非破壊検査

朝ドラ『スカーレット』の喜美ちゃん

 東京で仕事をしています。超音波探傷の講習会で実習指導員をしています。

 朝、NHKの朝ドラを見て仕事に行きます。今やっているのは『スカーレット』。主人公の喜美ちゃん、いいキャラクターですな。そばにあんな女性がいたら惚れてしまう。

 いま自分の道「陶芸」を見つける場面をやっています。自分の道を見つける過程では、皆いろいろありますよね。実は、私も一時期陶芸の道に進もうと本気で考えた時期があります。いろいろあって諦めて、今は超音波探傷・非破壊検査の道で生きています。

 オープニングの手回し轆轤の上でのクレーアニメーション、なんかね気持ちが沸き立つものがあります。回転する轆轤の上に、いろいろなものができてくることの楽しさをよく表現しています。

20191029_230136607_ios

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "朝ドラ『スカーレット』の喜美ちゃん"

| | コメント (0)

NAS410に基づく非破壊検査技術者認定試験始まる

11月8日、私は朝品川駅から新幹線に乗って神戸に向かいました。

20191108_002658199_ios

20191108_002842366_ios

Img_6512

良いお天気で、頂上付近わずかに冠雪した富士山、美しかったですね。

Img_6518

京都では、東寺の五重塔のシルエットが青空にくっきり浮かんでいました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "NAS410に基づく非破壊検査技術者認定試験始まる"

| | コメント (0)

非破壊検査での合否判定基準は手順書を作成するレベル3が設定するものなのか?

 少々驚いた情報が入ってきました。日本非破壊検査協会(JSNDI)が実施する非破壊検査技術者技量認定試験の中で、レベル3技術者の2次試験ではF問題といわれる手順書に関する問題が課せられます。ここが難関だといわれています。

 私のもとに質問が来ました。『浸透探傷試験(PT)レベル3の2次試験のF問題で、ここ数年立て続けに「合否判定基準を各自設定せよ」問われ方をしているので、どのように答えたらよいのか?』という質問です。私は耳を疑いました。出題側の仕様書に「合否判定基準」が示されていないのかと問い返しましたが、無いようです。受験者(手順書を作るレベル3という想定)が自分の判断で合否判定基準を作れということのようです。ものは毎回違うようで、2019年春ではφ30×H40㎜のTi-Al製自動車用ターボチャージャーのタービンだったとのことです。

 例えば「長さ2㎜を超える線状指示模様は不合格」と書いたとしたら、これは正解なのでしょうか?「長さ0.2㎜未満の割れは合格」としたらどうでしょう?

 何をもって正解不正解を判断するのか、私の常識では全くわかりません。私が受験者であれば、「示された情報の範囲では合否判定基準を定めるには十分ではないが、それ以上にまた手順書を作成するPTレベル3には合否判定基準を決める技量は求められません」と書くでしょう。私は不合格になるんですかね?

 PTレベル3のテキストを見たら、

Win_20191106_12_52_12_pro

 こんなのがありました。驚きました。PTレベル3のテキストの筆者は『手順書』を「社内文書」としています。もしかしたら、PTレベル3の試験問題を作っている人も同じ認識を持っているのかもしれません。おそらく『手順書』と『NDT指示書』の区別がついていないのでしょう。だとすると「手順書」というものを知らない人が手順書に関する出題や採点を行っているのではないのか?とんでもないことです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "非破壊検査での合否判定基準は手順書を作成するレベル3が設定するものなのか?"

| | コメント (4)

3年前のシカゴオヘア空港

Img_0201

 3年前の11月4日、米国シカゴにあるオヘア国際空港から帰国の途につくところでした。写真はパステルカラーがお洒落な地下通路です。出発したのは10月29日。その前日(28日)にオヘア国際空港で、離陸滑走中のアメリカン航空383便(ボーイング767-300)でGE社製ターボファンエンジン CF6-80C2B6のタービンディスクが破壊して、主翼を突き抜け火災となる事故がありました。脱出の際にけが人が出ましたが、死亡事故にはなりませんでした。

American_b763_n345an_chicago_161028_4

 この写真を見ても、死人が出ていないのが奇跡的といえる事故でしょう。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

 

続きを読む "3年前のシカゴオヘア空港"

| | コメント (0)

航空機産業向け非破壊検査超音波探傷(UT)講習、2回目終了

 日本航空宇宙非破壊試験委員会(NANDTAB-JAPAN)が主催する『航空機産業向け非破壊検査超音波探傷(UT)講習』の2回目が、兵庫県立工業技術センター内にある航空産業非破壊検査トレーニングセンターで開催されて、11月1日無事終了しました。私は、航空機の専門的な内容になる応用講習を担当しました。この講習は、NAS410に基づく資格者を効率よく生み出していくために国(経済産業省)が後ろ盾になっ開始されたプロジェクトの一環です。このあと資格認証試験の実施へと進んでいく段取りになっています。11月8日には資格試験の説明会(セミナー)が神戸で開催されます。私も出席する予定です。
 一昨年から、検討と打ち合わせを積み重ねて講習内容を構築してきましたが、まだまだ改善点はありそうです。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "航空機産業向け非破壊検査超音波探傷(UT)講習、2回目終了"

| | コメント (0)

