なんじゃそれ、へー、楽しそう・・・というものがいろいろ出てきました。ただしどれも実用にはならなそうなものばかりです。

 ものづくりではいかに世の中に役立つものを作るかを基本にして開発をします。でもね、私の体験からは、技術開発で究極行き詰ったときにブレークスルーするようなアイデアが浮かぶのは、いたずらっ子のわくわく感のようなものの中からのような気がします。

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ブログ開設12周年 黄金比・ブリッジコンテスト・ネ20

 ブログ『かたちのココロ』を始めたのが、2006年1月7日、12周年を迎えました。飽きっぽい私にしては長く続きましたね。

 2006年1月の記事のテーマは「自然の中の黄金比」「ブリッジコンテスト」「日本初のジェットエンジンネ20」についてでした。

 「自然の中の黄金比」については、当時テレビ番組がいくつも組まれ、書籍の多く出版されました。中学・高校・大学の授業での数学と美術を結びつけて「神秘の比」と教えられるというある種の社会現象になっていました。

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 ヒニクレ者の私はHPで疑問を書き、何度かブログ記事にもしました。最近は見なくなりましたね。5年前にはしつこかったWikiからもオウムガイを例にした「自然の中の神秘の比」説は消えました

 私は著名な数学者まで出てきて、学校の授業でまでこんなホラ話が「教えられる」ことに異議を唱えました。少しは役になったのかな?

 論争をするためのブログではないのですが、12年間の間にいくつかの件で異議を唱えてきました。議論の過程でいろいろなことが分かってきて、それぞれに興味深かったですね。

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『つまようじブリッジコンテスト』のHome Pageが消える

 Niftyから通知があって、@homepage サービスが終了するそうです。

 『つまようじブリッジコンテスト』のページが9月29日(木)をもって消えてしまうということです。

Toothpick

 デジタルコンテンツが消えてなくなるのはあっという間です。

 つまようじブリッジコンテストは、技能コンテストとして11年間実施しました。学生たちとワイワイやりながら、外部の構造力学の専門家と交流をしながら、テレビ局の方たちも巻き込んで、年に1回の楽しいお祭りでした。

 私がこのイベントで学んだものはとても多かったです。

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つまようじの神の凄ワザ?NHK名古屋

 10日ほど前にTwitterでのつぶやきから突如話題として復活した「つまようじブリッジコンテスト」(Togetterのまとめ)、ようやく私のブログも通常のアクセス数にも戻っています。

 ボーイング787やMRJにかかわっている卒業生が、名古屋の「世界のやまちゃん」に集まれば「つまようじブリッジコンテスト」で盛り上がるのはある意味必然でした。

 一昨日、東京から名古屋に向かう新幹線の中で1通のメールが届きました。NHK名古屋の『凄ワザ』担当のディレクターさんからで、「『破壊の科学』などの著作から谷村先生を知り、ぜひこの分野の先端の技術などについてお話を伺えないかと思っております。」とのことで、番組企画の件で相談に乗ってほしいという主旨でした。

 「今ちょうど名古屋に向かう中です」という返信を出したら、その返信に「先ほどのメールを差し上げたあとに気づいたのですが、先生が日本航空専門学校で教えていたときに最後のつまようじコンテストを取材させていただいていました。札幌放送局時代に楽しく取材した思い出の企画のひとつです。」

 えっ!あっ!そういえば・・・・どこかで聞いた名前だと思っていたんですよね。2007年11月に開催された最後のつまようじブリッジコンテストをNHKが取材をしてくれて「ほくほくテレビ」という枠で放送してくれました(こちら)。

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Twitterでつまようじブリッジコンテストの話題

 昨日、このブログの「つまようじブリッジコンテスト」の記事(例えばこちらこちら)に対するアクセスが急増しました。どうしてだろうと調べたら、Twitterで話題になっていたようです。

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「支給された爪楊枝と接着剤を使って強度の高い橋を作ろう」ってコンテストで、あるグループが「爪楊枝と接着剤を溶かして攪拌し、再合成した硬化木材を作ってぶっちぎりの優勝を獲得し、来年以降の開催を吹き飛ばした」って話ですね。

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 その話は以前からネット上にあった「ネタ」で、特にどうこう言う問題でもないのですが、きまぐれでコメントしました。

 そうしたら昨日からリツイートが連続していて、本日(22日)夕方になっても、まだ続いています。

 「つまようじ」っていかにも弱いという印象がありますからね、接着剤による接合部より弱いだろうという思い込みが底流にあると思うのです。しかし私たちが直面した現実は真逆でした。

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新潟中越地震から10年 ブリッジコンテストの仲間たち

 昨日メールをいただき、今日が新潟中越地震(2004年10月23日)から10年目になることを思い起こしました。その約5.5年後に起きた3.11が強烈すぎてついつい忘れがちになりますが、68名の死者、4805名の負傷者、10万人以上が避難生活を送るという大惨事でした。

 メールをくれたのは、福井高専の吉田雅穂教授。吉田先生とはブリッジコンテストで知り合い、この8月札幌で開催された「全国高専テクノフォーラム」で久しぶりで再会しました。

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 お互い少し歳を重ねて若干老けましたが、ブリッジコンテストを巡って毎日のようにメールを交換していた当時の勢いは失っていません。

 吉田先生は地震による液状化の研究をされて、大きな地震が起きると現地に赴き調査をされていたことは知っていました。当然、新潟中越地震の際も調査に入られたとのことです。

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つまようじブリッジコンテストの記憶

 私が航空専門学校の教員時代に、一生懸命やってきたことのひとつが「つまようじブリッジコンテスト」です。1997年に始めて、2007年まで11年間毎年開催していました。

先日、日本航空専門学校に超音波探傷の講習に行ったら、優秀作品の展示がのこっていました。

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11年間、500近いつまようじブリッジが作られ、壊されていきました。

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ブリッジコンテストと超音波探傷

 今日都内某所で、ゲスト講演をしてきます。フリーランスになってから講演の仕事は2件目です。この時期、私としては気ぜわしいのですが、断り難い某筋(危ない筋ではありません(笑))を通しての依頼だったことと、あまり準備をしなくても話せる内容でしたので、引き受けました。

 超音波探傷の研究者や技術者が集まっている委員会なのですが、私はどのような内容をやっているのか、詳しくは知りませんでした。委員長と委員の何人かは知人です。

 昨日事情に詳しい人に聞いたところでは、1956年創設のいわば超音波探傷技術を確立することに貢献してきた権威のある委員会だそうです。1956年といえば、超音波探傷の基本規格であるJISZ 2344『金属材料の超音波探傷試験通則』がまだできていない草創期です。

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つまようじタワー耐震コンテスト

 昨日NHK午後7時のニュースを見ていたら、熊本で「つまようじタワー耐震コンテスト」が開催されたとのことで、映像が流れていました。

 面白そうだな、と思って検索してみたら出てきました。熊本の崇城大学が主催者のようです(こちら)。つまようじと木工用ボンドでタワーを作り、上部に錘を載せて振動を加えて壊れないで耐えることを競うコンテストです。

 2006年に最初のコンテストが行われたようで、こちらに経緯の記述があります。

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