非破壊検査

超音波探傷訓練の現場で再会

 17日から東京亀戸で超音波探傷の実技講習会で指導員の仕事をしています。17日会場へ行ったら比較的広い会場に受講者がほぼ満席になっていました。


 会場を一回りしていると、笑顔で挨拶をしてくる人がいます。航空専門学校の教え子です。名前はすぐには出てこなかったけれど、顔は覚えています。


Img_5861


M重工に就職したK君でした。懐かしかったので、講習終了後近くのもんじゃ焼きの店で懇親。


Img_5860


20年近くたっていますから、すっかりおやじ顔になっていますが、学生時代の面影は残っています。


にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "超音波探傷訓練の現場で再会"

| | コメント (0)

函館旅行

 4月の20日~22日にかけて2泊3日の函館旅行をしてきました。最初のお宿は湯の川温泉啄木亭。

Img_5693_1

元阪大の廣瀬先生を囲む仲間たちの旅行です。阪大の研究室で学んだ人たちですが、私は阪大へ入っていません。大阪万博が開かれた千里丘陵までは行きましたけどね(笑)。

廣瀬先生は、私の超音波探傷の師匠(勝手に私が決めているだけですが)です。日本航空専門学校に勤務していた時代に知り合いになり、たくさんのことを教えていただきました。私が作った形状反射能率のソフトウエアは、廣瀬先生が中心となって確立された理論の普及を目指したものです。

この旅行は原則夫婦で参加することになっています。わたしもつれあい殿との久しぶりの旅行になりました。

Img_5690_1

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "函館旅行"

| | コメント (0)

平成最後の出張

 24日(水)朝7時10分に家を出て新千歳空港9時発神戸行きAIRDO118便で神戸に飛び、26日(金)羽田空港20時40分発新千歳空港行きに乗り、我が家に着いたのが23時10分、兵庫県神戸市・埼玉県和光市・ 栃木県足利市を巡ったのが私の平成最後の出張でした。

 Img_5775

Img_5776

途中で鉄人28号に挨拶をしてきました。

Img_5777

具体的な場所でここに書けるのは兵庫県立工業技術センターだけ。用件は『航空機産業プラットホームセミナー』への出席でした。

NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会)委員長の基調報告、航空機産業参入を目指している企業からの報告等、期待していた以上に勉強になり刺激になりました。 

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "平成最後の出張"

| | コメント (0)

JSNDI 仕様デジタル超音波探傷器 R タイプ改修

 本日は私の68歳の誕生日です。今年成し遂げる仕事のひとつを追加しました。

 プログラマーとしてのお仕事です。日本非破壊検査協会(JSNDI)は、JSNDI 仕様デジタル超音波探傷器のRタイプを一部改変することを公表しました。それに伴って、『超音波探傷入門(パソコンによる実技演習)DL版「デジタル超音波探傷器」編』についてくるソフトウエアの改変をします。

 このソフトウエア(YOUTUBE)は、私にとってはライフワークのひとつになっています。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "JSNDI 仕様デジタル超音波探傷器 R タイプ改修"

| | コメント (2)

中小企業の航空機産業への参入の試みと非破壊検査技術者の養成

 昨日私が顧問をしている企業に、経済産業省のお役人の訪問がありました。外郭団体も含めて4名の方がお見えになりました。

 内容は、航空機産業への参入を目指しているこの企業の取り組みの現状(特に非破壊検査に関する認証を取得するための取り組み)のヒアリングと、経済産業省として取り組んでいるマッチング事業の紹介などでした。

 従業員数100名程度の中小企業にわざわざ先方から出向いてくるということに私はまず驚きました。

 実は2016年の秋にほぼ同じテーマで経済産業省に呼び出されたことがあります(ブログ記事)。この時に「国として航空機関連の非破壊検査技術者養成に何をすべきかご意見をお聞かせください」と問いかけられました。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "中小企業の航空機産業への参入の試みと非破壊検査技術者の養成"

| | コメント (0)