X線CTで見えた日本刀のき裂補修跡

 日本非破壊検査協会(JSNDI)の機関誌10月号が届きました。ティータイムコーナーに私の投稿が掲載されています。

Jsndi201910

 9月号では、通常のX線CTでは日本刀の内部のきずを検出することは不可能だといわれていましたが、工夫次第で可能でしたという話でした。10月号では、X線CTで面白いものが見えました、という話です。それがき裂の補修跡です。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "X線CTで見えた日本刀のき裂補修跡"

| | コメント (0)

航空専門学校での超音波探傷講習

 日本非破壊検査協会(JSNDI)が、学生の身分では資格を取得できないように制度を改悪しました。いろいろな意味でおバカな決定だと思います。もう少し知恵を働かせなさいよ、といいたいです。

 私が勤務していた日本航空専門学校では、超音波探傷をはじめとした非破壊検査の教育に力を入れてきました。三菱重工・川崎重工・IHIなど航空宇宙機器メーカーをはじめとした各企業に、非破壊検査のエンジニアを送り出してきました。残念ながらその教育が風前の灯火になっています。

 毎年JSNDI主催の講習会を開催してきました。今年は実施するというので、私も14日・15日参加してきました。

Img_6268_20190916102801

 会場の材料実習室です。机も吊り型の電源も実習場のパーテーションも、試験片を置く木枠もすべて、教員の手作りです。懐かしいし、愛着があります。日本航空宇宙非破壊試験委員会(NANDTAB-JAPAN)の初代委員長もここで勉強をしていきました。

 Img_6278

 講習の様子です。講師をしているのは、現在は某大手航空機エンジンメーカーに勤務している卒業生です。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "航空専門学校での超音波探傷講習"

| | コメント (0)

日本刀の非破壊検査その1 X線CTによる断面撮影

 日本非破壊検査協会(JSNDI)の機関誌9月号が届きました。

Jsndi2019no9

 Tea timeというコーナーに『日本刀の非破壊検査その1 X線CTによる断面撮影ときず』と題して投稿しました。すべてをここにアップするわけにはいきませんので、さわりだけ。

 201909teatime

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "日本刀の非破壊検査その1 X線CTによる断面撮影"

| | コメント (0)

プログラマーとしてのお仕事

 少し自宅でのまとまった時間が取れたので、ライフワークとなった超音波探傷に関するソフトウエア作りの仕事に取り組みました。20数年前航空専門学校の教員時代に作った『超音波探傷入門』と題したシミュレーションソフトウエアの改定作業です。超音波探傷を身につける過程では、理論を理解する必要はもちろんありますが、実際に装置を使って探傷してみながら体験で身につけることも大切です。しかし超音波探傷の装置や探触子・試験体などをそろえると最低でも200~300万円程度かかります。そこでパソコンの中でバーチャルに体験できるソフトウエアを作ったのです。このソフトウエアは、2000年に日本非破壊検査協会(JSNDI)から、発売されました

Ut1

 このソフトウエアつくりは、苦労もしましたが、プログラミングの楽しさも知りました。そして見知らぬ人に使ってもらえるクオリティーに仕上げる過程で、私のプログラミングスキルを向上させてもくれました。2013年に超音波探傷器にデジタル化に合わせて、ソフトウエアの改定をしました

Gtype3

そして今回2回目の改定作業に入っています。

 このソフトウエアに愛着も出てきて、自分が生涯に作り上げた作品のひとつとして胸を張っても良いだろうという気になってきました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "プログラマーとしてのお仕事"

| | コメント (0)

超音波探傷の試験片を作る昭和製作所と透明なSTB A1

 先日東京都大田区大森にある材料試験片の制作加工に特化した大和鋼機株式会社を訪問したことを書きました。あとでMAPを見ていたら、すぐそば(200m)にところに昭和製作所があることに気が付きました。昭和製作所は材料試験片も作りますが、超音波探傷用の標準試験片や対比試験片を作るのが得意な会社です。

Showa

 超音波探傷をやっている人ならたいてい名前ぐらいは知っているはずです。私は、航空専門学校を定年退職した後の方が関係が深くなっています。

 航空専門学校勤務時代に一度会社を訪問しています。おそらく20年近く前だったと思います。その時のことで今でも鮮明に印象に残っていることが2つあります。そのひとつは、技術者の方のお名前です。記憶力が悪いのは天下一品の私にしては奇跡に近いことです。もう一つは応接間に飾ってあった透明なSTB-A1です。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "超音波探傷の試験片を作る昭和製作所と透明なSTB A1"

| | コメント (0)

より以前の記事一覧