IHI 航空機エンジンの整備・検査で不正

 残念なニュースが流れています。

 共同通信『国交省、IHIに業務改善命令民間航空機のエンジン整備不正で

 IHIよおまえもか!という感じがします。この件に関しては、こちらの記事『IHIの不適切検査、背景は検査現場の「余裕のなさ」か 』(MONOist)のが良く取材をしていると思います。

 会社はこの件の発生要因として、

  1. 航空エンジン整備の検査記録の公的重要性に関する意識の乏しさ
  2. 検査職場という品質保証上重要な職場に対するマネージメント層の関与不足
  3. 資格が必要な業務を伴う検査職場における実地教育(OJT)制度の不明瞭さ

 を挙げているようです。小手先の『改善』では済まない問題をはらんでいますね。

 航空機エンジンの検査という仕事は、私にとっては他人事とすることができない問題です。IHIの見解で特に「検査職場という品質保証上重要な職場に対するマネージメント層の関与不足」という認識は、これではいかんという感じがします。

 この言い方は、「現場は得てして検査不正に走りがちであるからマネジメント層が適切に関与することで不正を防ぐ」という認識なのでしょう。そうなんですかね?

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "IHI 航空機エンジンの整備・検査で不正"

| | コメント (3)

 航空宇宙非破壊検査員資格試験に向けてのセミナー

『NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会)の取組 ~日本国内での適格性評価に向けた資格試験へのアプローチ~』と題したセミナーが4月24日(水)兵庫県立工業技術センター(神戸市須磨区行平町3-1-12)で開催されます。主催は近畿経済産業局、兵庫県が共催です。

Nandtb

案内はこちら

 NANDTB-Japan(日本航空宇宙非破壊試験委員会) は2017年の6月に結成され、同年12月から兵庫県立工業技術センター内に設置された航空産業非破壊検査トレーニングセンターで磁粉探傷(MT)浸透探傷(PT)超音波探傷(UT)のレベル2講習が開催されています。

 講習を受けたら資格試験へという流れになりますが、そこで認証を受けるにあたって実務経験が大きな問題でした。実務経験は通常OJT(On-the-Job Training)を受けて積んでいきます。OJTは企業内訓練ですから、大手重工やすでに航空機に関する非破壊検査を行っている企業は問題ありませんが、新規に参入しようとする企業にはそのシステムがありませんから「どうすればいいんだ?」ということになります。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む " 航空宇宙非破壊検査員資格試験に向けてのセミナー"

| | コメント (0)

HondaJet 日本国内国内客向け機体が到着 ビジネスジェットの時代

 年度末でもあり、週明けには新元号が発表になることでもあり、平成が終わり、昭和がさらに遠くなる話が続いています。

 今日は新しく始まる、という話題。

 岡山航空がある岡山県岡南飛行場に、日本国内客向けHondaJetが到着したというニュースが流れてきました。

Img_1

Img_3

 写真は岡山航空のHPより。

 淡いスカイブルーの綺麗な機体ですね。

 Hondaは日本国内での販売のための体制を整える一環として、昨年6月に岡山航空をHondaJetの HondaJet のディーラーサービスセンター(一般顧客向け整備会社)に選定しました。岡山航空は、日本航空・全日空・スカイマーク・Air Doなどのように定期運航はしていませんが、ビジネスジェットによるチャーター飛行で旅客や貨物を有償で輸送する航空運送事業者です。また同時に「他人の需要応じ、航空機を使用して有償で旅客又は貨物の運送以外の行為の請負を行う」航空機使用事業者でもあります。現在日本には、小型機やヘリコプターを使って航空機使用事業を営む会社が66社のがあります。その中には埼玉県桶川を拠点とする本田技研の系列になる本田航空もあります。

 そんな中で、なぜ岡山航空が選ばれたのか。私は、岡山航空のNDI(非破壊検査)技術顧問をしていますが、その経過を聞いているわけではありません。でも常識的には以下の点でしょうね。

  1. 岡南飛行場の滑走路が1200mあること。東京の調布飛行場や桶川飛行場も含めて多くの航空機使用事業者が使っている滑走路はその長さが800mです。800mではセスナ172やビーチクラフトは飛ばせても、ビジネスジェットの離発着には十分ではありません。
  2. 岡山航空は、セスナ社の指定整備工場としての認定を持っていること。
  3. 岡山航空は、セスナ社の指定非破壊検査業者としての認定を持っていること。
  4. 岡山航空は、セスナサイテーションをはじめとしたビジネスジェット機の取り扱いと整備実績を持っていること。

 多分1番と4番が大きいのだと思います。岡山航空は、ビジネスジェットの普及率が低い時代からこの領域に乗り出して、着実に実績を上げてきた日本唯一の会社だったのです。

 平成が終わり、ビジネスジェットの時代の幕が開く予感がします。

 私自身は2013年から岡山航空で非破壊検査の技術顧問をしています。その中でサイテーション(ビジネスジェット)の非破壊検査も多く手掛けてきました。詳細な非破壊検査マニュアルはありますが、その通りやっただけでは解決しない問題もいくつもありました。その都度、岡山航空のスタッフとともに現場で現物と検査結果を確認しながら、それをもとにメーカーのエンジニアリング部門に問い合わせディスカッションをして、解決してきました。

 実際に使用され始めて、運用中のHondaJetのメンテナンスに携わる日が来ることを楽しみにしています。

にほんブログ村 科学ブログへ
応援ありがとうございます。おかげさまで現在1位です

| | コメント (0)

旧日本石油室蘭製油所 石油製品製造の幕を閉じる

 室蘭は新日鉄室蘭(現在は新日鉄住金)と日本製鋼所に代表される鉄の街ですが、もう一つ日本石油室蘭製油所が経済を支えていました。昔日本石油と言っていた会社はENEOSと名前を変えてしまいました。室蘭製油所もJXエネルギー室蘭製造所と名前を変えていました。そのJXエネルギー室蘭製造所がこの3月いっぱいで石油製品の製造を止めるというニュースが流れてきました。


Nm


 1980年代、石油製品の製造は盛んで、シャットダウン工事の時期には数千人の作業員が全道から集まり、朝は正門前の国道37号線は大渋滞になっていました。


 実は1982年に「非破壊検査技術者募集(見習い可)」の文字につられて入った会社で、安全教育等を行った3日間が過ぎて4日目に入った最初の現場が日本石油室蘭製油所でした。非破壊検査の仕事かと思ったら全く違って2万KLの灯油を作る過程の中間製品を貯めておくタンクの清掃作業でした。清掃と言っても最初の仕事は油と泥が入り混じったスラッジと呼ばれる沈殿物をトンボと呼ばれる原始的な木の道具でひたすらポンプの吸い口まで押していく作業でした。水蒸気で蒸し暑いだけでなく石油ガス匂いが立ち込める過酷な現場でした。


にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "旧日本石油室蘭製油所 石油製品製造の幕を閉じる"

| | コメント (0)

航空機と日本刀 北海道機械工業会 検査技術研究会で講義と講演

 明日(8日)札幌市教育文化会館(札幌市中央区北1条西13丁目)で13時から『第39回検査技術研究会』が開催されます。

 ここで、私は講義と講演を行うことになりました。

20190308as

 講義は『航空機産業の非破壊検査について』と題して、2017年から経済産業省の肝いりで新たに始まった航空宇宙産業向け非破壊検査技術者育成制度に関する解説を中心に、JSNDIが中心になって進めてきたJISに基づく非破壊検査と航空機産業における非破壊検査の共通点を相違点を浮き彫りにします。

 20年間勤務した航空専門学校を定年退職をしてすでに丸7年が経過しました。非破壊検査に関するコンサルティングを主にした自営業を営んできましたが、航空機関連の仕事が多くなってきています。メンテナンス、研究開発、製造現場、技術者育成、航空機産業への参入支援・・・とフィールドも多方面に及んでいます。

 視点を変えてみるといろいろな気づきが出てきます。

にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
ポチッとクリックで応援

続きを読む "航空機と日本刀 北海道機械工業会 検査技術研究会で講義と講演"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